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市では毎月、報道機関の皆さまに事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。
令和元年5月27日(月曜日) 午後1時15分~午後2時20分
市役所榛原庁舎5階 庁議室
2019年5月27日 定例記者懇談会資料 [PDFファイル/1MB] をご覧ください。
【記者】市民意識調査は資料では3年間しか出ていないが、もっと遡ったものはあるか?
【市長】H23以降のデータを提供する。(資料配布)
【記者】西ノ谷古墳跡は奥ノ谷ビオトープの奥か?
【担当】奥ノ谷ビオトープの奥となる。縦穴式住居の跡地や魚釣りの道具が見つかった。
【記者】市民意識調査の数値は6月末に結果発表されるが、今回の数値は確定か?
【担当】5月10日までの調査期間で、それ以降もまとまった件数が届いている。13日までに届いたものを速報値としているが、それ以降届いている64件は速報値に反映されていない。若干数値が変わってくる。
【記者】空港開港10周年だが、地元牧之原市の恩恵は?
【市長】現状ではアウトバウンドで貢献しており、静岡から外へ行く利便性が高まった。市内の企業には大きな効果があり、特にアジア圏内への利便性が高まったことによる効果があった。インバウンドでの交流人口増加を期待していたが、これが課題となっている。100万人以上の見学者があり、物販施設があればもっと人を呼べると思う。高台開発で賑わい施設、御前崎港のクルーズ船誘致などもある。
【記者】インバウンドの課題は県なのか?牧之原市なのか?
【市長】市の課題であり、福岡便は4便/日あり、北海道便や沖縄便もあるのでもっと市へ来てもらいたい。県内には2,000万人の観光客があり、その半分は伊豆地方である。中部圏内は200万人程度となっている。具体的な商品づくりが必要であり、市単体ではなく広域で連携してプランを作る必要がある。
日本政府はクルーズ船の誘致に力を入れており、クルーズ船はリピーターが多い。御前崎港には魅力があるので日帰り商品の開発が必要。市でも田沼ブームに乗って、ぶらり田沼の旅をクルーズ船と合わせてやることも良いと思う。
【記者】これから空港会社に求めるものは?
【市長】インバウンドで2次交通の整備が重要であり、しっかり取り組んでもらいたい。相良静岡線のバスが空港行のバスと吉田ICで連結したり、空港から高台・高台から菊川駅や掛川駅で連結すれば交通アクセスも向上する。土日は空港駐車場も一杯である。空港会社には空港から高台に自動走行の運行バスなどを運用してもらいたい。
【記者】IRは国の方針提示が遅れるという報道があるが、市にとってはどうか?
【市長】国の基本方針提示が秋以降に伸びるということだが、大阪・長崎・北海道に比べスタートが遅れている。大阪は可能性調査を行い、コンセプト案も作成しているが、本市は何も出来ていない。国へ上げる材料も脆弱である。県が主体となって調査をやって欲しいが、県が国へ申請するのか?県が基礎調査を行うのか?はっきりして欲しい。国の方針提示が延びたということは市にとってマイナスではない。時間をもらったと捉えている。
【記者】市民意識調査の浜岡発電所の結果について、回答それぞれの件数は?
【市長】703件の内、「停止しておいたほうが良い」343件、「安全が確認できれば稼働しても良い」181件、「どちらとも言えない」106件、「分からない」52件、「その他」16件、「未回答」5件となっている。
中電が頻繁に視察会をやっている。視察会へ行った人が「これだけやっている。」と感じている。中電の努力が市民に対して安全が高まったという意見が増えている。
【記者】数値は誤差の範囲ではないという認識か?
【市長】今回の速報値の3年間では大きな差はないが、震災後のH24の数値と比較すると10%近い変化となっている。浜岡発電所への理解が広がっているという認識である。