市では毎月、報道機関の皆さまに事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。
日時
令和8年2月25日(水曜日) 午後1時15分~午後3時55分
会場
市役所榛原庁舎5階庁議室
市長説明要旨
令和8年2月牧之原市議会定例会 市長提出議案について
2月20日に開会した2月定例会における市長提出議案について、補正予算5件、当初予算7件、条例制定1件、条例改正8件、条例廃止1件、その他8件の計30件を上程する。
令和7年度牧之原市一般会計補正予算案(第10号)の概要について
- 今回は、令和7年度予算の10回目の補正となり、補正額は18億3千万円ほどの減額で、補正後の総額は約274億7千万円となる。
- 今回の補正は、国の補正予算により、前倒し実施となる「新基本計画実装・農業構造転換支援事業補助金」などの計上や、利用者等の増加による障害自立支援給付費の増額、普通交付税の再算定に伴う減債基金積立金の追加などのほか、各事業の決算見込みから生じる不用額、市税や企業版ふるさと納税等の決算見込みによる増額を、財政調整基金へ繰り戻すことが主な内容である。
令和8年度牧之原市当初予算(案)の概要について
- 一般会計予算の規模は245億円を計上し、前年度比2億5千万円の減、率にして1%の減少となりましたが、令和7年度に次ぐ、過去2番目に大きな予算規模となった。
- 特別会計及び水道事業会計を合わせた総額は約365億円で、前年度比約1億2,000万円の増、率にして0.3%の増加となる。
- 令和8年度は第3次総合計画前期基本計画の最終年度として、推進してきた様々なプロジェクトが実現に向けて大きく前進する「未来への投資予算」とし、未来を見据えた取組を推進していく。
静波地区沿岸部活性化について
- 静波地区は海水浴場やサーフィンで、県内外から多くの観光客を呼び込んでおり、令和3年度には国内唯一の人工造波施設「静波サーフスタジアム」も整備され、エリア一体となった地方創生を進めることが課題であった。また、市の観光客に対する宿泊者割合は2.6%と、県全体に比べて少ないため滞留時間が短く、観光消費単価が低くなり、イベント等による集客が経済効果に反映されにくく、宿泊機能の強化を含めて取り組む必要があった。
- 関係事業者やエリア内の事業者などと協議し、令和6年9月から市が主体となって、エリア全体を周遊する通年型の活性化構想を作成していく。構想案の策定については持続性のあるエリア開発を行うため、エリアの特長を生かした活性化事業やホテル再生の実績が多数ある「株式会社楽帆」に委託した。
- 令和8年度に事業実施に伴う市の予算を計上しているため、1月から2月にかけて地権者や地区住民など関係者への説明を行い、3月末に、関係者が一堂に会した記者発表を実施したいと考えている。
- 今後は、令和8年度に実施設計、9年度から官民相互の施設整備を進め、令和10年度末には全ての施設整備が完了する予定。
- サーフィンやアウトドアと関連性が強いスケートボードの競技環境と、温浴、飲食、交流などの機能が強化されることで、当市の魅力を更に高める象徴的なエリアができ、市外から多くの交流人口、関係人口を呼び込むことができると考えている。また、温浴や飲食などは地域住民の皆さんの生活の豊かさ、楽しさを高めることになり、定住環境の向上も期待できるものである。市の将来を担う、大変重要なプロジェクトとして、力を入れて進めていく。
令和8年度牧之原市組織体制(案)について
- 第3次総合計画前期計画の4年目を迎えるに当たり、限られた人員と財源の中で、重点戦略・プロジェクトを着実に推進し、より効果的な行政運営を図るため、業務の集約や役割の明確化を基本として、資料のとおり組織体制の見直しを行う。
- 見直しにより、組織力を高め、市民サービスの向上と重点施策の着実な推進を図っていく。
静岡市消防局牧之原消防署榛原出張所落成式及び管理委任書交付式等について
- 当市の消防力の体制強化のため、現在、牧之原消防署が管轄している相良地区と、吉田消防署が管轄している榛原地区について、令和8年4月1日から市内全域を牧之原消防署が管轄し、消防空白地域の榛原地区に牧之原消防署榛原出張所を整備して運用を開始していく。
- 榛原出張所から救急車が出動できる時は、細江、静波、川崎、片浜、勝間田地区については、これまでより救急隊の到着は早くなることが見込まれる。また、静波、細江地区については、救急車到着時間は極めて短縮される。
- 榛原出張所には、細江の元金融機関の支店を改築し、消防ポンプ自動車、救急車各1台、署員10名を配置。運用開始に先立ち、3月22日午前10時から、榛原出張所の落成式及び静岡市消防局への管理委任書交付式を行う予定である。
- 3月30日午前10時30分からは、静岡市消防局牧之原指揮隊発隊式を牧之原消防署にて執り行うと伺っている。なお、榛原出張所での業務開始は、3月31日午後5時15分の夜間業務からの予定となっている。
- 榛原出張所の開所及び指揮隊の発隊に伴い、地域の安全安心につながり、更なる防災力が向上する。
報道提供
- 令和7年度牧之原市夜間地震・津波避難訓練の実施について
- 牧之原市公共施設予約システムの運用開始について
- 相良油田の里公園「原油汲み上げと桜まつり」の開催及び油田資料館のリニューアルオープンについて
- 地域幸福度(Well-Being)指標を活用した政策立案職員研修会の開催について
- 地域おこし協力隊活動報告会・交流会の開催について
- 新しい学校づくり報告会 ~みてみよう!ミライの学校のカタチ~の開催について
- 牧之原市教育委員会表彰表彰式について
- 勝林寺出張展示及びクラウドファンディング達成墓前報告について
2026年2月25日 記者懇談会資料 [PDFファイル/4.72MB] をご覧ください。
質疑応答【要旨】
令和8年度牧之原市当初予算(案)の概要について
【記者】
沿岸部活性化事業について、静波沿岸部のみで関連予算はいくらか。
【担当者】
3億1,000万円である。
【記者】
市長が「通年型」と言葉にしていたが、そのような意識があるのか。
【市長】
海水浴場の来場者が今では10万人を切っている。オフシーズンの営業が厳しいので、通年型の観光にし、人を呼び込む施設として温浴施設やレストランなどを整備する。
【記者】
「小学校体育館空調設置工事」について令和8年度に行うが、学校再編となっても体育館はそのまま残るのか。
【市長】
私はそのまま残す方針である。特に菅山小学校は、放射線防護施設になっているのでそのまま活用する予定。
静波地区沿岸部活性化について
【記者】
SPC資産保有会社に加わるのは、地域のどのような事業者なのか。
【市長】
市内事業者が主要な会社で、3社程度見込まれる。どのような職種の企業かは3月末ごろの共同発表で正式に発表する。
【記者】
SPCに市や(株)楽帆は加わるのか。
【市長】
楽帆は入る。市は今後検討しており、出資者の1人になる可能性もあるが現在は未定。
【記者】
スケボーロードは、演技などできるくらいなのか。規模感を教えてほしい。
【担当者】
100メートル近くあり、競技として行っている人も一般の人も自由に楽しめるような施設を考えている。
【記者】
施設全体(エリア全体)としては、滞在施設になるのか、もっと高級路線なのか、全体のイメージを教えてほしい。
【担当者】
- まずは、サーフィンと相性の良いスケボーを使って、シンボリックな空間をしっかり作っていく。
- 沿道には商業施設や温浴施設も一緒に作ることで、観光地での色々な活動を促進し、通年型でより多くの方々が訪れていただけるようになると思う。
- 高級路線というより、地域住民の利用を見ながら、地域と相性の良いコンテンツを集約するところから始めて、徐々に広げていく中で、高級路線の要素も取り入れていきたいと事業者は考えていると聞いている。
【記者】
SPCは地頭方地区活性化に関わらないのか。そもそも、地頭方地区については以前から進んでいる計画だったのか。
【市長】
そうである。地頭方地区は別である。
【担当者】
- 地頭方地区については地元関係者等と何回か会合をしており、沿岸部活性化としてまずは海浜公園利活用を官民連携で賑わいの場をつくるという発想である。
- 来年度はアウトドアでキャンプやマリンスポーツを楽しめる海岸を目指して、実施設計などを行う計画。
【記者】
沿岸部活性化で市長が込める思いとは。
【市長】
- 本市は、人口減少あるいは少子化について県内でも近隣市町に比べても減少速度が速い。その中で関係人口や観光人口の創出の取り組みをすることによって、そこで働く人や観光客などの移住定住に繋げていく。あるいは注目される魅力のエリアを作ることで、移住定住や雇用創出にも繋がると考えている。
- 我々は非常に厳しい環境にあるが、このような時こそしっかりと種を蒔いて、そして実を成らす。大きな起爆剤として、高台開発に加えて静波エリアのリゾート開発で、持続可能なまち作りに繋げる。200億を超える予算の学校再編もその1つである。
- 財政的にも非常に厳しい中だが、国など様々な財源を使って、活性化に結びつけていくと考えている。
- もう一つとして、空港が大変厳しい。私は空港を核としたインバウンドあるいはアウトバウンドも含めて、社会インフラをいかに活用して、全国から本市に来てもらうかを考えている。来てもらう政策を各市町が取り組んでもらうことによって静岡県はもっと発展し、魅力ある県になると思う。その先駆けとして、本市は空港所在地として取り組んでいきたいと思っているし、国とも協力し組んでいきたいと考えている。
令和7年度牧之原市夜間地震・津波避難訓練の実施について
【記者】
どこがメインとなる会場なのか。
【担当者】
榛原地区は屋上まで避難できる細江小学校で、市長が行く。
相良地区は大きい避難場所であり多くの人数が集まる金刀比羅山で、副市長が行く。
牧之原市公共施設予約システムの運用開始について
【記者】
スマートロックは県内で事例があるか。
【担当者】
- 本市とは別の他会社になるが、県内でも導入事例がある。
- また、今回導入するタイプのスマートロックは浜松市で事例があり、県内初ではない。
勝林寺出張展示及びクラウドファンディング達成墓前報告について
【記者】
衣装などは、勝林寺出張展示以外で今後の活用はあるのか。
【担当者】
先行して勝林寺で行うが、衣装と刀と小道具の譲渡が済み次第、4月下旬ごろに行う史料館の企画展で展示する予定。
【記者】
クラウドファンディングは目標額をかなり上回ったと思うが、その結果の受け止めや刀や衣装の他には何に活用されていくのか。
【担当者】
刀と衣装の他は、返礼品や刀の維持管理費用、「(仮)田沼意次侯顕彰委員会負担金事業」にと考えている。
市出身のパラスノーボーダー「坂下恵里」選手について
【記者】
坂下選手のパブリックビューイングについて決まったことはあるか。
【市長】
放送を確認し、はっきりしたら再度報道提供する。
令和7年牧之原市台風15号に伴う竜巻等災害について
【記者】
竜巻の発災からまもなく半年である。当初出してもらっていたデータ(数字)や、市としてPRしたいことや金額などまとまったことなどを提供してほしい。
【担当者】
2月末締めで提供する。
【市長】
市独自の被災者生活再建支援金について申請が少ないので、その件についても再度周知したい。
【記者】
住宅の応急修理制度について、期限延長の背景はどういうことがあったのか。
【担当者】
- 元々災害救助法の関係で3月4日までだったのが、9月4日まで延長をした。
- 背景は、住宅修理を担う修理業者が手いっぱいの状況になっているという状況である。応急修理とはあくまでも緊急に直さなきゃならないものに対して支払うものであるが、対応できる大工や工務店など業者の数が限られており、1社で何軒も抱えるとやはり時間がかかってしまうというところがある。