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更新日:2026年1月9日更新
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定例記者懇談会【2026年1月8日】

市では毎月、報道機関の皆さまに事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日時

令和8年1月8日(木曜日) 午後1時15分~午後2時55分

会場

市役所榛原庁舎5階庁議室

市長説明要旨

市長あいさつ(新年の話題等について)

明けましておめでとうございます。

元日の初日の出は、大変穏やかな好天に恵まれ、水平線に雲がかかり、少し風もあったものの、午前7時過ぎに見事に初日が浮かび上がる素晴らしい初日の出でした。
この初日に、昨年9月の竜巻災害で多くの市民の皆様が被災されたことから、今年は災害の無い安心して暮らせる年となるよう祈念すると共に、牧之原市の皆様にとって新年が活力あふれ、笑顔輝く希望に満ちた一年になるよう祈念いたしました。

そこで、私の今年の一字は、安心、安全の「安」といたしました。

浜岡原子力発電所の新規制基準適合性審査における基準地震動策定に係る不適切事案について

1月5日、「浜岡原子力発電所の新規制基準適合性審査における基準地震動策定に係る不適切事案があった」と中部電力株式会社(以下、中電)が発表しました。
現在、浜岡原子力発電所3号機・4号機について、原子力規制委員会による新規制基準適合性審査を受けておりますが、地震動評価における代表波選定が、審査会合での中電による説明内容と異なる方法や意図的な方法で実施されていた疑いがあることが確認されました。
当時の審査会合での説明では、基準地震動の策定にあたり、地震動の評価について計算条件の異なる「20組の地震動」を計算し、それらの「平均に最も近い波を代表波」として選定する方法を用いる旨を説明していました。しかし、実際は、意図的に「平均に最も近い波ではないものを代表波」として選定していたということでした。
今回の件については、これまでの信頼関係を覆す由々しき事態と受け止めております。福島第一原子力発電所事故以降、二度と同じ事が起こらないよう様々な対応をしてきたことは承知しておりますが、今回の事案は原子力施設の安全性に対する信頼を損なうものであり、外部の立場から見ても弁明の余地はないと考えます。
中部電力によると、今後、同社から独立した外部専門家のみで構成される第三者委員会を設置し、本事案に係る事実関係の調査・認定、それに基づく評価・原因分析、再発防止策の提言を行うとのことなので、徹底的に調査を行い、調査結果がまとまり次第、当市への報告及び地域への説明をするように求めてまいります。
また、今回の不適切事案については、地域との信頼関係を失墜させる重大な事案と受け止めておりますので、今後は国が安全性の確認・中電への指導強化・安全対策の継続等についてしっかりとした管理監督をするよう、今月21日を軸に経済産業省や内閣府へ、浜岡原子力発電所安全等対策協議会(以下、4市対協)にて要請に行くよう調整をしております。

令和7年牧之原市台風15号に伴う竜巻等災害について

10月11日、牧之原市は市制施行20周年の節目を迎えました。 
20周年記念事業も含め、当市の歴史上に残る一年を振り返ってみますと、9月5日の国内最大級の竜巻被害である「令和7年牧之原市台風15号に伴う竜巻等災害」により、1,300棟を超える家屋が被災し、230棟を超える農業用ハウスが被害を受ける等、市内細江地区を中心に甚大な被害が発生しました。
被災者の皆様は、住宅を修繕しながら被災家屋で生活を続ける方や、応急住宅に入居した方、今後入居予定の方など、新年を迎えても激変した生活環境の中で生活されています。

牧之原市ささえあいセンターについて

12月15日には「牧之原市ささえあいセンター」を開設し、被災者がそれぞれの環境の中で安心した日常生活を営むことができるよう、孤立防止のための見守り支援や、日常生活の相談を行ったうえで被災者を関係機関へつなぐ等の支援を実施しています。
1月7日時点で、被災者への訪問59件、センターでの相談受付3件、電話相談4件であり、被災された皆様は、「自宅の修繕に多額の費用がかかってしまう」や「みなし仮設住宅から、医療機関を受診するための移動手段を確保したい」などといった、不安や困り事等を抱えながら生活されていることが再確認されたため、これまで以上に関係機関が連携し、被災者が一日でも早く安心した生活を取り戻せるように寄り添って取り組んでまいります。

牧之原市被災者生活再建支援金(市独自)について

竜巻等災害により生活基盤に著しい被害を受けた者の生活再建を支援するため、国の被災者生活再建支援制度の対象とならない「半壊」及び「準半壊」の被害を受けた世帯の世帯主に対してよりきめ細やかな支援を実施するため、県が令和3年5月1日に当市で発生した竜巻等災害に限定した補助金制度を参考に、市独自で創設したものです。
支援金については、総額8,200万円が必要となることから、昨年11月の補正予算で今年度の執行見込みとなる2,500万円を計上し、令和8年度予算に残りの5,700万円を計上していきます。財源は、本災害関係で多くの方々からいただいた一般寄付金を活用させていただきます。
対象世帯は、昨年12月上旬時点で、半壊世帯と準半壊世帯合計で450世帯となり、市内に住宅を建設または購入する世帯、被災住宅を補修する世帯、市内に居住する物件を賃借する世帯が対象です。
被災者に寄り添い、きめ細やかな支援を進め、被災者が一日も早く元の安心した生活が送れるように全力で取り組んでまいります。

公費解体・費用償還について

12月23日からは、竜巻等により損壊した市内の被災家屋等について、生活環境保全上の支障の除去及び二次被害の防止を図るため、解体及び撤去を支援する「公費解体・費用償還」の申請受付を開始しました。
対象は被害認定調査において半壊以上の判定を受けた住家であり、担当部署である環境課の職員と専門のコンサルタントの合計3人が1チームとなり、合計2チームが1日各4件の合計8件、毎週火曜日と木曜日に申請を受け付けています。
現在まで、公費解体の申請受付8件、費用償還の申請受付3件、相談4件を行っています。
さらに、今月15日からは申請受付の対応チームを一つ増やし、1日12件に受付枠を拡大し相談体制の強化を図っていきます。今月の受付枠76件に対して、1月7日時点で予約が29件と、受付枠にまだまだ余裕がある状態です。
窓口では、申請だけでなく相談のみも受け付けておりますので、市民の皆様にはこの機会を活用いただきたいと考えております。

道の駅「そらっと牧之原」について

昨年開駅した道の駅「そらっと牧之原」は、当初計画を大きく上回る5か月で50万人が来場し、開駅後初の年末年始の来場者がおよそ11万人を超え、まさに牧之原市の新たなランドマークが誕生しました。
計画策定から指定管理者の公募、開駅まで、当初の目標である、目的地として訪れていただく道の駅ができたと考えております。

牧之原市消防団出初め式について

昨年10月に、牧之原市消防団女性消防隊が静岡県代表として「第26回全国女性消防操法大会」に初出場し、惜しくも入賞とはなりませんでしたが、1年半以上にわたった訓練の成果を存分に発揮してくれました。
今月11日の令和8年市消防団出初め式において、全国大会の出場隊と、長期間ともに訓練してきた予備隊の2隊による操法披露を実施させていただきますので、ぜひ取材いただきますようお願いします。

田沼意次侯関連事業について

昨年はNHK大河ドラマが1年間にわたり放送され、郷土の偉人である田沼意次侯が、主要人物として念願の大河ドラマ登場となりました。
大河ドラマを機に、松平定信公の福島県白河市、蔦屋重三郎の東京都台東区、喜多川歌麿の栃木県栃木市など、新たな交流も生まれました。
江戸中期に幕府の財政を立て直し、商業改革などを実施した「稀代の政治家」である意次侯を顕彰するとともに、全国にその功績や「牧之原相良」を発信することができたと考えております。

そして、大河ドラマの放送終了に伴い、史料館で約1年間開催した企画展もいよいよ今月12日までとなりました。
これまでの来館者数は6万人を突破するなど、大河ドラマの影響もあり大盛況であります。まさに「ありがた山!」。大河ドラマの主人公のごとく、閉館日まで駆け抜けて行ってもらいたいです。

田沼家ゆかりの名刀お国帰りプロジェクトと史料館企画展について

意次侯絡みの話題としては、田沼家ゆかりの名刀お国帰りプロジェクトを現在実施しております。
この「意次侯の父である意行公由来の刀」のクラウドファンディングについては、11月10日から実施し、1月7日時点で目標金額500万円のおよそ9割である438万円を70人以上の方々にご支援いただいておりましたが、先ほど大口の寄附がありましたので当初の目標を達成することができました。まさに「ありがた山!」。誠にありがとうございます。

大河ドラマの余韻に浸り、今月から開催する市史料館企画展「ありがた山です!田沼意次」展の中でも、刀の現物を期間限定で展示させていただきます。
当初の目標が達成できましたので、今後はドラマで使用された意次侯にまつわる衣装や小道具の購入費用に活用できるようクラウドファンディングを継続させていただき、ドラマのレガシーとして継承していきます。

牧之原市制施行20周年記念式典について

市制施行20周年記念の集大成として開催する式典につきまして、1月7日時点の出席者数は約330人と非常に多くの方々に出席いただき、盛大に開催させていただく予定です。
その中には、「静岡まきのはら大使」として活躍中の女流棋士である加藤桃子女流四段と、同じく大使で「2023ミス・ユニバース日本代表」の宮崎莉緒さんも出席予定です。

国の重点支援地方交付金などを活用した物価高対策について

国の令和7年度補正予算で計上された物価高騰交付金が、当市に対しては約4億5千万円が交付されます。
当市では、令和6年度からデジタルポイント「まきペイ」を導入しており、市内の登録店舗で「まきペイ」を使った買い物に対するポイント還元や、子育て世帯向けのポイント交付などを通じて、物価高騰に係る生活者支援と地域事業者の支援を両立してきました。
当市の考えとしては、今回の物価高騰対策においても「まきペイ」を活用し、市内の対象店舗で買い物ができるデジタルポイントと紙の商品券を組み合わせた仕組みで市民の皆さんに配布することを、目玉事業として考えております。
ポイントの配布方法としては、二次元コード付きカードを各家庭に郵送し、スマートフォンなどで読み込んでデジタルポイントとしても、紙の商品券としても使用できるようにし、市民の皆さんが誰でも利用できるよう配慮してまいります。
交付するポイントについては、市民一人当たり6,000円分で、高校生以下の子どもには更に10,000円分を追加交付していきたいと考えております。予算額としては、総額約3億円を見込んでいます。なお、予算については、市議会2月定例会に上程し、市議会の議決をいただいた後に速やかに実施していきたいと考えております。

 

今年は、「丙午」であり、挑戦することで大きな飛躍が生まれます。
第3次総合計画前期4年の最終年となることから、引き続き総合計画を着実に進め、市の大きな課題である若者の減少や少子化に歯止めをかけ、住む魅力や産み育てる地域の魅力を高める取り組みを行い、市制施行20年の歩みを礎に、持続性のあるまちづくりを実現してまいります。
どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。

報道提供

  • 令和8年牧之原市消防団出初め式の開催について
  • 牧之原市制施行20周年記念式典の開催について
  • 令和7年牧之原市台風15号に伴う竜巻等災害に係る「牧之原市被災者生活再建支援金(市独自)」の支給について
  • まきのはら協奏曲~第10章~及び新茶祈願祭について
  • 牧之原市社会福祉大会の開催について
  • 令和8年牧之原市はたちの集いについて
  • 市史料館企画展「ありがた山です!田沼意次」展の開催について
  • 市指定文化財「平田寺本堂」屋根替修繕及び瓦寄進について

2026年1月8日 記者懇談会資料 [PDFファイル/1.94MB] をご覧ください。

質疑応答【要旨】

浜岡原子力発電所の新規制基準適合性審査における基準地震動策定に係る不適切事案について

【記者】
このことについて最初に聞いた時、市長は率直にどう感じたか。
【市長】

  • 地震動を改ざんするのはありえないことであり、嘘ではないかと驚いた。今までの取組が水の泡である。
  • 今のままでは耐震性に欠けるかもしれない、地震に耐えられないかもしれないので改ざんしたのかもしれないという疑念を抱かれても仕方ないのではないか。

【記者】
市としては、どこに注目していきたいのか。
【市長】
第三者委員会は中部電力(以下、中電)が選定した委員であり、操作はないと思うが、国がしっかりと管理、監督を厳重にして、真実や事実を検証していただきたい。

【記者】
地域住民に対して、中電はどう対応するべきか。
【市長】

  • 第三者委員会の結果がいつ出るか分からないので、その間も不安は付きまとうと思う。結果を待つよりも、まずは不適切な事案を起こしたことに対して、市や議会、市民に対してしっかりとした説明をしてほしい。不安は解消できないかもしれないが説明責任を果たすことが重要である。
  • 市としては、安全対策として、避難訓練などのソフト対策も引き続きしっかりしていきたい。

【記者】
中電に対する信頼感や再稼働に対して、現時点で市長の考えは変わったか。
【市長】

  • 信頼は得るには大変だが、失うのは一瞬で、憤りを感じる。
  • 私は元々、再稼働についてはまだ議論する時期ではないと思っていた。再稼働については見通しが立たないと思っている。

【記者】
4市対協の市や以外の関係市町にも、説明をするように働きかけていくのか。
【市長】
そもそも謝罪という問題ではない。自分が行うというよりは、まずは4市町が意思疎通を取っていくこと、その後でUPZ圏内など関係市町に対して対応する必要はあると思う。
【記者】
電話で4市と対談したということだが、意思疎通は順調だったのか。もしくは、今後すり合わせが必要であると考えるか。
【市長】
意思疎通はできていると思った。

【記者】
1月21日の要望は、避難道路などの要望に加えて、今回の内容も入るのか。
【市長】

  • そのつもりでいたが、今回は要望というよりも「要請」。具体化充実化に向けて再稼働や安全対策、今回の不祥事について中電に対して国が管理・監督してもらいたいということ、第三者委員会についても国が審査・確認してほしいということを要請に行く。
  • 4市対協は怒り心頭であり、4市が思っていることをぶつけに行く。避難道路の要望などは改めて時期を見て行う。

【記者】
問題が発覚したときに、中電は市に説明にしに来たのか。
【担当者】
中電職員が私のところへ、プレスリリース直後に資料を提示して簡単な説明に来た。

【記者】
説明の場というのは、公式の場で説明を求めたいということか。
【市長】

  • 私としてはまず、私に説明した後、幹部職員にも説明し、議会にも全員協議会などに来て説明をしてもらいたい。正式な形で、最低限しかるべき立場の人が来て説明してほしい。
  • 今回の事象は重大さが違い、基準地震動を捏造するのは許しがたく、ありえないことをした。中電の体質として、どこに問題があったのか調べる必要がある。

【記者】
牧之原市の市民意識調査で、「再稼働容認」の意見が「停止しておくべき」を上回っていたと思うが、市民の感情を考えると今後変わると思うか。
【市長】

  • そもそもの質問の仕方を変えるべきだと個人的には思う。次回質問する際には単純に同じことを聞くのではなく、浜岡原発の不祥事について市民がどう思うかを質問に入れることを検討してもいいのではないか。
  • しかし、これまでずっと同じ設問で聞いているので、質問の範疇を超えることはできないかもしれない。

「令和7年牧之原市台風15号に伴う竜巻等災害」について

【記者】
来月から公費解体が始まるが、被災後4カ月が経つ中で復旧は順調だと思うか。
【市長】

  • もう少し前倒しできないかとは思っているが、未経験のことなので致し方のない事もある。
  • 支援方法なども一生懸命伝えているつもりでも伝わっていなかったら意味がない。個別訪問などでも丁寧な説明をしていくべき。

【記者】
市民に聞き取りを行っている中で、どのような困り事がありそうか。
【市長】

  • 復旧していく中で、業者への対応やお金の問題などがあると聞いている。人それぞれ困り事は違うので、カバーできるようにささえあいセンターを開設した。
  • 国の制度は「半壊」未満に適用されないので、市独自制度を立ち上げて支援していく。市内外から寄せられた一般寄附金を利用し、半壊未満の人たちにも手厚く支援していきたい。

【担当者】
ささえあいセンターには、車両が被災し病院などに通う手段がないという声もある。会議で話し合い、対応を検討していく。

牧之原市制施行20周年記念式典の開催について

【記者】
第2部のトークショーは堅い内容なのか。それとも、笑いなどを交えた内容になるのか。
【担当者】
松村さんがモノマネや雑談を交えるということなので、フランクに話すと思われる。当市の学芸員も登壇するため、意次侯の紹介や史実などももちろん話す。

「牧之原市被災者生活再建支援金(市独自)」の支給について

【記者】
初日の1月13日に申請した人が2月上旬の支給になるのか。どのタイミングで出しても1カ月程度で支給されるのか。
【担当者】
不備がなければ、申請から1カ月程度での支給を予定している。

市史料館企画展「ありがた山です!田沼意次」展の開催について

【記者】
クラウドファンディングの目標500万円を達成した日はいつか。
【市長】
本日である。
【記者】
目標に達したが、次の目標金額はどうなるのか。
【市長】
1月30日までに、次は800万円を目標にして行う。

【記者】
購入はいつになるか。
【担当者】
3月頃に購入予定である。現在は藤枝市郷土博物館で展示しているので、所有者に許可をいただき2月1日までは先行展示となる。その後、令和8年度に行う予定の企画展で展示する。

市指定文化財「平田寺本堂」屋根替修繕及び瓦寄進について

【記者】
屋根替修繕は約100年くらいに1回行うものか。
【平田寺住職】

  • そうである。前回の更新が昭和6年であり、今回は少し厚い銅板を使うので、約100年保つと思われる。
  • 4月15日に着工となるので、現在の緑色の屋根を見ることができるのは4月末頃までである。

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