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更新日:2023年4月25日更新
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定例記者懇談会【2023年4月25日】

市では毎月、報道機関の皆さまに事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日  時

令和5年4月25日(火曜日) 午後1時15分~午後2時

会  場

市役所榛原庁舎5階庁議室

市長説明要旨

市内茶況について

基幹産業である茶業について、気温は2月が低め、3月は高めに推移したものの、中旬の低温の影響を受け生育が停滞した。その後は例年よりも早く茶葉が生育し、20日頃から本格的な摘採を開始している。また、例年実施している茶工場などへの激励訪問については訪問を開始しており、その際に、茶葉の傷みや生長停滞などから減産など厳しい年になるかもしれないという不安な声も聞かれた一方で、ブランド化や、体にやさしい減農薬や輸出を視野に入れた茶栽培といったポジティブな話も伺った。
今年の冬は寒さが厳しかったことから、茶樹が充分に休眠できており、5月2日の八十八夜ごろには旨味も増し、良質なお茶ができると言われている。市としては、茶業振興協議会を通じ消費拡大や販売促進に資する支援を行っていく。
また、先日静岡市長が来庁された際、オール静岡でお茶に関して取り組もうという話になった。5月17日には山梨県岡島・ココリで藤枝市とタッグを組んで、新茶の販売会を1週間行う。

第45回さがら草競馬大会について

第45回となる「さがら草競馬大会」が、いよいよ週末に開催される。この草競馬大会は、日本で唯一、砂浜の周回コースで行われるイベントで、牧之原市を代表するイベントになっている。現在、重機による砂浜コースの整備や、大会本部や放送席の設置、榛南青年会議所の有志の皆さまがビーチクリーンを実施するなど、開催に向けて準備が整っている。
会場内では、地元飲食店や農家20店舗が自慢の一品や特産品を販売するほか、山梨県甲州市特産品のワイン販売など、計47店舗が出店を予定している。その他、ポニーのふれあい体験コーナーや、人間草競馬レースなどお子様向けのイベント、写真コンテストも行われている。地頭方海浜公園では、サップ体験もあり、催し物が盛り沢山となっている。

第2回パラサーフィンフェスタ2023について

4月22日から24日の3日間、日本国内「初大会」にして「最大規模」となるパラサーフィンの国際大会「第2回パラサーフィンフェスタ2023」が静波サーフスタジアムにおいて開催された。国内外で活躍するパラサーファー(4か国・41人)が世界一を目指し、最高のパフォーマンスが披露され、目標の3,000人の来場者を上回る3,258人が来場し、無事閉会した。ご後援を頂いたスポンサー企業の皆様、連日サポートを頂いたボランティアの皆様、田中理事長を始めとするスタッフの皆様に感謝している。
私が感動したパフォーマンスは、世界チャンピオンであり、10点満点を2回連続出して優勝したMark Mono Stewart選手(オーストラリア選出)のパフォーマンスである。チューブの波の中に入り、その中から抜け出す技は見事だった。エキシビションで披露した、井上三兄弟の三刀流(ロング、ショート、サップ)のパフォーマンスも最高だった。
閉会式では出場選手が互いの演技を讃え合い、深い絆と友情が培われていた。田中理事長からは、「来年も開催する。選手の皆さんは来年も必ず来る。牧之原市に根付くイベントにしていきたい」とお言葉をいただいた。私としても、来年も大会を誘致するとともに市を代表するイベントの一つとなるよう支援していく。
パラサーフィンは、2028年ロサンゼルス・パラリンピックの実施競技として、追加検討がされている。「誰もが波に乗れるまち牧之原」を合言葉に、スポーツツーリズムのまちづくりを推進していく。

​​CIO補佐官委嘱状の交付、幹部職員向けDX講話について

最近メディアなどで、AIの「チャットGPT」が注目されているが、昨今のデジタル技術の進歩や革新性は非常に目覚ましいものがある。市においても、第3次牧之原市総合計画の中で、重点戦略・プロジェクトとして「DXの推進」を位置付けており、人口減少社会の様々な課題解決のためにはデジタル技術の活用が欠かせない状況である。
そうした中で、DX推進の取組を一層強化するため、専門的知識を有した「ICT人材」として、川口弘之氏にCIO補佐官をお願いすることになった。川口氏は、東京都港区の情報政策監をはじめ、省庁や全国の自治体においてCIO補佐官を歴任するなど、専門的知識だけでなく行政にも精通している方である。今後、川口氏には、豊富な経験と知識を活かし、市のDX推進について広くアドバイスをいただくとともに、職員向けの研修などを実施していただく予定である。5月18日には、委嘱状交付式を行った後に、引き続き幹部職員向けの講話を開催する。

​クリストファー・ムーア氏招聘事業について​​​

2020東京五輪女子サーフィンで金メダルを取ったカリッサ・ムーア選手のコーチであり、父親のクリストファー・ムーア氏が、家族2人とともに、4月27日から約1週間、市内に滞在する。
クリス氏は、サーフィンのコーチングに定評があり、昨年11月にカリッサ選手と共に来日した際も、日本サーフィン連盟ジュニア強化選手に対し、熱心に指導する姿が見られた。このことから、今回、日本サーフィン連盟の特別コーチとして招かれ、ナショナルトレーニングセンターと位置付ける静波サーフスタジアムで、U16強化指定選手にコーチングすることになった。
当市としても、今回の来日を好機と捉えて、滞在中には、12月に計画するムーア・アロハ財団ミニ合宿の調整や、「まきのはらジュニアズアクションスポーツクラブ」の子どもたちとの交流、さらに「まきのはらシティプロモーションアドバイザー」への委嘱を予定している。

シティプロモーションアドバイザー委嘱式について​​​

本市のシティプロモーション政策を戦略的、かつ効率的に推進するため、今年4月に「まきのはらシティプロモーションアドバイザー制度」を設置した。アドバイザーは、最大3人で、シティプロモーションの分野で活躍する人や、ホストタウン推進事業の分野で活躍する人、地域資源のブランド化において実績のある人などを委嘱するものである。
今回、ジョン・オオモリ氏、クリストファー・ムーア氏、利重和彦氏の3名を委嘱させていただき、本市のシティプロモーション事業などの企画立案や、実施へのアドバイス、あるいは本市のイメージの向上を図るための事業への協力を行っていただく。5月1日に委嘱式を開催する。

その他報道提供

  • 相良海岸清掃活動について
  • 牧之原市戦没者戦災死者追悼式について
  • 牧之原市子育て支援センター相良「あそぼっと」開所式について
  • 「静岡牧之原茶」新茶サービスについて
  • 山梨 岡島・ココリ新茶販売会への出店について
  • 「徳川家康御鷹場 相良御殿印」の販売にについて

2023年4月25日 記者懇談会資料 [PDFファイル/3.48MB]をご覧ください。

質疑応答【要旨】

【記者】
海水浴場開設の日程はいつからか。海の家の出店の予定はどうか。
【市長】
7月中旬を見込んでいる。5月10日の運営委員会で決定する。昨年のさがらサンビーチはワゴンカーのみの出店だったが、今夏は海の家が1軒出店予定である。
【記者】
新茶サービスはいつ頃から行っているのか。
【市長】
牧之原市が誕生してから行っている。新規採用職員がお茶の入れ方教室を受講後、サービスにあたっている。
【記者】
クリス氏へ取材のタイミングはあるのか。
【企画政策部長】
4月29日10時からのNSAジュニア合宿(サーフスタジアム)または5月1日15時からの委嘱式が適切である。新茶シーズンのため、委嘱式では茶娘など華やかな雰囲気を演出する予定である。

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