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4月25日、東京都など4都府県に発令された緊急事態宣言に基づき、牧之原市新型コロナウイルス感染症対策本部を設置しました。
今回の緊急事態宣言を受け、市民の皆さまに新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた市長からのメッセージをお伝えします。
4月25日、菅内閣総理大臣より、東京都など4都県に『緊急事態宣言』が発令されました。
宣言による「対策の基本的対処方針」では、飲食店や大型商業施設等への休業が要請されるなど、人の移動(人流)を抑制するための様々な方針が示されています。
一方、小中学校の一斉休校は求めず、オンラインも活用しながら通常の授業を実施する方向性も示されています。
現在のところ静岡県は対象地域に指定されていませんが、隣接県での感染拡大や全国各地で感染力の強い変異株が急増していることから、これまで以上に慎重な行動が求められることとなります。
特に、これから始まる大型連休に向けて、こうした感染拡大地域との往来は極力回避し、自らの感染と変異株ウイルスの持ち込みに注意することが大切です。
また、これら感染拡大防止策の徹底とともにワクチン接種につきましても、5月3日から高齢者対象の予約受付を開始し、同月17日から集団接種や医療機関での個別接種を開始します。段階的に接種を行いますので、少しお待ちいただく場合もありますが、ワクチンは希望される全ての方が接種できるよう供給されますのでご安心ください。
市民の皆さまには、変異株が主流になりつつある状況下において、今が「感染拡大を防ぐ正念場」であることを再認識していただき、手指の消毒、マスクの着用など新しい生活様式に従って「うつさない、うつらない」を徹底し、感染防止対策に取り組んでいただくよう改めて強くお願い申し上げます。
令和3年4月26日
牧之原市長 杉本 基久雄