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令和5年10月10日(火)、東京大学大学院医学系研究科 総合放射線腫瘍学講座 特任教授としてご活躍されている 医学博士 中川恵一氏を講師にお招きし、「がんと放射線」と題して議員勉強会を開催しました。
中川氏からは、福島第一原子力発電所の事故による現状を踏まえ、がんと放射線の関係、放射線による健康への影響や、ALPS処理水の海洋放出の影響などについて、事例を交えながら「がんと放射線」に関する基礎的なことを中心に、わかりやすく説明していただきました。
また、学習指導要領の改正により、小学校・中学校・高等学校では、「がん教育」が明記されるようになり、子どものころからがんの正しい知識を知ることは生きる力になることなど、学校における「がん教育」の大切さについてもお話されました。
中川氏からの説明を受け、議員からは「放射線治療が普及しない理由は」、「がん教育は公立・私立とも実施することになっているのか」といった質問があり、それらの質問に丁寧に答えていただきました。
今後も、本日の勉強会で学んだことを生かし、議会活動・議員活動に取り組んでいきます。