市では毎月、報道機関の皆さまに事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。
日 時
令和元年6月28日(金曜日) 午後1時15分~午後2時05分
会 場
市役所榛原庁舎5階 庁議室
市長説明【要旨】
- 職員の処分について
6月19日、酒気帯び運転で交通事故を起こし逮捕された職員について、懲戒処分を行った。市長・副市長は減給10分の1を1ヶ月行うため、7月臨時議会で諮り8月の給料を減給する予定。関係職員の処分として、総務部長と管理情報課長は口頭による厳重注意を行った。市民の皆様の信頼回復に向けて、職員の綱紀粛正を徹底する。7月末まで職員同士の酒宴会を控える。交通安全講習会を実施する。アルコールチェッカーの購入とチェックなども考えている。
- 6月議会について
さがら子生れ温泉会館条例の改正条例が否決され残念であったが、当局も重く受け止めている。1日券廃止など現条例にあった運営に努め、利用者の方にも分かりやすい条例の改正を行いたい。
高齢者の運転免許を自主返納した場合、証明書の発行に手数料が1,000円かかるので、その助成制度も検討したい。併せてタクシー・バスチケット助成も検討していきたい。また、防犯カメラについても現在3小学校に設置されているが、今後市内全ての小学校に設置していきたい。これらの予算を9月議会に上程したい。AI自治体を目指しており、LINEやグーグルの導入に向けて、事務事業の洗い出しをして、何が出来るのか検証する。来年度にAI推進室を設置したい。
- 市民トークについて
昨日6月27日に萩間地区からスタート。本日6月28日は相良地区で開催する。残り9会場もあるので取材をお願いしたい。
- 山武市と災害協定の締結、一宮町の表敬訪問について
6月20日に千葉県山武市と災害協定を締結した。当市としては、県外との自治体と締結するのは11番目となる。山武市は、九十九里海岸のほぼ中央で約8kmの海岸線があり、人口も約5万人と本市と同規模の自治体である。
翌日は、東京五輪サーフィン競技の開催地である一宮町を訪問した。山武市から車で50分程度の場所にある。大会会場には施設がほとんど出来ておらず、仮設スタンドもなく立ち見の見学となる。また、トイレも建設しておらず、これから設計をするとのこと。背後地に約10haの保安林があり、許認可に1年半かかったが、これから保安林を4ha整備する予定。
空港利用者数は70万人、見学者も100万人を超え多くの人が空港を訪れている。空港を見に来る人たちの施策が必要。
- リニアとJRについて
県やJRから資料などで情報提供はあるが、どれだけの水量が減少するのか、しっかりとして数字が示されていない。現段階で計算できるのか不明である。現状の技術の中で、具体的に毎秒2トン減ったらどうするのか示されていない。JRが恒久的な対策をすべきである。例えば、東京電力に毎秒2トン売っている水を大井川へ戻すことも対策である。
地域振興策については、沿線の県や都を味方につけてJRや国へ働きかけて進めるべきである。静岡空港でも隣接事業として全体で100億円の地域振興策を行っている。ゴミ処理施設にしても、地域振興策でまちづくりをやっている。JRの社長は「リニアが通過する地域に振興策はやらない。」と言っているのはおかしい。地域振興はやるべき。
観光DCキャンペーンについても、JRは市町から負担金を出させて儲かっている。JRは地域振興策をやっていない。人吉市などでは豪華列車をJR九州が走らせているが、東海道線でも豪華列車を走らせる、空港までJRを延伸する、新幹線新駅を設置する、など地域振興策をやるべき。
本市は飲料水、農業・工業用水など全てを大井川から取水しているので、水量を減らしてはいけない。まず対策をしっかりやって、そして地域振興策をやるべきと考えている。
資料説明
- 令和元年度牧之原市市民意識調査結果(一部抜粋)について
- 子ども子育て課所管施設の安全安心対策について
- 牧之原市立図書館基本計画(案)に係るパブリックコメントの実施について
- 第7回中日書道交流展及び静安区との文化交流について
その他報道提供
- 身近にある危険なブロック塀や石積の点検についての周知について
- 牧之原市×スルガ銀行 サイクリングプロジェクト「牧ポタ」始動について
- 田沼意次侯生誕300年記念オリジナル切手シートの販売について
- 意次通信第4号の発行
- マリンスポーツフェスタの開催
- 海水浴場「料金免除駐車券」
2019年6月28日 定例記者懇談会資料 [PDFファイル/3.08MB]をご覧ください。
質疑応答【要旨】
【記者】日曜日の海開きの開始時間は?
【担当】10時から開始で、今年は子ども達の初泳ぎはやらない。雨天の場合は、警備本部での式典のみ。
<外部リンク>
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