ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 市長の部屋 > 定例記者懇談会 > 2024年度 > 定例記者懇談会【2025年2月26日】

本文

更新日:2025年3月4日更新
印刷ページ表示

定例記者懇談会【2025年2月26日】

市では毎月、報道機関の皆さまに事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日時

令和7年2月26日(水曜日) 午後1時15分~午後2時50分

会場

市役所榛原庁舎5階庁議室

市長説明要旨

​高校の授業料の無償化について

報道されていたが、この無償化の動きにより、私立高校へ希望者が流れて公立高校の定員割れが促進されるではないかと、私は危惧している。

県議会代表質問での「輸出用茶園800ヘクタールの創出」について

  • 突然このような話が出たが、生産量を挽回していくのか、茶農家がどのようにシフトしていくのかも含めて、県は関係者と対話して全体のビジョンを示すべき。
  • ​もっと現場や業界の現状を知るべきだと思う。そして、行政と生産者と茶商が一体となって、出口戦略を考えていかないといけない。

静岡県大井川流域8市2町を対象にしたJR東海のリニアの住民説明会について

  • 今後のスケジュールを含めて、JR東海は高速長尺先進ボーリングをどのように行っていくのか、なぜ問題が発生したかなどを明確に説明するべき。
  • 最初から報道機関をシャットアウトするのはなぜか。JR東海は本当に地域住民の理解を得ようとして行う説明会なのか疑うところである。

令和6年度2月牧之原市議会定例会 市長提出議案について

今定例会は、2月25日から3月25日閉会までの29日間の会期で、市長提出議案として、補正予算4件、当初予算7件、条例制定1件、条例改正18件、条例廃止1件、その他9件の計40件を上程する。

令和6年度牧之原市一般会計補正予算案について

  • 令和6年度予算の9回目の補正で、補正額は2億9千万円ほどの減額、補正後の総額は約233億6千万円となる。
  • 今回の補正は、国の補正予算により実施する住民税非課税世帯への物価高騰対応重点支援給付事業や、静岡県大井川広域水道企業団への出資金、旧片浜小学校施設改修負担金のほか、各事業の決算見込みから生じる不用額、市税等の決算見込みによる増額などを、財政調整基金へ繰り戻すことが主な内容となっている。

令和7年度当初予算案について 

  • 一般会計予算の規模は247億5千万円を計上し、前年度比30億5千万円の増、率にして14.1%の増加となり、過去最大の予算規模となった。
  • 特別会計及び水道事業会計を合わせた総額は363億8千万円で、前年度比31億8千万円の増、率にして9.6%の増加となった。
  • 令和7年度は第3次総合計画の3年目となり、前年度に引き続き、基本構想における将来都市像などの実現に向けて、人口減少や少子高齢化などの喫緊の課題に対応すべき5つの重点戦略・プロジェクトを積極的に推進するものとして編成した。

市制施行20周年記念事業「ラジオ深夜便のつどい」の実施について

  • 20周年記念事業のひとつとして「のど自慢」などのNHK公開番組の開催を申請していたが、このたび1990年から続くNHKの人気ラジオ番組「ラジオ深夜便」の公開収録を当市にて開催する発表があった。
  • このイベントは、地元ゆかりの著名人のゲストトークや、番組進行役が会場に集まった皆さんからの質問に答えるコーナーなど盛りだくさんの内容を通じて、会場に訪れた皆さんと番組進行役が交流を深めながら進めるもの。
  • 開催日時は4月19日(土)午後1時30分開演で、会場は「相良総合センターい~ら ホール」となる。
  • 本事業は、当市とNHK静岡放送局、NHK財団との共催となり、市としては市民の皆さまが公開収録に参加できる貴重な機会となるため、積極的に周知していく。

市制施行20周年記念ロゴマークの決定について

  • 昨年11月から12月にかけて作品募集を行ったところ、全国各地や海外から合わせて238作品もの多くの応募があった。最終候補の4作品については、インターネットによる一般投票を行い、投票総数1,812票と多くの投票をいただいた。
  • 最優秀賞は、榛原中学校2年生の近藤琉稀さんが作成した、市の特徴や豊かな地域資源をふんだんに盛り込み、色鮮やかで誰にでも親しみやすいデザインに決定した。地元中学生の作品が選ばれたということで、市として大変誇らしく思う。最優秀作品の得票数は全体の過半数を獲得した。
  • この作品を記念事業のシンボルとして幅広く活用し、20周年の節目を祝う機運の醸成を図っていく。
  • なお、最優秀賞の近藤さんへの表彰式を、この記者懇談会終了後に執り行う。

市内初の人工芝グラウンドの完成式開催について

  • 平成27年にスポーツ協会サッカー部から、約2,000人の署名が付いた要望書をいただいたところから検討が始まり、念願の市内初となる人工芝グラウンドが来月完成することに伴い、完成式を開催した。
  • 日時は3月23日、完成式は午前10時から、こどもラグビー体験教室は午前11時から。会場は「相良総合グラウンド」となる。
  • 3月30日には榛原サッカー協会主催によるサッカーフェスティバルが行われ、市内のサッカーチームによる交流戦や藤枝MYFCによるサッカー教室が行われる予定で、改めて情報提供させていただく。
  • 4月の供用開始以降は関係機関と連携し、GasOneアリーナ牧之原とともにスポーツの拠点施設として、各大会やリーグ戦を開催していく。
  • また、スポーツ合宿等を行う団体に対し、1人あたり1泊1,000円を補助する「スポーツ合宿等事業費補助金」を活用し、県内外から多くの人を呼び込み、市内に滞在いただくことによって、賑わいの創出や地域経済の活性化を図っていく。

報道提供

  • 第31回全国花のまちづくり牧之原大会の参加者募集について
  • ホストタウン推進事業の実施について
  • 「外国籍住民向け防災講座」の開催について
  • まきのはら協奏曲(コンチェルト)~第9章~及び新茶祈願祭について
  • 牧之原市文化財特別公開について
  • 牧之原市教育委員会表彰 表彰式について

2025年2月26日 記者懇談会資料 [PDFファイル/7.38MB] をご覧ください。

質疑応答【要旨】

令和7年度当初予算案について

【記者】
令和当初予算で、教育について大きく予算を割いたことについて市長の思いを聞かせていただきたい。
【市長】

  • 義務教育学校2校について、今夏には事業が実施段階に入り、用地買収や遺跡の発掘調査など本格的に着手することになる。着々とその計画が推進していくことによって次代を切り拓く学校作りを目指し、ハード整備はもちろんソフト面も充実させ、「新しい学校で学びたい・学ばせたい」という子育て世代の皆さんに定住していただきたい。
  • 教育のDXの推進ということで、AIソフトや生成AIサービスの活用を県下で初めて導入する。

【記者】
今回の当初予算で「創出・商業・創造」予算とあるが、積極的なものなのか。
​【市長】

  • 超積極的である。厳しい財政状況ではあるが、土木費や民生費、総務費、商工費など様々な分野で伸びている。
  • 少子化に対応する予算編成であり、「新しい学校で学びたい」「そのままこの地域で住みたいと」という思いで移住定住をしていただけるよう持っていきたいと思っている。
  • 「日本一女性にやさしいまち」として、令和4年度から少子化対策に向けての不妊治療助成もやっている。実績として、母子手帳交付の約10%が不妊治療助成を受けた人、全出生者数の約4%が先進医療助成を受けた人である。

【記者】
牧之原消防署榛原出張所について、牧之原市は静岡市消防局の管轄だが、出張所の整備などの費用負担は牧之原市だけなのか、それとも他の市町もなのか。
【市長】
静岡市消防局に委託しているのは業務運営のことである。出張所などの建設は、各市町村が対応するというのが現行ルールであるので、市が行う。

まきのはら協奏曲~第9章~及び新茶祈願祭について

【記者】
例年行っていた「新茶まつり」と同じ内容なのか。
【市長】

  • ​凍霜害の影響を受けず、多くの人に訪れてもらえるように、昨年からい~らで行うようにした。
  • ハウス新茶の手摘みはやめてしまったようなので、今回新茶の手もみや試飲はできない。

牧之原市文化財特別公開について

【記者】
今回現地での公開が初めてということだが、博物館などで公開されたのは何年前なのか。それは珍しいことなのか。
【担当者】

  • 平成22~23年頃に一度京都国立博物館で勅書とご本尊の公開をされたので、12~13年ほど前である。
  • 原則非公開にしているので珍しいことだと思う。
  • 奈良の国立博物館でも、30年以上前に2度ほど展示したことがある。​

【記者】
それは、勅書とご本尊のどちらのことか。
【担当者】
​どちらともである。
【記者】
西山寺のご本尊はどうなのか。
【担当者】
西山寺は博物館の記録もないため、絶対とは言えないが、少なくとも近代に入ってからは初めてと認識している。

【記者】
勅書はどういった内容の物なのか。
【担当者】
要約すると、「天下太平と万民和楽を祈願しており、仏教の力で国を守ってほしい」という内容である。

【記者】
今回、聖武天皇の勅書を現地で初公開する理由は何故か。
【担当者】
13年に一度のご本尊の一般公開にあわせた。また、今までに一般公開したことがないこともあり、「見たことがない」という方もいらっしゃるので、せめて地域の方々に還元したいと意味を込めた。

 

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)