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更新日:2024年4月5日更新
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定例記者懇談会【2024年4月4日】

市では毎月、報道機関の皆さまに事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日  時

令和6年4月4日(木曜日) 午後1時15分~午後2時25分

会  場

市役所榛原庁舎5階庁議室

市長説明要旨

中日ドラゴンズ 村松開人選手について

  • 明るい話題として、村松選手について紹介する。開幕スタメンこそ叶わなかったがヤクルト戦3戦目から代打として出場 し、2打数2安打と良い結果を残している。
  • オープン戦時に「開幕戦スタメンにはならなかったが必ずチャンスは来る。そのチャンスを待って」とメッセージを送りそのとおりとなり、大変嬉しく今後の活躍を期待する。

静岡県知事について

  • 先日、県知事が辞任されるというニュースがあった。
  • 4月2日に県庁へあいさつ回りに行った際に20分ほど面会した。
  • リニアの話題については、「2027年の開業は難しく、2037年以降となる。南アルプスエコパークの自然環境を10年守ることができた」という成果の話もあった。
  • 今までの知事のリニアの対応は、阻止するためのものだったのではないか。他と協議し前向きに考えていくと言っていたが、最終的には今のルートを諦めさせたり変更させたりすることを念頭に置いていたのではないかと感じた。
  • リニア問題は、日本全体の経済問題でもあり、東海道新幹線の代替ルートなどを持っておかないと日本という地震大国では経済が止まってしまう。
  • リニアができれば新幹線の本数増加など静岡県の経済効果は大きい。大所高所に立って前向きに進めていただけるような方が知事になればいいと考える。

市内茶況について

  • 当市の茶況については、暖冬により12月からの平均気温が例年と比べ高く推移したが、3月下旬の寒気の影響により摘採の時期は昨年より3日から7日遅い見込み。
  • 地頭方から片浜、坂部など早場所の早生品種の摘採が今月18日から22日頃までに、「やぶきた」は24日頃からの予定で、摘採の最盛期は29日頃と見込んでいる。霜の被害は少なく、降雨や肥料の効果もあり、一気に暖かくなると芽がすっと伸びて今年もいいお茶ができると期待する。
  • ​また、4月11日には鹿児島茶の初取引が静岡市葵区であり、12日には静岡茶の初取引が静岡茶市場で行われ、私が出席する。

市内荒茶工場等の激励訪問について

  • その中で、取材をお願いしたい茶工場は、私が訪問する西萩間にあるマル末鈴木製茶(てっちゃんの茶工房)であり、日時は24日午前10時からとなる。この丸末鈴木製茶さんは、令和5年度の全国茶品評会において「はらっこクラブ」の中心メンバーとして、初めての挑戦で深蒸し茶の部で1等2席を獲得した。

  • 今年度も再チャレンジして、昨年度以上の1等1席と産地賞の獲得を目指している。

道の駅の名称決定について

  • 名称決定の二次選考で選定された3点について、市内に在住・通勤・通学している方を対象に最終選考の投票を実施した。

  • 780名の方々に投票いただいた結果、「そらっと牧之原」が388票と得票率の半分を占め、一番投票が多かったことから道の駅の名称に決定した。

  • 名称の考案者は、市内在住の高井優羽くん(5歳)である。

  • 名称は、今年度中に国土交通省へ道の駅登録の手続きを行い、その後、同省の審査を経て、道の駅として正式に決定となる。

  • 現在は造成工事を実施しているところであり、令和7年度早々の完成を目指して、事業を進めていく。

牧之原市立文化の森図書館「いろ葉」の開館について

  • 図書館機能の拡充を図るため、榛原図書館が文化の森図書館「いろ葉」としてリニューアルオープンする。
  • 一般の読書席をはじめ、絵本や紙芝居を楽しめる児童エリアや学習室、飲食ができるテラス席等、利用者の目的に沿ったエリアが新設されている。
  • 式典は、今月21日午前10時から榛原庁舎東側駐車場で行い、雨天の場合は榛原文化センター3階大会議室となる。
  • 内容は、愛称考案者の萩間小学校3年生の中田唯愛くんへの感謝状贈呈、榛原高校吹奏楽部による演奏などを行い、その後、除幕式となる。
  • 式典終了後、オープニングイベントとして、同校グローカル部が宝探しゲームや多世代交流ワークショップ等を企画・運営していただく。
  • 「いろ葉」を市民の方だけでなく、市外の方々にも広く知っていただき、是非ご利用いただきたい。

Gas Oneアリーナ牧之原(多目的体育館)の落成記念式典等について

  • 当体育館は、PAZ圏内の要配慮者等を屋内退避させる施設が必要であり、約250人を受け入れる施設として整備した。
  • 市のスポーツ推進計画の目標である「スポーツで健康なまちづくり」という理念のもと、スポーツを「する」「みる」「ささえる」を実現し、平常時は市民の交流拠点として、災害時には防災拠点として活用するため、施設整備に取り組んできた。
  • 市で初めてとなる「設計施工一括発注方式による整備」や「ネーミングライツの採用」、県内にある体育館としては初めて「環境に配慮したZEB Readyの認証取得」にも取り組んだところであり、市の先導モデル施設として整備した。
  • 落成記念式典は、今月20日午前11時から、本体育館前駐車場で行い、雨天の場合は本体育館のメインフロアとなる。内容は、榛原太鼓の演奏、テープカット、内覧会等である。
  • オープニングイベントは、27日午前9時から午後4時頃まで、キッズダンスやキッズバレエの演技をはじめ、ベルテックス静岡によるバスケット教室や県警音楽隊による演奏、パラスポーツ体験会、タレントの益子直美さんによる講演会など、各種イベントを実施する。オープニングイベント後の28日と29日は、プレオープンとして施設を無料開放する。
  • グランドオープンは5月1日から、開館時間は午前8時30分から午後9時30分までとなり、休館日は毎週月曜と年末年始、予約方法は、市では初めてインターネットによる施設予約システムを導入し、利用月の2カ月前から予約可能となる。
  • 施設概要は、メインフロアはバスケットコートでは2面、バレーボールでは3面、バドミントンでは8面の広さ、観覧席は532席あり、プロバスケットボールの試合や各種イベント、コンサートなど、多様な利活用が可能。そのほか、研修・会議室や多目的ルーム、トレーニングルーム、キッズルーム等も完備している。
  • 当体育館をはじめ、道の駅や「いろ葉」など、これらの施設整備により、人々が集い、地域に活気が生まれることによる賑わいの創出を図っていく。

「第46回 さがら草競馬大会」について

  • 国内唯一の砂浜を周回する競馬レースで、県内外から約40頭の馬が出場し、砂を巻き上げて疾走する馬を間近で見ることができる。
  • 会場では、マルシェやフリーマーケットが46店舗出店し、宝探しや人間草競馬レースなどを行う。
  • また、当市と交流のある山梨県の甲斐市、中央市、甲州市も特産品の販売やPRで出店予定で、ご家族連れで一日お楽しみいただけるイベントとなっている。
  • 今月28日午前10時から午後4時まで、さがらサンビーチで開催。小雨決行だが、荒天の場合は翌日29日となる。
  • 草競馬以外に多くの春季イベントが開催されるが、この後観光課から説明させていただく。

その他報道提供

  • 牧之原市大河ドラマ「べらぼう」活用推進協議会第1回総会の開催について
  • しろの日「勝間田城趾見学会・御城印(銀字版)販売」について
  • 文芸まきのはら第18号発刊について
  • まきのはらシティプロモーションアドバイザー委嘱式について

2024年4月4日 記者懇談会資料 [PDFファイル/11.87MB]をご覧ください。

質疑応答【要旨】

道の駅の名称決定について

【記者】
名称考案者に記念品等を贈呈する機会はないのか。
【担当者】
開業式典の際に最優秀賞として2万円の図書カードを渡す予定。

しろの日「勝間田城趾見学会・御城印(銀字版)販売」について

【市長】
ダンスパフォーマンスとは、どのように行うか。踊りながら書くのか。
【担当者】
踊りながらは書かないが、ダンスもパフォーマンス内に含む。
【記者】
直書きとは日付だけか。
【担当者】
​そうである。
【記者】
題字は榛原高校書道部によるものか。
​【担当者】
書道部以外の方が書いたものになる。

静岡県知事の辞任について

【記者】
吉田町長は4月2日の午後1時から会い、県知事選に出るかと聞いたら「私の役割は終わった」と町長に言っていたようである。市長は進退に触れるようなことは聞いたのか。
【市長】

  • 自分は聞いていない。
  • 自分としては、知事はこの7年間は計画を止めるためにやってきたのだろうという受け取れる言い方であった。
  • 10年遅れたというのは知事の取り組んできた成果であり、南アルプスの自然環境を守る期間が長引いたということ、また、そこまで遅れるのなら費用対効果、いわゆる採算制の問題を考えてルート変更をした方が良いというような発言もあった。
  • そもそもルート決定が間違えていたことを私が阻止し、最終的にJR東海から遅れることを言わせたのである、というような言い方であった。

【記者】
それに対して市長はどう答えたか。
【市長】
知事の本音としては、リニアを作りたくないというようなことを感じた。
【記者】
今後リニアの議論への影響を市長はどう考えるか。
【市長】

  • 次に就任する方には、本質の部分で議論でき、流域住民が安心するように想定外のことが起きた時にどうするかという担保が取れるようにやっていただきたい。
  • 県が7年間遅らせたわけではないが、他の工区でも止まっていることをモニタリング会議で聞いた。
  • 高速長尺先進ボーリングは、来年秋まで東電が取水しないため、その間に行い、毎秒2トンの湧水の対応も事前にJRが担保する中でやってほしい。

【記者】
リニアについて基本的なことを2点聞きたい。1つ目は知事の不適切な発言についてどう思うか。
【市長】

  • ありえない。根底にそのような思いがあるから発言として出てしまうのではないか。
  • 辞任の理由はそもそも舌禍にあると思うが、自分を美化し、リニアが10年遅れたのは自分の手柄だとすり替えて理由にしている。
  • 次失言したら辞任するということを以前言っていたので、はぐらかさず素直に認めた方がいい。
  • 逆に言えば、国のプロジェクトを潰すつもりで7年も止めていたとしたら大問題である。

【記者】
もう一つは、口頭で直接「阻止するため」とは言っていないと思うが、それにも関わらず「阻止する」ような意図を感じたのはどこからか。
【市長】

  • 「トンネルを掘るには10年、ガイドウェイ設置に2年、ボーリングなどの準備期間に1年」ということに関してはJR東海からモニタリング会議で発信されたことである。
  • 南アルプスエコパークが10年守られたという話の後で、「前社長がこの地に決めたのがそもそも間違いだった。いろいろ考えてからルート変更した方がよかったのではないか」との発言をしたため、ルート変更させたいという考えが消えていないと感じた。
  • 辞任発言がなかったので、来年の知事選が終わらなければ先が見えないという認識を受けた。

【市長】
根っこには元々あり、県としてそのような対応してきたのではないかと受け取れた。辞任発言がなかったので来年の知事選が終わらなければ先が見えないという認識を受けた。
【記者】
その時はっきりとした発言としては、「前社長がルートを決めたのが間違いだった」ということを言っていたのか。
【市長】

  • そうである。南アルプスには3つのルートがあるが、そこに決めたのが間違いだったということである。
  • 南アルプスに穴をあけるのはとんでもないということはずっと言っていた。

牧之原市教育・保育施設等における事故検証委員会について

​【記者】
報告会以降の動きはあるのか。報告書は川崎幼稚園に渡っているのか。今後に他の予定はあるのか。
【担当者】
まだ渡っていない。
【市長】
報告会でも言ったが、今月中には県や市内関係機関に届ける。ただ、遺族のXを見ると、廃園要望書について1万人弱の署名が集まったので幼稚園と市に届けるということが書いてあった。

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