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更新日:2024年1月9日更新
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定例記者懇談会【2024年1月9日】

市では毎月、報道機関の皆さまに事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日  時

令和6年1月9日(火曜日) 午後1時15分~午後2時15分

会  場

市役所榛原庁舎5階庁議室

市長説明要旨

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
本年元日の初日の出は、例年に比べ大変穏やかな好天に恵まれ、水平線に少し雲が掛かったものの綺麗に太陽が顔を出し、海岸線には多くの皆様が初日の出を拝みに来ていました。今年が本市にとって良い一年となることを彷彿させる素晴らしい初日の出でした。
一方で同日、最大震度7の「令和6年能登半島地震」が発生しました。現在、静岡市消防局では、総務省消防局の要請に基づき、元日夜に65名の緊急消防援助隊を派遣し、本日第四陣が出発します。牧之原消防署、吉田消防署からも各1隊を派遣し、人命救助などに当たっています。また、静岡県では、総務省の要請により石川県鳳珠郡穴水町を対口支援することが1月4日に決定されました。穴水町からは避難所運営についての職員派遣のほか、保健師、り災証明の発行に係る職員を派遣して欲しいと伺っており、当市としましても職員派遣を実施してまいります。支援業務は住家被害認定調査を担当し、税務経験職員を中心に編成されます。現時点の当市の派遣は、第二陣として1月15日から1月22日までとなる見込みです。また、1月5日から「令和6年能登半島地震義援金」を榛原、相良両庁舎、健康福祉センターさざんかの窓口に義援金箱を設置し、受け付けています。
翌2日には、羽田空港においてあってはならない航空機同士の衝突事故が発生いたしました。日ごろの訓練もあり日航機の乗客乗員379人全員が脱出できたことは良かったですが、海上保安庁機の乗員6人のうち5人が亡くなる大事故でした。
自然災害や事故は、いつ発生してもおかしくありません。東海地震も今後30年間に88%の確率で発生するといわれています。市民の皆さまには、1週間分の食料備蓄を始め、非常持ち出し品の準備、住宅の耐震化など、防災対策を再度確認していただくほか、津波警報が出たら即避難するなど、実行性のある避難訓練をお願いします。3月11日には夜間・津波避難訓練を実施します。再度自治会・自主防を通じて、危機意識の醸成を行い、例年より多くの皆様が参加していただけるよう啓発していきたいと思います。
1月4日は、市内外から約220名の方々にご出席いただき、「新春初顔合わせ会」を開催しました。会には、牧之原区出身の中日ドラゴンズ・村松開人選手、細江区出身の2023ミス・ユニバース日本代表・宮崎莉緒さんをゲストとしてお迎えし開催いたしました。また、同日、市表彰条例による表彰および感謝状を授与する表彰式を執り行いました。今回の表彰は、功労表彰として個人12名、感謝状として個人1名、法人5社でした。
7日には、相良総合センターい~らにおいて「令和6年はたちの集い」が開催されました。対象者418人のうち市外在住者を含め323人、約77%のご出席をいただきました。式典の第2部では、実行委員記念アトラクションとして、参加者への突撃インタビューを行いました。7人の実行委員が会場参加者をランダムに指名し、「20歳を迎えた今の気持ち」や「今がんばっていること」についてなどのバラエティに富んだ質問をして、笑顔の溢れる式となりました。
同日、消防団員の士気を高めるとともに、火災や災害のない明るい1年を願い、消防団出初め式を実施いたしました。当日は、多くのご来賓の皆様にご出席をいただき、消防団員の功績に対する表彰を行い、小型ポンプ操法をご披露させていただきました。
昨年の一文字は「安」として、その願いどおり大きな事故や事件がなく、市内出身者の活躍が顕著な年となりました。そして、2024年干支は「甲辰(きのえたつ)」です。甲辰は、「成功という芽が成長していき、姿を整えていく」と言った縁起の良さを表していると言われています。今年も第3次総合計画の理念である「RIDE ON MAKINOHARA 夢に乗るまち牧之原のために、今年の私の一文字は更なる大きな夢に向かって挑戦、チャレンジすることを抱負として挑戦の「挑」といたしました。できない理由を考えるのではなく、失敗を恐れずに良かれと思ったことに挑戦していくことが重要だと思っています。今年も、第3次総合計画の推進、様々な行政課題の解決に向け、職員一丸となって知恵を出し合って挑戦していこうと、4日の仕事初め式でも職員に伝えさせていただきました。
3月には、現在建設中の多目的体育館「Gas One アリーナ 牧之原」が完成し、放射線防護施設「ジーボ」「サーボ」に加え防災機能が充実し、特に放射線防護施設は収容人数計1200人分となります。また、能登半島地震からも被害が出た時には冷暖房を備えた環境に多くの人が避難できる場所が必要になってくると分かったため、同館は市の災害に関する重要な拠点になってくると思います。
田沼意次公が登場するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」ですが、2025年は本市が市制施行20周年を迎える記念すべき年でもあり、大河ドラマを通じて市を全国に発信できる千載一遇のチャンスだと捉えています。令和6年度は教育委員会内に大河ドラマによるまちづくりに取り組む専門部署を新設する予定です。予算も確保しながら検討していきたいと思っています。
4月には榛原図書館「いろ葉」も完成し取り組んできたことが実を結んできました。また、第65期王位戦の招致、サーフスタジアムや多目的体育館を核とした各種大会の招致、スポーツツーリズムの推進など、関係人口、交流人口の増大に努め、定住促進へと繋がるまちづくりに取り組んでいきます。昨年12月に造成工事に着手した高台開発も本格的に動いていくので、その礎を築いていきます。このように、次に向かって様々なことに取り組んでいきたいと思っています。

まきのはらジュニアズスポーツクラブ「ムーア・アロハ財団ハワイミニキャンプ」の報告について

オリンピックレガシーとして、昨年3月に誕生した「まきのはらジュニアズ・アクションスポーツクラブ」では、東京五輪金メダリストのカリッサ・ムーア選手のムーア・アロハ財団が企画したハワイミニキャンプに14名の小中学生が参加し、大きく成長し無事に帰ってきました。今後の更なる成長が楽しみです。
子ども達は、サーフィン体験やレイづくり、フラダンスレッスンなどの文化体験、グローバルチャレンジなどを行いました。私もこの合宿に同行する中で、ハワイ州ジョシュ・グリーン知事を表敬訪問し、マウイ島山火事に対するお見舞い、募金活動などの支援活動などについて会談させていただきました。更に、ホノルル市リック・ブランジャルデイ市長を訪問し、オリンピックレガシーとしてムーア・アロハ財団との交流事業が深まり今回の訪問に至ったことや、本市の特産品であるお茶やサーフスタジアムの紹介を行い、今後の更なる交流促進を確認しました。このほかにも、在ホノルル日本国領事館の兒玉総領事を訪問し、ホノルル市やムーア・アロハ財団との今後の連携、人的、経済的な交流の促進についてご教示いただきました。
今回の訪問は、本市と参加した子ども達にとって、大変有意義なものとなりました。本事業にあたりご尽力いただいた全ての関係者の皆様に感謝します。カリッサ・ムーア選手は、空港への出迎えやホテルへの送迎、子ども達との会食など滞在中にあった全てのイベントに携わってくれました。カリッサ選手の器の大きさやハワイの人たちのおもてなしに感動しました。カリッサ選手は、今年4月にまた本市に凱旋したいという思い、パリ五輪への挑戦とそれに伴った静波海岸や静波サーフスタジアムでの練習、今年暮れにハワイの子ども達を本市へ連れていきたいことなど、様々なことを話してくれました。クラブの子ども達についても、基幹中に自分の意見をどんどん言えるようになったり別れの挨拶では英語で話そうとしていたりと、成長が目に見えて良かったです。私はこれがスタートだと思っておりますので、さらに交流が深めていきたいと思います。写真を提供しますので、是非、活動実績の記事を掲載いただきたいです。

その他報道提供

  • 「子ども第三の居場所」助成決定書授与式について
  • 市公式LINE アカウント「市民レポート機能」への「公園の状況報告」の追加について
  • 牧之原市子育て支援関係者スキルアップ研修会について
  • 第1回 まきのはら塾発表会「まき塾フェス」について

2024年1月9日 記者懇談会資料 [PDFファイル/2.86MB]をご覧ください。

質疑応答【要旨】

【記者】
能登半島地震への派遣は現状確定ではないが、市としては2名派遣する準備をしているということか。
【記者】
そうである。県から各市町に2人1組の要請が出ており、それに対して人員も決定しているが、いつからというのはまだ決まっていない。
【担当者】
1月15日からの二陣に手を挙げているが決定が1月12日頃のため、まだ割り当てが決まっていない。
【市長】
一昨年の竜巻や風水害の被害の時にも職員が何度も経験しており、経験のある職員を派遣する。空港にも電気が通ってないという状況なので、そこで寝袋で寝るという大変な環境だと思っている。報道でしか見ていないが、まだ人的、物的支援が足りないと思うのでできるだけ支援していきたい。
【記者】
来年4月に新設予定の大河ドラマの部署は、何人くらいの規模でどんなイベントを予定しているか。
【市長】
来年の今頃にはドラマがスタートするので、少なくともこれから半年から10カ月の内にやらないと間に合わないため令和6年度上期から年内には確定しなければならない。具体的に、ドラマ館やドラマ展を行うにしても経費が掛かりどういった形でアピールするのが良いか考えていかなければならないので、今月11日に岐阜県関ケ原町のドラマ館へ視察に行く予定。
市としては、骨格もまだ決まっておらず予算の確保などもこれからである。NHKとも打ち合わせしていく。いずれにしても市内外からたくさんの人に来ていただいて、意次侯や相良城のことを知ってもらう取り組みを行う。プラスアルファで、ドラマとは別に、田沼意次の検証も行っていく必要もあるので、これから協議会の皆さんと練り上げていく。なお、部署の人数は数人を考えている。
【記者】
新部署の最大のミッションはなにか。
【市長】
ドラマ館・展や各種イベントの開催、パブリックビューイングなどの企画、市内外から多くの人が来た時のおもてなし、市内ツアーの企画などである。令和6年度中に骨格を含め決めていかなければならない。また、今回大河ドラマが決定し、利活用を図ることから、「田沼意次侯大河ドラマ誘致推進協議会」から「田沼意次侯大河ドラマ活用推進協議会」に名称を変えた。各種団体のトップにも入ってもらい、経済面も含めてブランドや新商品の開発などまちおこしになるように進めていきたい。
私としては、戦略の一つとして大河ドラマが応援に入ってくれたという感覚であり、意次侯に関してはこれからも検証していく。「ドラマに登場した田沼意次侯がいた牧之原市なんだ」と覚えてもらって今後も来てもらえるようにしていきたい。
【記者】
部署を設けるところが観光部局でなく教育委員会というのはなぜか。
【市長】
これまで意次侯を扱ってきているのは歴史文化の部署であること、市史料館の管轄が教育委員会であることからである。個人の考えとしては、観光や産業などから担当を入れるというイメージで、そこを起爆剤としてどうやって盛り上げていくかなので、全庁体制で行っていく。
【記者】
「子ども第三の居場所」というのは県内何カ所かあるのか。
【担当】
裾野市など東部地区ではあるが、近隣の中部地区ではない。また、B&G財団の同助成制度を使うのは本市が初めてである。
【市長】
B&G財団がずっと活動されており、それを受けて国がこども家庭庁の事業として立ち上げるというのは聞いている。
【記者】
ダイハツ工業株式会社の不正について、牧之原市には関連企業があるのか。
【市長】
影響が出るのは下請けとして同社にだけ商品を納めている会社で、本市には該当無しではないか。

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