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更新日:2022年11月24日更新
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定例記者懇談会【2022年11月24日】

市では毎月、報道機関の皆さまに事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日  時

令4年11月24日(木曜日) 午後1時15分~午後2時00分

会  場

市役所榛原庁舎5階庁議室

市長説明要旨

令和4年11月牧之原市議会定例会 市長提出議案について​

今定例会は、今月28 日の開会から 12 月20日の閉会まで、23日間の会期で、市長提出議案としては、報告1件、人事案件1件、条例改正3件、条例制定3件、規約改正1件、補正予算2件の計11件 を上程している。​

令和4年 牧之原市一般会計補正予算(第9号)の概要について  ​

今回は、令和4年度予算の9回目の補正となり、補正額は、5億2400万円ほどの増額。特に今回の補正は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に新たに創設された「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」を活用した事業 として、子育て世帯臨時特別給付金給付事業(高校生以下1万円の現金支給)をはじめ、農業者や運送業者、福祉サービス事業者への物価高騰対策事業、保育園や小中学校などの給食費の軽減措置を実施 するもの。まず、子育て世帯を対象とした「子育て世帯臨時特別給付金 市独自給付分給付事業」を実施する。食料品や原油価格等の物価高 騰の影響を受けている子育て世帯の経済的な負担を軽減するため、高校生以下の子どもを養育する世帯に対し、一人当たり1万円を支給するもの 。
農業者に向けては、化学肥料原料の国際価格高騰に伴い、影響を受けている農業者の負担軽減を図るため、肥料コスト上昇分の一部を支援する。また茶業経営者(茶工場)に向けては、光熱費の高騰に伴い、茶業経営に影響を受けている茶工場の負担を軽減するため、補助金を交付する。燃料等の物価高騰の影響を大きく受けている貨物運送事業者に対し、物流の安定化を図るため、車両維持費について支援する。光熱費等の価格高騰の影響を受けている 障害者支援施設及び 障害者福祉サービス事業所に対し、給付金を支給する。また光熱費等の価格高騰に伴い、 高齢者福祉施設及び介護保険サービス事業所等の負担軽減を図るため、給付金を支給する。次に保育園、小学校等の保護者に向けた支援策として、 食料品価格等の物価高騰に伴い、給食費の値上げ転嫁を防ぐため、上昇分の賄材料費を助成する。そのほか、公共施設(庁舎、コミュニティセンター、放課後児童クラブ、保育園、こども園、幼稚園、ごみ処理施設、湛水防除施設、道路・トンネル照明灯、公園、小学校、中学校、文化センター、給食センターなど)についても、電気料やガス料金が高騰しているため、増額している。その他、9月23日から24日にかけての台風15号等で被災した公共施設等の復旧に係る工事費等の予算を計上している。

 市バス での緊急時における対応教室の開催について 

安全対策として市所有のバス4台のうち3台については、ブザーの設置が今月末に完了し、残りの1台についても12月中旬には設置が完了する見込みとなっている。12月5日には、実際に園児がブザーを鳴らす体験を行い、バスに園児が取り残された場合の対応について学ぶ教室を開催する。静岡市のバス事業者の協力をいただき市のバス4台については、ご寄付をいただけることとなった。設置まですべてやっていただける。

その他報道提供

  • 令和5年 新春初顔合わせ会の開催について
  • デマンド乗合タクシー「さがら ひがし号」「さがら にし号」の出発式について
  •  令和4年度 榛南一市一町住民安全大会の開催について
  • 市「勝負メシ」パンフレットの作成について
  • 子育て世帯臨時特別給付金(市独自給付分)給付事業について 
  • 乳幼児(生後6か月~4歳)への新型コロナワクチン接種について
  • 令和5年「はたちの集い」の開催について 

  2022年11月24日 定例記者懇談会資料 [PDFファイル/11.82MB]をご覧ください。

質疑応答【要旨】

市バスのブザー設置について

【記者】
バスのブザー設置の寄付について。設置費用に関してもということか。
【市長】
器材の提供から設置まで、バス事業者が寄付させていただきたいという旨の申し出がった。子どもが取り残された時に、乗降口の近くに赤いボタンを設置する。子どもでも押せるボダンであり、解除ボタンを押さないと鳴り続ける。市販のものというより、バス事業者の方が独自に考案されたもの。自分たちの会社のバスにも設置したとのことで、整備工場もある。民間事業者向けに設置するものについては有償。
【記者】
当初は静岡県内事業者、前回の情報は牧之原市内事業者であったが。 
【担当】
実際に何社か見積や話をしていく中で、最初のお話しにあった静岡市内の事業者が寄付でやっていただける旨話がまとまったため。
【記者】
バスについては市所有4台と民間事業者を合わせて何台設置予定か。
【市長】
市所有4台、学校法人3台の計7台。
【記者】
市所有バスは、通常の保育園の送迎は使っているか。
【担当】
朝夕の園児の送迎ははなく、行事で使用している。年間6回ほど。
【市長】
スクールバスは4台のうち1台あるが、それについては毎日運行。添乗員はなく運転手のみ。そのバスについてもボタンを設置する。小学生も利用する自主運行バスの鬼女菅山線にも設置する。
【記者】
バスの事業者というのは公表できるのか。
【市長】
日本平自動車という会社で、観光バスや自主運行線もやっている。私立の幼稚園の送迎も請け負っているとのこと。
【記者】
その事業者は自動車の整備もやるのか。
【担当】
基本的には自社の車の整備をやるのが基本だが、会社独自でブザーの仕組みを考えたということで今回紹介いただき、市のバスについても設置頂けるという運びになった。
【市長】
量産して商売にする目的ではなく、自社バスにつけるものを考案し紹介いただいた。その他、自動車の部品メーカーからもセンサーで感知するものについて設置のご提案があったが、その話は具体的に進んではいない。

2022牧之原市勝負メシガイドブックについて

【記者】
メシランガイドブックについて、値段が記載されていないが。
【担当】
価格の変動もあり掲載はしていない。市HPに価格が出ており、ガイドにあるQRコードからも値段がわかるようになっている。
【記者】
ガイドブックの設置場所は。
【担当】
特に設置場所は限定をしていない。要望があればどこでも置く。

リニア新幹線について

【記者】
先月末31日に水質源専門部会が開かれた。JRの山梨県側の工事による静岡県内の地下水への影響を静岡県は懸念しており反対しているが、先進坑と長尺ボーリングの2点について市長の考えは。
【市長】
9月に山梨県早川町から、先進坑にはいって地質等を見させていだいた。非常に硬い岩盤で、当初予定の水量よりかなり少ない水量ということ。先進坑のなかにパイプを3本ほど通して湧水排出する予定だったが、一切使っていないということ。破砕帯のところから水がでるだろうと言われているが、県の専門者会議にしても国の有識者会議にしても、内部のことはわからないとのこと。上から斜めのボーリングを入れたことがあるようだが、表面上から解釈した破砕帯であるとか断層であるということで、想定に基づく想定であり、調査した結果でない。そうしたことから、想定ではなく、長尺ボーリング調査をしたうえで議論するべきであると個人的に考える。掛川市長や袋井市長が言っている意見に同感である。ボーリングによる水の流出など、静岡県が懸念している点については、JRに対して県が宿題を出している。それについては真摯に答えるべき。調査をやりそれに基づいて議論し対策するべき。県境のどこまでやるのか、どこまで掘って、どこから長尺ボーリングをいれるのか、JR側は示すべきである。静岡県は“工事を前提とした調査は認められない”旨を示しているが、これは全て工事を前提とした議論であるため、静岡県も期成同盟へ加盟しているということは、工事を前提としている。工事を前提としたボーリング調査はやってはだめというのは言っていることは違う気がする。そういったことから調査をするべき。

 

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