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市では毎月、報道機関の皆さまに事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。
令4年5月24日(火曜日) 午後1時15分~午後2時30分
市役所榛原庁舎5階庁議室
先週末には、下田市で開催された第83回黒船祭に来賓として出席した。ホストタウン推進事業でUSAサーフィンチームのホストタウンとして連携をしている下田市から招待をいただいた。一部イベントの中止や規模の縮小はあったようだが、式典や記念パレードは、従来通り実施されたことで市内にも活気があふれていた。翌日には、下田中学サーフィン部の視察をおこなった。NSAの酒井理事長やジョンオオモリさんも練習に参加されており、今後、下田中学サーフィン部と相良高校サーフィンクラブとのコラボレーションや、連携して大会を開催していきたい話をした。いよいよウィズコロナの局面に入ったことを感じさせるイベントであった。そういった意味では、記者懇談会の案件が、昨年同時期の5件と比較して、今日は15件と大幅に増えており、当市においても、ウィズコロナ時代に即した経済活性化事業などの取り組みがスタートしたと言える状況になったと考えている。
昨日の新聞に、県産一茶の生産量は増量、取引価格は下落との報道があった。市内の状況についても同様で、JAハイナンからの報告では、取引価格は前年比1割から2割の減額、生産量は前年比1割から2割の増量となった工場が多いようである。今年の一番茶の状況は、例年並みの4月20日前後に、ほぼ一斉の摘採開始、当初は低温の影響で反収が伸び悩んでいたが、その後、気温の上昇に伴い順調に回復した。ただ、4月下旬の天候不順により、品質低下や新茶需要も鈍ったことなどにより取引価格も低迷したと聞いている。茶価の低迷により、牧之原茶を取り巻く状況は厳しいものとなっているので、需要の創出に向けて、更なるお茶の魅力発信などに取り組んでいきたい。なお、摘採は殆どのところが大型連休中に終了し、契約栽培も15日には終了している。
6月1日に開会する「市議会定例会市長提出議案について」は、資料1に記載の通り、補正予算3件、条例改正1件、その他3件の合計7件を上程する。資料2の「一般会計補正予算案の概要について」は、今回は第2号および第3号として上程する。まず、第2号については、補正額は1億700万円で、コロナ禍における「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」のうち「住民税非課税世帯等」と「低所得の子育て世帯」に対する給付金の支給に係るもので、早急に予算措置が必要な経費となる。
6月1日の初日に提案した後、同日の採決をお願いするもので、生活に困っている市民の皆さんへできる限り早く支援を実施していく。第3号については、補正額は1億1,200万円ほどの増額である。今回の補正は、「デジタル田園都市国家構想」事業に採択された遠隔窓口支援システムの導入やサテライトオフィス等の拠点整備、新型コロナワクチンの4回目接種、不妊治療自己負担額の助成のほか、市内企業からの寄附金の計上などが主な内容となっている
なかでも、「日本一女性にやさしいまちづくり」を目指した取り組みとして、「不妊治療に係る医療費助成金交付事業」や「妊産婦特定疾病医療費助成金交付事業」に係る事業費を計上している。資料3に詳細を示しているので、資料4の新型コロナワクチン4回目追加接種等の詳細と合わせ、健康推進課から説明する。
本日午前中に「海水浴場運営委員会」を開催し、今年度は、新型コロナ感染防止対策を徹底したうえで「静波海水浴場」、「さがらサンビーチ」の2つの海水浴場について7月15日(金曜日)~8月31日(水曜日)の期間に開設することが決定した。今年は、さがらサンビーチの海の家の開設はない。併せて、さがらサンビーチの駐車場の有料駐車場は設置せず、無料で受け入れる。静波海水浴場の駐車場については800円の徴収がある。ただし牧之原市民は運転免許の提示(牧之原市住所)で無料になる。
牧之原市では、これまでは人事担当が主体となって募集資料を作成してきたが、令和5年度の新規採用職員の募集に当たり、より多くの人に応募していただくため、応募者の目線で情報を提供するよう、採用2年目の職員にパンフレット作成を依頼した。依頼した11名の職員は、就職活動を振り返り、「こんな情報があったら良かった」「いつから試験対策をしたか」などを共有しながら、アイディアたっぷりのパンフレットを作成した。「聞きたくても聞くことができなかったこと」「ちょっとした裏話的なこと」など、これまでにはなかった、タイトルにもある「先輩が教えるちょっといい話」が詰め込まれている。作成したパンフレットは、市ホームページへの掲載のほか、大学や専門学校、県東京事務所や移住相談センターへ訪問や提供をするなどの活用をしていく。本日は、作成に携わった若手職員が出席し、パンフレットの説明をする。
2022年5月24日 定例記者懇談会資料 [PDFファイル/11.82MB]をご覧ください。
【記者】
海水浴場について、さがらサンビーチは海の家の開設はないが、静波海水浴場は?
【市長】
静波海水浴場は4軒。
【記者】
さがらサンビーチで海の家の開設がないのは昨年の影響か。
【市長】
海の家を建設するには2月末までに手続きや申請する必要があり、その期間はコロナウイルス蔓延防止期間中であった。その当時の判断や感染者数の状況から、withコロナは見込めない、もう1年様子をみたいということであった。
【記者】
建設について、前倒しで判断しなければならないということか。
【市長】
建設するしないは、2月末までに判断をしなければならず、その当時の状況はコロナの収束が見通せないということであった。去年のさがらサンビーチでの海の家は1軒であった。
【記者】
2020年は海開き自体が中止、2019年の海水浴場開催期間はフル開催だったと思うが、例年の海水浴場開催期間は?
【担当】
静波海水浴場 :6月30日~8月31日
相良サンビーチ:7月1日~8月31日
【記者】
今年はフル開催ではない?来年はどうなるか。
【市長】
今年はフル開催ではない。
【担当】
来年の海水浴場開催期間は、来年度のコロナの状況を鑑みながら決定する。今年はコロナの影響もありフル開催ではない。
【記者】
今年の海水浴期間短縮の理由は。
【担当】
ライフセーバーの確保が難しいことが理由。
【記者】
今年の海水浴場客数入れ込みはどのくらいか。 2021年は、蔓延防止期間中であったため、海水浴期間は2週間で、来場者数は8万5千人だったと思うが。
【担当】
2019年は19万7千人(両海水浴の合計)
【市長】
今年は30万人(両海水浴の合計)を見込みたい。
【記者】
ソーシャルディスタンスなどの感染予防対策はするか。
【担当】
今年は2メートル間隔に杭を打ってそれを目印に、ソーシャルディスタンスを保ってもらうように工夫する。
【記者】
さがらサンビーチに海の家はないが、イベントのようなものはあるか。
【担当】
代替案として、商工会と協力してマルシェ出店の開催を計画中である。詳細は決まり次第お知らせしていく。
【記者】
今年の海開きの日程は決まっているか。
【担当】
7月15日の開催だが、詳細については6月の記者懇談会で発表する。
【記者】
地域の資源を使って、地域に還元が目的だと思うが、実現に向けた具体的な見通しはあるか。
【事業者】
先行事例があり、キャンプファイヤーエンジェルスが支援したシンコムアグリテックという会社が、耕作放棄地の活用や二酸化炭素の削減の取り組みを始めている。市としても応援していただければ。