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更新日:2022年1月25日更新
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定例記者懇談会【2022年1月25日】

市では毎月、報道機関の皆さまに市政状況や事務事業などを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催内容をお知らせします。

日  時

令和4年1月25日(火曜日) 午後1時30分~午後2時30分

会  場

市役所榛原庁舎 5階庁議室

市長説明要旨

新型コロナ 市内の感染状況・ワクチン追加接種(3回目)・5~11歳の子どもへの接種等について

令和4年1月5日県発表分で、9月26日から約3カ月(101日)ぶりに、市内331例目の陽性者が確認されて以降、1月24日発表分までで、83人の陽性者が確認されている。
年代別でみると、「未成年者」及び「10歳代」が34人で、年代が公表されていない「高齢でない成人」17人を除いた66人を分母にした場合、51.5パーセントを占めている。
さらに「20歳代」10人を加えると、44人で66.7パーセントとなり、若い世代の陽性者が多いことがわかる。「60歳代」以上は5人で、6パーセントと少ない。
若い世代の皆さんには、感染拡大防止の取組みへのご協力、また、これから本格的な受験シーズンにも入るため、益々注意していただくようお願いする。また、若い世代から家族内感染で、高齢者の祖父母への感染になると重症化のリスクもさらに増すことになるため、注意が必要になってくる。

そうした中、3回目追加接種についてだが、一般高齢者の追加接種は、2月1日から集団接種(モデルナ使用)を、2月7日から個別接種(ファイザー使用)を開始する。2月末に一般高齢者の接種が完了する見込みである。
現在、令和3年6月27日までに2回目を接種した人(4,701人)に対し、1月17日に接種券を発送した。予約は1月24日から開始している。予約の集中を軽減するため、1週間ごと分散して接種券を発送する。接種券が届いたら予約が可能。
1月24日の予約状況は、接種券を発送している4,701人のうち2,989人(63.6パーセント)が予約をしている。予約枠は5,030人分の枠(集団4,006、個別1,024)を準備している。現在、個別医療機関の枠は埋まった。集団接種の枠は十分にある。早めに予約、接種をしてほしい。

国は5歳~11歳の子どもへのワクチン接種の特例を承認した。接種は3月以降始める。

万が一、陽性となった場合の行動フローなどが、なかなか周知されていない。QA集が県HPにあるので、市HPにリンクを貼った。

市内の小中学校にも感染が広がっている。市内の学級閉鎖の状況は、2つの小学校(各1クラス)、中学校も1校(1クラス)で学級閉鎖している。学級閉鎖の基準は、国や県教委からきているわけではないので、市の独自の判断。クラスに一人陽性者が判定された時に、判定日を基準に2日前にさかのぼって、学校に出席していたことを確認した場合には学級閉鎖とする。
部活動で広がっているケースが県内の高校等である。このため部活動については1月25日から、当分の間、自粛する。期間に関しては、当初は「まん延防止等重点措置区域」の措置が出ている間と考えていたが、どこかでピークアウトすると思う。ピークアウトして安全性が確認されれば、あるいは生徒の中に感染者がいなくなれば、状況を見計らって解除する。終わりは定めていない。

在宅で療養中の人のために、市では、パルスオキシメーターの貸し出しや、食料支援を行っている。ぜひ活用してほしい。

リニア中央新幹線工事 中間報告まとめについて

20日に利水協議会があり、副知事からの説明等があった。今回の有識者会議では、お墨付きをつけるというものではなく、あくまでも「JR東海への指導」だということである。全量を戻せば中下流域の河川流量は維持される、全量とは工事期間中も含めたものである。工事期間中の水の問題は、「県外流出やむなし」がいまのJRの考えだが、それでは全量戻しにならない。今後、県の専門会議で議論されていくことになる。私は今後のスケジュールについて、いつから県とJRが話し合いのテーブルにつくかと質問したが、「それはまったく決まっていない。再開できるかもわからない」とのこと。未来永劫、水が担保されるのか不安材料が残る。
まだまだ道のりは遠いんじゃないかと感じる。環境アセスメントの時に、きちんと大量湧水の問題とか水問題を、ルートの選定などを、もっと議論すべきだった。まずはJRとの信頼関係を取り戻すことが重要。JRが、これまでの手順は間違いだったと真摯に受け止めて、謝罪するべき。どこまで信じてよいのかわからない。
そういった意味からすると国の有識者会議が1年8カ月もかかったのだから、そこから県に戻されて議論していく時に、最低それ以上はかかるというのが認識。工事をやりたいやりたいというJR東海の考え方を改めないといけない。

「静岡県産CO2排出量ゼロ電気」の使用について

牧之原市は令和2年7月に、使用電力の30パーセントを再生エネルギーに切り替えた。
今回、CO2フリー電気(再生可能エネルギー)の契約内容の見直しを予定している。現在、市役所全体の電力の30パーセントで、中部電力管内(県外を含む)から発電されているCO2フリー電気の提供を受けているが、これを、静岡県内の各水系にある水力発電所由来の静岡県産CO2排出量ゼロ電気の地産地消の普及に取り組む「静岡Greenでんき」に切り替える。
対象施設としては、市所管施設の電力50kw以上の高圧電力契約施設24施設に適用する。令和4年4月1日から切り替える。追加契約を結ぶ。この「静岡Greenでんき」への見直しは、自治体として県内初の取り組みとなる。

図書交流館「いこっと」がまもなく来館者10万人を達成

去年4月にオープンしたが、順調に来館者が増えている。2月初旬には10万人に達する見込み。当初は1年間で5万人くらいの想定だったが、倍以上のスピードで利用されている

報道提供資料

  • 図書交流館「いこっと」来館者10万人達成(見込み)について
  • 「牧之原市インバウンド誘客プロモーション映像」が完成
  • 総合教育会議の開催について
  • おとなの学び講座「キャッシュレス決済の基本と安全な使い方」

 1月25日 定例記者懇談会資料 [PDFファイル/1.72MB]をご覧ください。

質疑応答【要旨】

●新型コロナに関して
【記者】
部活動の自粛は、「まん延防止等重点措置区域」の期間を過ぎても行うのか?
<市長>
​「まん延防止等重点措置区域」は2月20日まで。それだと1カ月間、活動ができない。感染拡大がピークアウトすれば、期間中でも、再開する。

●図書交流館「いこっと」について
【記者】
好調に利用者が増えている要因は?
<市長>
​想像以上に市民の皆さまの評判が高く嬉しく思う。携わった職員や民間のオーナーに感謝したい。
市民満足度調査で、ここまで右肩上がりで満足度が上がった事業はなかった。本当に良い事業ができたと思う。

●自宅療養者の支援について
【記者】
市が用意しているパルスオキシメーターの数は?また食料支援は家庭内に2人の感染者がいれば、2人分もらえるのか?
<健康推進課長>
100セットある。十分足りると思う。また、食料セットに関しては、同じ家族でも、自宅療養中の感染者の人数分、支援する。

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