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市では毎月、報道機関の皆さまに市政状況や事務事業などを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催内容をお知らせします。
令和3年10月27日(水曜日) 午後2時30分~午後3時15分
市役所榛原庁舎 5階庁議室
2期目の挑戦にご信任をいただいた。2期目の一番の課題は、少子高齢化対策。急激に減少している出生数。合併当時400人生まれていた子どもが、いまは220人/年ほど。それは婚姻数の減少とも関連している。10年前に比べて53%に減っている。子育て世代を支える、日本一女性にやさしい町の実現を目指す。子育て世代が牧之原に来て、子どもを産み育ててもらう環境を作ることが必要。それが高台開発やウェーブプールを核とした町づくりになる。これによって賑わいと雇用を生み出す。そして定住へ繋げる。
若者世代のUターン・Jターン・Iターンのための「RIDE ON MAKINOHARAおかえりプロジェクト」も始まった。これは利子補給です。学生さんが奨学金を借りる。牧之原市に帰ってきて、榛南地域に就職したら、利子相当分の最大24万円をお返しする。そして5年間務めた企業と市が連携して20万円の賞与金を出すという制度を作った。いま県下のUターン率は35パーセントと言われているので、そこを少しでもかさ上げしていく。
学校の再編問題も、今年度中に計画を策定して、来年度から構想作りとなる。この学校再編を呼び水に、ただ学校の箱を良くするだけではなく、教育の中身、特色ある教育、例えば英語やICTに特色があるなど、県内の他の市町でやっていない学校を作っていくことが大事。
牧之原が抱える1市2制度、火葬場と一般廃棄物焼却場が2つある。これを1つにしていく。この4年間で方向付けをしていきたい。
市議選は16の議席に20人の候補者が立候補するという、かつてない激戦だった。今回特徴的だったのは20人中16人が保守系候補だったこと。当選は現職が8人、新人が8人と半分が入れ替わる、かつてない市議会の新陳代謝となった。議会が変わろうとしている大きなチャンスではないかと思う。議会が活力を取り戻すとともに、市民の皆さまの市政に対する関心も高まったと思っている。これからは是々非々で議会で討論していただいて、市民の意見をたくさん吸い上げて、市の政策に反映できるようになれば良い。楽しみ。
3回目のワクチン接種を考えている。追加接種の対象者は、当然2回接種を行っている人で、2回目接種から8カ月経過した人。スケジュールは、12月から医療従事者を対象に始める。一般の高齢者に関しては、1月中旬から3月までに終わらせる予定。対象はおよそ1万5千人。引き続き、来年の4月以降、64歳以下も接種をおこなっていく予定。接種方法は市内の医療機関での個別接種と集団接種。半々くらいを想定。64歳以下については、まだ国の方針が決定していないが、打つことになるという想定で準備を進めている。
接種の状況については、24日の県公表では、牧之原市は高齢者の1回目、2回目の接種率がともに県内1位。64歳以下も1回目の接種率が県内1位。本当に医師会や榛原総合病院の先生方に感謝している。市民の予防に対する意識が前向きなことも要因だと感じる。
大変好評である。市公式LINEを使った「スタンプラリー」は、26日現在で2,140人が参加し、3店舗を回った達成数(1000円分の商品券獲得)は1,000件を超えた。
「プレミアム商品券」は市の公式LINEでの事前申し込みが18日から開始し、1万セット用意していたが、すでに7割ほど予約をいただいた。LINE等を使えない市民のために10月31日に直接販売会も行う。
もう一つの経済対策「宿泊者優待キャンペーン」は市内の宿泊施設に泊まっていただくと5000円の商品券プレゼント。