ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 市長の部屋 > 定例記者懇談会 > 2020年度 > 定例記者懇談会[2020年7月29日]

本文

更新日:2020年7月30日更新
印刷ページ表示

定例記者懇談会[2020年7月29日]

市では毎月、報道機関の皆さまに事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日  時

令和2年7月29日(水曜日) 午後1時15分~午後2時00分

会  場

市役所榛原庁舎5階庁議室

市長説明【要旨】

・新型ウイルス感染症について
静岡県は、昨日28日、感染症対策専門家会議を開催し、県内の感染流行期を「感染移行期・後期」と判断。警戒レベルを「4」の「県内警戒・県外警戒」に引き上げた。当市においても、同日、庁内会議を開き、「新しい生活様式」の徹底と、行き先に応じた自衛措置などについて確認を行った。この結果を踏まえ、私からの「新型コロナウイルス感染症に関する緊急メッセ-ジ」と、更新した「市のガイドライン」をホームページなどで周知を図った。浜松や熱海ではクラスターが発生しているが、幸い中部地区はまだ発生していない。当市の感染者はゼロである。市民や業界の皆さんの努力のおかげ。経済を止める訳にはいかないので、引き続き安心安全の対策を徹底していただきたい。
・海水浴場の状況について 
今年度は海水浴場を開設していないが、「静波海岸」および「さがらサンビーチ」については、水遊びができる「一般エリア」と「サーフィンエリア」に区分けし、7月11日から8月末まで、ライフセーバーを平日は2~3人、土日祝日は3人~7人体制で配置しており、来訪者には安全に海岸利用されている状況であると考えている。  
先週末の土日で海岸へ視察に行った。海辺で遊んでいる人よりサーファーが多い。県外ナンバーの車は少ないと感じた。サーフィンがメジャースポーツになりつつある。サーフスタジアムジャパン(SSJ)の社長と31日に面会予定。工事は2ヶ月遅れているとのことだが、順調に進んでいるとのこと。
・RIDE ON MAKINOHARA誘客キャンペーン 
静岡県民と山梨県民を対象として市内への宿泊者に対して、宿泊料金と飲食費の助成する市独自の誘客キャンペーンは、6月26日から販売し、およそ1週間(7月4日)で予定した2,000人分を完売した。申込者は2,107人で、うち静岡県民が1,439人で約7割、山梨県民が668人で約3割。このうち牧之原市民は324人の約15%という状況であった。
今後は、国の「GO-TO Travel」に合わせた誘客キャンペーンの実施を予定している。
市内の宿泊者(2,000人予定)に、宿泊や飲食などに利用できる商品券を1人あたり3,000円分助成する予定。開始時期は、コロナの感染状況や宿泊施設の感染防止対策の状況をみて判断することにしており、詳細は改めて周知する。
これに合わせ、宿泊施設へのコロナ対策の機器設置に対して補助金を交付する予定で、対象となる経費は受付の仕切り設置、非接触型体温計の購入、トイレの自動洗浄機能の設置などで、補助率は対象経費の4分の3以内、上限30万円としている。
今年度、4月1日以降の機器設置などを対象に遡及して申請できるものとし、現在申請受付の準備をしている。
・ウエルカム花火
RIDE ON 誘客キャンペーンの一環として、市内に宿泊された方への歓迎の意を込めた「おもてなし」と、コロナの感染拡大の早期収束を祈願する花火を打ち上げた。
次回は、8月14、15、16日のお盆を計画している。打ち上げの2時間前には、市の「LINE」および「まきのはらTeaメール」登録者への特典として打ち上げ情報を提供していく予定である。
6月末のLINE登録者数は1,546人であったが、現在(7月29日時点)では6,134人と4,000人以上の増加があった。防災課による市民に周知させる努力や新聞に掲載していただいた効果が大きい。今後もLINE登録者を増やしていきたい。
・地域応援プレミアム商品券
コロナの感染拡大で影響を受けた市内経済の活性化を図るためのプレミアム商品券について、現在は販売数量3万冊のうち4割ほどに留まっている状況である。
もっと市民の皆さんに取組(商品券)を知っていただき、活用していただくようPRを含め、販売方法などを検討している。

資料説明

  • 公民複合施設ミルキーウェイスクエアについて
  • RIDE ON MAKINOHARA 飲食店応援スタンプラリーについて
  • 子育て応援特別給付金について

その他報道提供

  • 牧之原市新型コロナウイルス感染症を考慮した避難所開設運営訓練について
  • 相良総合センターバックヤードツアーの実施について
  • 田沼意次侯銅像募金の返礼品として新たに静岡牧之原茶の記念缶が登場します
  • 伊藤園産業株式会社からフードドライブに食品寄付
  • 市内在住外国人の日常生活や子どもの教育などについて無料相談会を開催します

2020年7月29日 定例記者懇談会資料 [PDFファイル/6.02MB]をご覧ください。

質疑応答【要旨】

●ミルキーウェイスクエアについて
【記者】
ミルキーウェイスクエアは当日一般の方も参加可能か?閲覧可能エリアは?
<市長>
15店舗が出店予定なので、ぜひ一般の方にも参加してほしい。
<担当>
プレイベントやお披露目(ボルダリングジム、レンタル広場)などの紹介もある。カフェスペースは図書館と同時オープンの為、当日は説明のみ。
●相良総合センターバックヤードツアーについて
【記者】
バックヤードツアーについて、今回が初めてか?参加者プレゼントはどんなものか?
<担当>
い~らは創設13年目になるが、今回が初のイベント。プレゼントにはお茶や缶バッチ、ペンライト、参加証明書を考えている。
●プレミアム商品券について
【記者】
プレミアム商品券の売れ行きが伸びないのは?
<市長>
先払いすることに抵抗感があるのではないかと思う。商品券について知らない市民も多い。新聞折り込みやHPに掲載しているが、今後、様々な媒体で周知をする必要がある。対策としては、購入制限をなくしたり、土日でも購入できる販売場所を増やしたりなど追加策を練っていきたい。
●子育て支援・少子化について
【記者】
子育て応援特別給付金は他市町でもやっているのか?
<担当>
富士市と牧之原市のみが取り組んでいる施策である。
【記者】
少子化が顕著な理由は?
<市長>
当市の40歳未満の男性未婚率が51%、女性35%であり、男性の2人に1人が結婚していない。当然少子化傾向になる。静岡県全体が同じ傾向であるが、若い女性は就学、就職などで市外へ出てしまう。Uターン率が少ない。若い女性が就きたい魅力的な職種が少ないのも要因ではないか。
●新型コロナウイルス対策の施設認証について
【記者】
新型コロナ対策を行う店舗に安心安全の認証ステッカーを配布するなど、コロナ対策の施設を認定するようなことは?
<市長>
認証制度については考えている。対策を講じている店舗とすぐ分かるような仕組みを作り、利用者の安心安全に繋げたい。
●JRリニア新幹線について
【記者】
リニアの件について、今までの動きについて伺いたい。
<市長>
そもそも2014年に国土交通省がJRリニア新幹線の事業に対して着工を認可した。
認可した時にJRに対し、国土交通省は自然環境や水影響に対する対策を講じ、地域住民の合意をもつことを条件としていた。
県有識者専門家会議にて、JRに対し47項目の宿題を出している。質問事項についてJRは真摯に回答しておらず、具体的な工事内容について詳細を一切示していない。ここまで遅れているのは、流域市町が止めているのではなく、JRが疑念や不安に対して真摯に対応していないためである。東京から名古屋、大阪の都市部の人にもこのことについて理解して欲しい。
リニアについて反対というわけではなく、牧之原市は100%大井川に依存しているため、
47項目に関して真摯に対応していただきたい。 
流域市町の首長の意見がずれているとの報道があるが、そういった意味ではなく、今までは本当の目的がみえてなかった。
有識者会議の状況をみていると、第1回目の会議で地下水の影響は出ないと回答しており、たった1回目の会議で結論がでたことに対し不安を感じた。
今の段階で具体的な対策を交渉するよりも、流域市町の不安を解消するための意見交換をやるべき。流域市町は何をどうしたらいいか、工事をどのような形で対応したらいいのか、落としどころを一緒に話し合ってみつけたい。
国交省の江口審議官とは話をしたいと、県知事、副知事との意見交換でも発言している。市町によって不安材料や懸念材料は違う。
47項目について回答がないものばかりであり、検討して欲しい。
本当にリニアは必要なのか?コロナ禍の中、懸念されている材料である。社会の風潮は変わってきている。リニアを建設しなければ日本経済は沈没すると言われているが、それは本当なのか?黒字になるのかならないのか?そういった検証資料を提示していただきたい。今の新幹線は乗車率が相当低く、世界一運賃の高い乗り物である。本当にリニアに乗り換えるのか?誰がどれだけ使うか検証しているのか?そういった資料をいただきたい。国土交通省はJRに対してどんな指導をしていたのか?静岡県の懸念をJRに伝えていたのか?そういった点を江口審議官と話したい。
【記者】
江口審議会に会う時期は?
<市長>
未だ日程調整のアポイントメントすら連絡がない。3ヶ月の工事に遅れがあると間に合わない、県の条例に目をつぶって欲しいと言っているのに、面会の調整すらしてきていない。慌ててやる必要はないのでは?いつでも話し合いをしたいと思っている。
【記者】
JRは県が窓口であるが、実際の思いを伝えるためにJRと個別に会いたいか?
<市長>
我々は許認可の立場にない。色々なことを言ってしまうことで、県が混乱したり、誤解を招いたりするのは避けたい。しかし、言いたいことはしっかり言った方がいい。10年後に何かあってからでは遅い。

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)