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更新日:2020年6月30日更新
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定例記者懇談会[2020年6月29日]

市では毎月、報道機関の皆さまに事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日  時

令和2年6月29日(月曜日) 午後1時15分~午後2時00分

会  場

市役所榛原庁舎4階会議室

市長説明【要旨】

・経済対策について
先週26日、牧之原市議会6月定例会がコロナ関連補正予算など提出10議案を可決し閉会した。これにより、「RIDE ON MAKINOHARA 誘客キャンペーン」として1,500万円の予算、また「牧之原市地域応援プレミアム商品券」として6,000万円の予算が可決された。これらのコロナ関連地域経済対策の各事業を展開し、「新しい生活様式」の実践と、社会経済活動の維持との両立に配慮した取り組みを推進していく。
今日は、誘客キャンペーンで宿泊業者が提供する海鮮料理などの一部を用意しているので、PRしてもらいたい。
・国の地方創生臨時交付金について
国の新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金で、第2次補正予算分の自治体への配分額として、当市には3億4,755万円が配分されることになった。
こちらについては、GIGAスクール構想実現のため、児童生徒1人1台端末を本年度整備し、通信ネットワークの一体的整備を進めていく。更なる地域経済対策を現在調整しているので、詳細が固まり次第、改めて情報提供する。
・特別定額給付金について
現時点で16,508世帯、96.6%から申請を受け付け、先週末の振り込みで16,422世帯、96.1%への給付が完了している。
まだ、申請いただいていない約4%の世帯については、申請を促す「ご案内通知」を先週末に発送したところで、榛原、相良両庁舎の受付窓口を開設して、不明な点についての問い合わせ電話相談窓口も案内している。申請の締め切りは、8月17日までとなっているが、「受給できなかった」ということがないように注意していく。
・リニア中央新幹線静岡工区について
先週26日、リニア中央新幹線静岡工区に係る川勝知事とJR東海金子社長との面談が行われた。私もWeb視聴したが、会談がこのように全面公開で行われたことは、リニア関係都府県の沿線住民、静岡県民にとって情報共有の観点で大変有意義な会談であったと思う。全国に、静岡県をはじめ、流域市町の命の水の大切さや自然環境問題について理解いただけたと思う。
一方で、JR東海金子社長は、2027 年の開業ありきで「時間が無い」ことを繰り返すばかりで、水および自然環境などに対する具体的な対応策の説明は無く、流域市町の安心や信頼を担保する言葉は聞かれなかった。
また、リニア工事の遅れは、県および国の有識者会議でのJR東海の説明不足、資料不足がその一因と思うが、こちらについても一切触れられなかった。今後出される国の有識者会議の進展や結論、結果に対しての取り組みも示されず、流域住民を安心させる材料は無かったと感じた。
会談の結論としては、今回のJRの追加工事については、着手済みの準備工事と併せて、面積が5haを超えるので、事前に県と自然環境保全の協定を結ぶ必要がある。この保全協定締結には、相当の期間を要する事になると思うので、JR東海が求める今月中の工事着手は、事実上不可能なものとなったと解釈しているところである。
そして知事には、今回の会談で当市の皇室献上茶を呈茶に使っていただき、流域住民60万人の「命の水」についての説明をしていただいたことに感謝している。

資料説明

  • 令和2年度 海水浴場未開設時の海岸利用について
  • RIDE ON MAKINOHARA 誘客キャンペーンについて
  • プレミアム商品券事業について

その他報道提供

  • 榛原高校関東支部同窓会がオンラインにて開催されます
  • オンライン移住相談窓口を開設しました
  • 掛川特別支援学校御前崎分校生の職業実習の受入について
  • 「青少年あいさつ運動」街頭キャンペーンについて

2020年6月29日 定例記者懇談会資料 [PDFファイル/1.89MB]をご覧ください。

質疑応答【要旨】

●海水浴場未開設時の海岸利用について
【記者】
サーフィン以外のマリンスポーツは、一般エリアを利用するのか?
<担当>
一般エリアは波打ち際で遊ぶような人たちのエリアとなる。道具を使うマリンスポーツは一般エリア以外を利用してもらう。

【記者】
伊豆地方などでは海水浴場を開設しない方針から方向転換した海水浴場もある。牧之原市は、海水浴場を開設しない方針は変わらないか?
<市長>
牧之原市の海水浴場は20年間無事故で運営してきた。これはライフセーバーのおかげである。先月、ライフセーバーの代表と話をして、ライフセーバーの派遣は何とかするが、例年通りの人数を確保することは難しいと言われた。また、ライフセービングハウスに宿泊する人数も制限をしないといけない。
仮に事故やコロナ感染があった場合には、来年の海水浴場開設に支障となる。海水浴場の開設しない方針は変更しない。
下田市は海水浴場を開設しないという返事をもらっていたが、市長選の絡みで方向転換して開設することになったが、仕方ないと思っている。
今年の秋にはウェーブプールが完成するので、年間を通じた観光客の誘客キャンペーンを行う。ピンチをチャンスと捉えていきたい。
市内の海水浴場には例年6軒の海の家があり、開設しないことで影響が大きいので何らかの救済措置を検討している。国の臨時交付金などで支援して、来年に繋がるようにしていきたい。

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