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更新日:2019年11月7日更新
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定例記者懇談会[2015年9月28日]

市では毎月、報道機関に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日時

平成27年9月28日 午後1時15分~午後2時

会場

市役所榛原庁舎5階 庁議室

内容

最近の市政運営の状況 

最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長等から報告しました。

1.サーフィンの合宿誘致について

  • 今日の夕方、JOCでオリンピックの追加種目が決まります。サーフィンが入ることが確実視されていますが、地元が大変サーフィンに熱心でありますし、元々オリンピックの種目にサーフィンが追加されたら市としては合宿地としてエントリーしたいということで、早々と手を挙げていました。
  • 千葉県の一宮町長から連絡があり、サーフィンがオリンピック種目になるよう連携して応援しようということで、全国29団体の首長が、サーフィンを東京五輪の正式種目へと応援する首長連合を作りました。8月8日に静波海岸でクリーン作戦をする中で気勢をあげたわけですが、当初だいぶ厳しいという話でしたが、結果として若者に大変人気があるということであります。正式種目になるということは、ビジネスチャンスが広がることも含め、非常に嬉しいことですし、関係者共々この事態を受けて事前合宿地に正式にエントリーし、その体制を整えてきたいと思っています。
  • サーフィンが正式種目になるという過程で色々な情報を整理していくと、波があまり気ままでは困ると。オリンピックの放映時間の時にちゃんと波があり、試合ができないといけない。今までもオリンピックの候補に挙がった経緯がありますが、そういう理由でなかなか決まらなかった。今回エントリーされるにあたって、ウェーブガーデンというプールの存在がある。そうした人口波施設を採用すれば日程的、時間的、場所的に制約されないゲームができる。さらに円形なので、広告がどこでもやれるというようなシステムを紹介しながら、エントリーしたという経緯もあり、ひょっとするとプールシステムになる可能性がある。もう少し具体的に内容がはっきりしないと、どういう形での合宿誘致ができるかというのがはっきりしませんが、逆にその状態から情報収集を含めて挑戦していきたい。
  • 個人的にウェーブガーデンを調べたところ、8月1日に世界初の商業施設としてのウェーブガーデンがイギリスのノースウェールズにスノードニアという施設がオープンしたとのこと。300mの長さで113mで、真ん中にセンターがあって、両方に波ができて、その上で競技をやる。確かにこれだと面白くないけど、ただ非常にシビアな形で波任せ風任せで運・不運があるのは、競技ではないというようなことで、こういうシステムもありだと感じる。金額も日本円で10億円程度というようなことで、可能性があると思いました。
  • 過去に、プールを造れば、海岸に波が無いなど条件が良くない時でもできるという話を聞いたことがあり、その頃はそんなものがあるのか程度に思いましたけど、具体的に今季あのような話になってくると、合宿地としても、そういう物が必要になる可能性があると思います。
  • 体制づくりの為のメンバーを招集させていただき、私がお声掛けをして、もちろん地元の商工会・観光協会・それから体育協会といった主だった人たちだけでなく、市内あるいは近在には日本サーフィン連盟の幹部の皆さんもおられるということですので、そういういった皆さんや、あるいはマスコミやスポーツビジネスの方たちも含め、関係者に集まっていただき、お話合いをさせていただきたいと思います。
  • こういったことは人脈が非常に重要になりますから、そういう中から方向性を少し定めてサーフィンの合宿地に向けての対応をとっていきたいと思います。対象国とすればもちろんIOCの加盟国ですけれども、できるだけメジャーな国を対象にしていきたい。それからもちろん対象競技としては中心競技としてサーフィンでありますけれども、特に牧之原市は海があるので、これは県からもいわゆるマリンスポーツ・ビーチスポーツのアジア大会とかワールドカップ大会とかがあるというようなこともありますので、その機会に様々なビーチスポーツも含めて検討していきたいと考えております。
  • 連携についても牧之原市だけでできるものではないですし、サーフィンについては県内で下田と御前崎と牧之原が市長連盟で手を挙げました。下田市は少し遠いわけですが、御前崎市とはそういった所も連携をしていく。この間、東京のコンサルタントの皆さんと一緒に回ったんですが、例えば選手の皆さんは、ハードなスポーツをした後にはプールが必要。そうするとプールは「ぷるる」といういいプールがありますし、宿泊施設等も牧之原市だけで完結できなければ周辺との連携も必要になってくる。逆に牧之原市には富士山静岡空港がありますから、移動性も含めれば周辺との連携も考えられると考えているので、まずは私が関係者を招き、座談会を開いて方向性を決めていきたい。これは誘致なので様々な高レベルの作業もあると思いますが、最終的には市民の皆さんが歓迎して、スポーツ、国際交流、ビジネス等にどう繫げていくか、という市民運動の盛り上がりも加味しながら取り組んでいきたいと考えています。

2.L1防潮堤の整備について

  • 地頭方漁港や牧之原市海岸の津波対策とか県で懸案でありましたL1の整備について、地頭方の落居海岸にかけ、一番津波高が高い東岸側から左岸側の工事の着工準備を始めました。県内で純粋に静岡モデルとしてL対応する工事は初めてです。かなり大がかりな工事になり、ものすごく土量がいる。断面で前の方に大きいコンクリート壁を作り、その後ろに土を盛るという形になるので、大量の土が必要になります。これは今回の補正予算で議会に可決していただきました。
  • 相良総合グランドの横に緑文化の丘という事で用地として確保してある山があるんですが、土を確保するためにその山の土を有効に使ってもらえれば、我々もその跡地を宅地等に利用できる。採った土はL1工事の裏埋め材として利用してもらえないかということで、今回の補正予算でボーリングの調査費を計上したので、調査でうまく土が合えば、それを使っていただきたいと考えています。

3.市制施行10周年について

  • 市制施行10周年になります。市では、官民合わせて公式・公認している記念事業が14事業あり、これまでに「彼岸花とかかしまつり」等6本の事業が終わっており、今後「記念式典」や「ビタミンツーデーウォーク」、「わが町の殿様たち」、「第九のコンサート」、「ピノキオの上映」等がありますので、ぜひ取材していただければと思います。

説明案件

市長、担当者より、市制施行10周年記念式典等、こども医療費における自己負担の金額助成、人材育成基本方針改定作業、新規採用職員を対象とした各部主要施策説明研修、映画「夏ノ日、君ノ声」舞台挨拶・先行上映会、ビタミンツーデーウォークについて下記の資料に基づき説明しました。

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