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更新日:2019年11月7日更新
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定例記者懇談会[2010年10月29日]

市では毎月、報道機関の方々に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。
今月の開催状況をお知らせします。

日時

平成22年10月29日 午後1時15分~午後2時15分

会場

市役所榛原庁舎5階 庁議室

内容

最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長から報告しました。

  1. 世界お茶まつり2010について
    • 世界お茶まつりに出席した。牧之原市茶業振興協議会がブースを設置している。凍霜害の発生など、お茶の生産者には厳しい状況だが、販売の促進に努めていく。
    • 静岡牧之原茶のおもてなし「お茶カフェ」がたいへん好評である。農業者が販売することが重要である。意欲のある農業者やJAなどと連携しながら、ティーヒーロー選手権やお茶カフェなど、消費拡大に取り組んでいきたい。
    • 市長、副市長、議長をはじめ市議会議員が訪問した上海市ザーベイ区では、区長が牧之原市を訪問する方向で調整中である。お茶のPR、消費拡大につなげていきたい。
  2. 富士山静岡空港について
    • フジドリームエアラインズは、10月31日から名古屋福岡線を1日5便運航する一方、静岡福岡線を3便から2便に減らし、静岡小松線を来春廃止するなど、静岡空港から離れてしまうのではないかと不安を抱いている。
    • 10月31日には、静岡松本線の初便で松本市を訪問し、長野県知事や松本市長、塩尻市長と一緒に戻ってくる予定。就航先との交流を進めるとともに、フジドリームエアラインズの運航を支援していきたい。
    • 先日、小松市のイベントに担当者が参加した。今月19日には、同市で空港未来フォーラムが開催され、基調講演を行う。連携、交流を促進して、航空路線が維持、発展できるようにしたい。
  3. 子どもたちの施設の耐震化について
    • 先日、坂部保育園の起工式を行い、本日、地頭方保育園の耐震補強工事の施工業者が決まった。これで、市内すべての子どもたちの施設の耐震化に目途がついた。
    • 小学校6校の体育館の耐震化は、当初、20億円で6年間かかる予定であったが、職員の創意工夫によって、約7億円の費用で2年間で完成できた。
  4. 牧之原市核兵器のない世界を目指す平和都市宣言(仮称)について
    • 市議会での請願の採択を受けて、制定に向けた取り組みが始まった。
    • 北朝鮮の核兵器保有に対する心配、中国の軍備増大など、現実的な問題としては、核兵器の必要性も感じている。しかし、牧之原市として、核兵器の廃絶と恒久平和の実現を、理念、理想として掲げていきたい。
  5. 来年度当初予算編成について
    • 昨年度は、榛原総合病院の再建問題があり、今年度予算を含めて、超緊縮型の予算で、なんとか乗り切ることができた。
    • 来年度は、消防救急業務の広域化により、支出の増加が予想されるので、引き続き、補助金の見直しなど、行財政改革に努めていきたい。

市長、担当者より、「牧之原市核兵器のない世界を目指す平和都市宣言」(仮称)の制定について、平成23年度予算編成方針について、学校施設等耐震化事業について、次のとおり資料に基づき説明しました。

記者との質疑応答

  • 牧之原市核兵器のない世界を目指す平和都市宣言(仮称)について
    • 記者 県内における同様の都市宣言の制定状況は。牧之原市としての特徴は。
    • 担当 把握している限りでは、県内では25自治体が同様の都市宣言を行っている。全世界で「核兵器のない世界」を求める気運が高まっており、平和都市宣言では、これを考慮している。
  • 平成23年度予算編成方針について
    • 記者 予算編成において、具体的な歳出の削減方針はあるのか。
    • 担当 補助金については、今年度と同様、21年度対比20%の削減を示している。福祉関連支出の自然増が2~3億円程度あり、歳出全般を精査する方針。
  • 消防救急業務の広域化について
    • 記者 消防救急業務の広域化を進めるために、消防署を設置することとなったのか。
    • 担当 平成28年度からの静岡市への消防救急業務の委託において、市内への消防署の設置が求められている。早期に建設することが、市民生活の安全、安心につながることから、平成25年3月までに建設する方針。基本構想策定委員会を設けて、さまざまな意見を取り入れながら、建設用地の選定などを行うこととした。
    • 記者 建設費はどの程度を見込んでいるのか。
    • 担当 現在の御前崎市にある施設を参考にすると、15億円から17億円程度と推測している。
    • 記者 消防署の規模はどの程度か。
    • 市長 施設の規模、設備、場所などは、将来の広域化を考慮しながら、今後、委員会で検討していく。
  • スズキ株式会社による次世代環境車社会実験への協力について
    • 記者 相良庁舎への太陽光パネルの設置はいつごろか。
    • 担当 スズキ株式会社相良工場が所在することから、次世代環境車の社会実験の実施が実現した。太陽光パネルの設置は、来年3月を予定している。
  • フジドリームエアラインズの名古屋空港への参入について
    • 記者 フジドリームエアラインズが本社機能の一部を名古屋空港に移転するが。
    • 市長 需要のある名古屋空港に参入し、同社が収益力、体力を増強、向上させることは、静岡空港における同社の路線維持、拡大につながり、市にとっても良いことだと考えている。愛知県、信州まつもと空港のある長野県の皆さんは、フジドリームエアラインズにとても感謝していると思う。市でも、引き続き、就航先との交流促進、フジドリームエアラインズの運航支援などに取り組んでいきたい。

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