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更新日:2019年11月7日更新
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定例記者懇談会[2015年8月26日]

市では毎月、報道機関に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日時

平成27年8月26日 午後1時15分~午後2時10分

会場

市役所榛原庁舎5階 庁議室

内容

最近の市政運営の状況 

最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長等から報告しました。

1.サーフィンをオリンピック正式種目に!

  • サーフィンをオリンピックの正式種目にするよう、全国の関係自治体で運動しており、県内では下田市、御前崎市、牧之原市が参加している。この一環として、8月8日に静波海外でビーチクリーンを行った。
  • この運動は、千葉県の一宮町長の呼び掛けで始まった。8月28日には一宮町で日本サーフィン連盟50周年の大会が開催され、杉本副市長も出席する。まだサーフィンがオリンピックの正式種目になるか分からないが、全国で牧之原市だけが合宿地として手を挙げている。
  • 過去の例を見ても、開催地と合宿地は必ずしも同じ場所とは限らない。サーフィンは条件的に東京での開催は厳しく、県内でも下田では少し遠い。平成15年の国体の時に、旧相良町と御前崎町がセーリング会場になった。牧之原市と御前崎市が連携して誘致すれば、開催地としての可能性もある。
  • 市では日本サーフィン連盟主催による強化練習が実施されており、サーフショップのオーナーがサーフィン連盟の国際専門委員会の委員長を務めている。また、静波海岸ではこれまでに全日本選手権大会を3回開催したこともあり、サーフィンの関係者が非常に多い。気運を盛り上げていきたい。
  • サーフィンの聖地である静波海岸だが、津波の問題がある。海水浴客が多い日には2万人近く来ている。防潮堤だけだと堤の後ろ側が弱いので、これから県が行うL1対策と併せて、防潮堤の後ろ側にL2対策の丘を作る。
  • 牧之原市は津波対策として、市内小学校区の皆さんと策定委員会を作り、行政も入って男女共同サロンで2年がかりで津波防災まちづくり計画を作成した。これに基づき平成26年度から具体的に避難タワーの工事に入った。国と県と市それぞれが海岸線を管理している。
  • 基本的には平成34年度までにL1の対応を県が進めている。一昨日、牧之原市と吉田町と焼津市が入った駿河海岸整備検討会において、国直轄の海岸についての基本的な考え方が決定した。保安林の下に県の堤防があり、国はL1までの高さまでの盛土はやる。L2部分についての盛土や、保安林の伐採・植樹は市町がやるようという考え方が定まってきた。
  • 特に静波海岸においては大勢の海水浴客が来るし、サーフィンのオリンピックを開催するとしたら、ある時期までにそういった整備をすることを具体的に検討しなければならない。国や特に県と協議をしていきたい。
  • この事業には多くの土が必要。市有地のボーリング調査を行い、土が使えれば住宅地や命山の整備に使うこともできる。また地元も皆さんと一緒に検討を進める。

記者との質疑応答

・川内原発再稼働を受けて

記者 九州電力の川内原発が再稼働し、原発稼働ゼロの状態から環境が変わったということで、あらためてどう考えているか。
市長 川内原発に関しては、周辺市町・県あるいは九州電力の考え方があると思う。福島第一原発の事故が起き、周辺10数万の人達が避難をして、まだ家に帰れない。将来帰れるかどうかも分からない。使用済み燃料の最終処分先も決まっていない。
避難計画を各自治体が作らないといけないが、実効性のある避難計画ができてない。地元同意に関するルールもできてない。これからも各地域で、同じような悩みや苦しみを抱えながら、再稼働の是非について、議論していかなければならない。
使用済み燃料の問題や、避難計画については、地方自治体や県が実施しようとしてもなかなかできるものではない。地元同意のルールは国がきちっとすべき。
浜岡原発の立地条件をゼロから検証すると、少なくとも周辺人口が多すぎる。それから震源域の真上。全国の原発の中で、国が最重要としている地震の震源域の上にある原発は浜岡しかない。さらに東京、名古屋、大阪の真ん中にあり、日本の屋台骨である自動車産業が立地されている。ここで何かあったら、もう日本経済は立ち行かない。そういった所にそもそも原発は立地すべきではないと思う。
中電も新聞広告や、施設見学をやっているが、それよりも原発反対者や賛成者、社員等を交えてワークショップによる対話の場を行った方がよい。クローズな場で検討しても信用されない。

記者 現状は安全協定に「再稼働の了解」については明記がない。この点については見直す考えはあるか。
市長 ない。そもそも紳士協定だと思っている。中電はこれまで「市の皆さんの同意を得てやってきた」と言っている。

・サーフィンについて

記者 サーフィンについて、もし招致できて、ここが会場になった時のインフラは?
市長 会場になっても、急にホテルを作るわけにはいかないから、周辺市町と一緒にやるしかない。ロンドンオリンピックのビーチサッカーは、ビーチでやっていない。お城に砂を持ち込み、2か月で5万人のスタジアムを作り、終わったら全部撤収。ただ、サーフィンは海がないとできない。恒久施設を作らず仮設でやればよい。
サーフィンは別にして、命の防潮堤は作る。そこにサーフィンの話がくれば、間に合わせる必要があるし、タイムリーな話題。将来サ-フィンをやるにしても何にしても、防潮堤は絶対必要。
今回、駿河湾の防潮堤検討会で国が方針を示し、国と市も県も入って一つのルールができて、国としても全国初の事業モデルとなる。6m×2kmで1万2千人が避難できるスペースができる。

記者 9月中に結果は分かるか。
市長 分からない。どの種目をIOCに上げたかによって、落選したことは分かる。夢を持つのは良いこと。

教育長の再任命について

記者 9月議会で教育長の任命についての議案が提出されているが、引き続き、現教育長を推薦する理由は。
市長 市の教育を担うに相応しい人材。子ども達と目線が近く、教員が終わった後も地域や子ども達との接点を持たれている方。実績も申し分ない。

説明案件

市長、担当者より、市議会9月定例会市長提出議案、一般会計補正予算案(第2号)、公共施設マネジメントの対話の場、総合防災訓練、海水浴場等の入込状況、ご当地ナンバープレート、牧之原市の歌について下記の資料に基づき説明しました。

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