ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織でさがす > 秘書広報課 > 定例記者懇談会[2011年1月25日]

本文

更新日:2019年11月7日更新
印刷ページ表示

定例記者懇談会[2011年1月25日]

市では毎月、報道機関の方々に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。
今月の開催状況をお知らせします。

日時

平成23年1月25日 午後1時15分~午後2時20分

会場

市役所榛原庁舎5階 庁議室

内容

最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長から報告しました。

  1. 中部電力浜岡原子力発電所5号機の稼動について
    • 国が耐震安全性について問題がないと確認した。地元4市も安全性を認め、県も運転再開を容認した。
    • 耐震安全性の再評価(バックチェック)に、地下の低速度層に関する調査結果を反映すること、法令・保安規定を遵守することを要請した。また、情報提供について、わかりやすく説明することが必要。市では昨年12月、有馬朗人氏を講師に招き「原子力学習会」を開催したが、非常に分かりやすい講演で市民の理解が進んだ。
  2. 「金谷御前崎連絡道路」国道473号相良バイパス開通式について
    • 1月22日の記念ウォーク、23日の開通式とも、天候に恵まれて盛会裏に行われた。多くの先達や地権者の皆さん、関係者や国、県の尽力に改めて感謝した。
    • 開通式でスズキ株式会社の鈴木会長が言ったとおり、今後は「利用促進に努める」ことが重要である。御前崎港、富士山静岡空港の利活用を推進するため、構想や指針、取り組みなどについて、県や周辺地域と連携しながら検討していきたい。
    • 御前崎港と東名高速道路が高規格道路で連結された。県西部地域を中心に、御前崎港の利便性向上と優位性を積極的にPRしていくことが必要である。県と共に、御前崎港の利活用と環境整備に努めていきたい。
  3. 富士山静岡空港の利活用について
    • 先日、中国江蘇省の無錫市や宜興市を訪問する市民らが来庁した。昨年7月、中国の小学生250名が来市したお礼と今後の誘客を目的としており、市民の姿勢と意欲に感銘した。富士山静岡空港を活用して、成長するアジアとの交流、連携を進める市民の活動を積極的に支援していきたい。
    • 市としても事業効果の大きい県のプロモーションに参加するなど、地元として、県と連携しながら空港の利用促進に取り組んでいきたい。
  4. 「深蒸し茶」ブームについて
    • 先日、NHKや民間放送で、掛川市の「深蒸し茶」について健康面での効果や機能性が取り上げられ、ブームになっている。市内のお茶生産者から「深蒸し茶は牧之原地域一帯で生産されており、荒茶生産量は牧之原市が県内第1位なのに、掛川茶だけが深蒸し茶と誤認される恐れがあるのでは」との意見があった。茶業振興協議会会長として、民間放送の番組に要望書を提出したところ、今回は深蒸し茶の紹介ではなく、掛川茶が売れているという社会現象を報道したものであるとの回答をいただいた。お茶の消費拡大には絶好の機会であり、深蒸し茶の宣伝に力を入れていきたい。
    • 「深蒸し茶の発祥地」は牧之原市である。明治時代の中期に手揉み茶製法である誘進流の一派を興した戸塚豊蔵が考案し普及したのが始まりとされ、昭和30年代に相良物産株式会社の故山本平三郎氏が製法を確立し、牧之原台地一帯に広げたといわれている。今後、宣伝、PRに努めていきたい。
    • 1月22日に「牧之原市ティーヒーロー選手権」が開催された。昨年に続いて2回目の開催で、市内すべての小学5年生が参加する学校教育の一環として取り組んでいる。クイズや利き茶を通じて、お茶を好きになってもらうとともに、郷土に対する理解や愛着、誇りを育むことにもなる。

市長、担当者より、移動図書館車「新ひまわり号」披露式について、凍霜害対策の状況について、学校就職指導担当者等による市内企業現地見学会などについて、次のとおり資料に基づき説明しました。

記者との質疑応答

  • 移動図書館車「新ひまわり号」披露式について
    • 記者:従来と変わった点は何か。
    • 担当:図書管理システムを導入し、貸出、返却が迅速に行えるようになった。また、雨天や陽射し防止のためにテントを設置するとともに、車椅子に対応するための、電動リフトを装備した。さらに、AED(自動体外除細動機)も搭載し、安全・安心の確保を図った。
  • 茶凍霜害対策の状況について
    • 記者:融資額は見込みに比べて多いのか。
    • 担当:当初は10億円程度と予測したが、約6億円で見込みよりは少なかった。
  • 静岡牧之原茶「新茶祈願祭」について
    • 記者:本年が初めての開催か。
    • 市長:初めての開催である。お茶の収穫が最盛期を迎える八十八夜に向けてカウントを始める式典としたい。新茶シーズンに向けてお茶を盛り上げていきたい。
  • 学校就職指導担当者などによる市内企業現地見学会について
    • 記者:対象は来年3月卒業生か。
    • 担当:来年3月卒業生が対象だが、本年3月卒業生には就職が内定していない学生もいることから、これも対象に含めて考えている。訪問先にも、本年3月卒業生の採用を検討している企業がある
  • 自治会に関する意見交換会について
    • 記者:目的と今後の方針は。
    •  市長:合併前の旧町では、自治会の組織が異なっていたため、合併後、継続して議論、検討を進めている。自治会の規模や組織形態については、行政が決めるものではないが、税金の支出に関しては各自治会に対して公平でなければならない。市民と市の協働で、コミュニティの将来も含めて、自治会のより良いあり方を考え、検討していきたい。

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)