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更新日:2019年11月7日更新
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定例記者懇談会[2010年4月30日]

市では、毎月、報道機関の方々に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。
今月の開催状況をお知らせします。

日時

平成22年4月30日 午後1時15分~午後2時30分

会場

市役所榛原庁舎5階 庁議室

内容

最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長から報告しました。

  1. 新茶の生産状況について
    • 4月26日と本日で、市内の荒茶工場を激励訪問した。
      凍霜害の影響で収量が半分程度になるところもあり、厳しい状況である。
      一番茶の生産は、5月末ごろまでかかる見込みである。
    • 先週、民主党の国会議員が凍霜害の影響を受けた茶園の視察を行った際、島田市長、掛川市長、生産者らとともに、生産者への支援、被害への対応を要望した。
      国会議員の行動はタイムリーで、生産者に配慮した発言もいただいた。
    • 農業者をはじめ生産者の収入が減少することが問題である。
      4月28日に東京に行って、県内の国会議員に所得補償、災害補償などの必要性を訴えた。
      静岡市長や島田市長、藤枝市長、菊川市長らと協議し、歩調を合わせて、国に働きかけていきたい。
    • 県も販売促進に取り組むとのことであり、国、県、JAなどと連携しながら、農業者、生産者を全力で支えていきたい。
  2. 巣鴨信用金庫との連携について
    • 4月27日に東京都豊島区の巣鴨信用金庫に田村理事長を訪問した。
      昨年8月の地震時に多額の義援金をいただき、御礼と復興状況の報告を行った。
    • 巣鴨は「とげぬき地蔵」で有名な観光地で、毎月4日には、巣鴨信用金庫のホールで物産市を開催し、約4,000人が来場するとのことであった。
      今後、市特産品、市内事業者の出展や観光、文化面での連携などを検討していきたい。
  3. 御前崎港の整備推進について
    • 4月28日に「遠州地域御前崎港利用促進協議会」として、浜松市長らと国土交通大臣に、「重要港湾としての御前崎港の整備推進に係る要望」を行った。
    • 国土交通省は、直轄港湾整備事業の選択と集中を図る「重点港湾(仮称)の選定」を公表している。
      御前崎港は、貿易額でみれば全国103ある重要港湾中16番目の通関額であり、さらに輸出額では7番目となっている。
      全国でも有数の工業集積を誇る地域の拠点となっており、国の重点支援の対象として十分な資格を有していると確信している。
    • 重点港湾としての選定、女岩地区-14m第2バースをはじめ基盤整備の推進などを要望した。

市長、教育長より、「市長のおでかけトーク」について、富士山静岡空港新茶サービスおよび観光PRについて、大阪新茶キャンペーンについてなど、次のとおり資料に基づき説明しました。

榛原総合病院組合より、榛原総合病院の現状について、次のとおり説明しました。

  • 入院患者数について
    4月の入院患者数は、延べ3,720人となっている。今年の1月は2,077人で、大幅に増加している。なお、昨年の4月は6,109人であった。
  • 外来患者数について
    4月の外来患者数は、延べ7,000人となっている。今年の2月は6,106人で、順調に増加している。なお、昨年の4月は11,853人であった。
  • 救急搬送件数について
    昨年の12月は19件だったが、4月の救急搬送件数は114件となった。昨年の4月は116件であり、昨年の同月の水準に戻った。

記者との質疑応答

  • 大阪新茶キャンペーンについて
    • 記者:大阪でのキャンペーンは初めてとのことだが、別の場所では実施したのか。
    • 市長:毎年、静岡市などで実施している。
    • 記者:株式会社「榛原」とはどのような会社なのか。
    • 市長:牧之原市出身の「静岡まきのはら大使」只井保氏が大阪で創業した茶卸販売店。全国に10数店舗を展開している。
  • お茶生産者への支援について
    • 記者:国へは戸別所得補償制度の対象とすることを要望するのか。
    • 市長:具体的な支援制度は特定していない。農業者をはじめ生産者の事業資金、生活資金の手当てが必要と考えている。
  • 富士山静岡空港新茶サービスについて
    • 記者:手揉み実演はどこで、どの位の数量を行うのか。
    • 担当者:空港3階展望ホールで午前10時から午後3時まで行う。「やぶきた」を3キログラム程度、手揉みで製茶する予定。
  • 榛原総合病院について
    • 記者:病院の現状は。
    • 病院組合:利用者数は、順調に回復してきている。
      病床が不足してきており、拡大しなければならないが、医師は充足しているものの、看護師が不足しているため、対応できない状況にある。 徳洲会グループの別の病院から10数名の応援をいただいているが、支援には限界があるため、地域で看護師を確保することが、喫緊の課題となっている。
      導入した320列のCTスキャンが、テレビで最新鋭の医療機器として紹介されたため、検査などの申し込みが殺到し、急遽、予約制とした。県外からの問合せもあった。
    • 記者:医師数、看護師数の現状は。
    • 病院組合:医師は別の病院から派遣されるなどして対応、充足されている。
      看護師は、指定管理開始後、急激に増加している状況にはない。
    • 記者:診療体制の現状は。
    • 病院組合:小児科は火曜日と金曜日に診療しているが、5月中には、火曜日から金曜日まで、診療できるようにする予定。
    • 記者:夕方診療の現状は。
    • 市長:徐々に市民、町民への周知が進み、利用者は増えてきている。現在は1日5人程度。
    • 記者:救急搬送件数は予定どおりなのか。
    • 病院組合:市内、吉田町からは円滑に搬送され、昨年とほぼ同じ水準に回復した。
      なお、ドクターカーは、ほぼ毎日稼動している。 

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