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更新日:2019年11月7日更新
定例記者懇談会[2010年4月2日]
市では、毎月、報道機関の方々に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。
今月の開催状況をお知らせします。
日時
平成22年4月2日 午後1時15分~午後2時30分
会場
市役所榛原庁舎5階 庁議室
内容
最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長から報告しました。
市長自らお茶を淹れて、記者の皆さんに振舞った。
「呈茶したのは、静岡牧之原茶”望”ブランドの”つゆひかり”。訪問先でもあいさつと静岡牧之原茶の宣伝を兼ねて、携帯用の茶器で振舞っている。常温の水でもうまみが出るので好評である。」
- FDA(フジドリームエアラインズ)について
- 富士山静岡空港からの日本航空の撤退を受けて、フジドリームエアラインズが、福岡線3往復、札幌線1往復を引き継いだことは、良かった。
- 榛原総合病院の小児科は、4月から毎週火曜日に外来診療を開始するが、医師は福岡徳洲会病院から派遣される。月曜日の最終便で市に来て、水曜日の早朝便で福岡に戻るとのことで、これも空港があるからできることである。昨日、心臓センターが開設されたが、急を要するときにも、空港はたいへん有効である。
空港を積極的に活用して、榛原総合病院の充実、向上を図っていきたい。
- 榛原総合病院について
- 指定管理者の沖縄徳洲会によりドクターカーが配置されたので、期待したい。
- 3月27日に静岡がんセンターで開催された「静岡がん会議2009」にパネラー、発表者として出席した。公設民営化の課題として、医師や看護師などの病院職員の総合力が必要なこと、病院、議会、住民などにおける情報の共有化が重要なこと、働いている人に最大限の配慮をすることの3点を挙げた。榛原総合病院では、これらの課題を解決し、指定管理者制度への移行、病院の存続を実現できた。引き続き、支援していきたい。
- 富士山静岡空港の利活用について
- 県知事が提唱している「ガーデンシティー構想」などについて、地元などと連携しながら、積極的に提言などを行っていきたい。
- 観光、お茶、農水産物、企業誘致、産業振興、教育、文化、医療、福祉など、あらゆる面で、富士山静岡空港の利活用を検討したい。
- 情報の共有化について
- 市職員に対しては、情報共有の重要性を強く説いている。記者の皆さんを通じて積極的に情報提供を行い、市民の皆さんとの情報共有に努めたい。
市長より、荒茶工場激励訪問について、春季観光イベントについて、健やかプランまきのはらについてなど、次のとおり資料に基づき説明しました。
記者との質疑応答
- 「チャーフィン」のミニ絵本について
- 記者:増刷の計画はあるのか。
- お茶振興室:人気が出てくれば、検討したい。
- 記者:イベントでの配布などとあるが、単体で販売する計画はあるのか。
- お茶振興室:販売することも考えている。
- 経費削減の取り組みついて
- 記者:昨年度は、カラーコピーの廃止、高速道路の利用抑制など、職員提案に基づく徹底した経費削減に取り組んだが、本年度の方針は。
- 市長:エコアクション21に取り組んでいることもあり、エレベーターの不使用、使用紙量の削減など、行財政改革には継続して取り組んでいく。同時に、税収向上を図るために、産業振興、雇用確保に努めていく。
- 富士山静岡空港の利活用について
- 記者:県、地元などと連携して推進していくとのことだが、具体的には。
- 市長:市が利活用事業構想として定めた(仮称)お茶流通拠点事業構想、(仮称)、アジアンテイスト事業構想(仮称)、エアポートエコミュージアム構想、新幹線富士山静岡空港駅設置の実現などを提言していきたい。