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油田の里公園
油田の里公園は、1989年11月29日に静岡県指定文化財(天然記念物)に指定された相良油田坑の跡地を整備して作られた公園です。
公園内には、手堀井戸の小屋や、相良油田坑に関する資料館があり、昔の石油採掘の様子を学ぶことが出来ます。
また、遊具や芝生広場などの設備もあり、バーベキューやグラウンドゴルフなど大自然の中でアウトドアを楽しめます。
お知らせ
毎月第三日曜日は移動式遊具で遊べます。
詳しくは 油田の里公園にある移動式遊具で遊ぼう! をご覧ください。
公園紹介
付帯設備
油田資料館(内装)
バーベキューガーデン 5炉
手掘り小屋
遊具広場
アスレチック付滑り台やターザンロープ、砂場があります。
相良油田の紹介
相良油田は、太平洋岸で唯一の石油産油地であり、日本で初めて機械堀が試された土地です。相良油田の発見は明治5年(1872年)で以下の歴史があります。
明治五年(1872年) | 七月、石坂周造相良油田に進出、東京石油会社相良支社を設ける。この年の夏、米人クラーク県知事の依頼で相良を視察する |
明治六年(1873年) |
石坂周造菅ヶ谷のうち新田、時ヶ谷、大知ヶ谷に鉱区を取得して、手掘り井を掘削する |
明治 六年(1873年) |
石坂周造菅ヶ谷のうち新田、時ヶ谷、大知ヶ谷に鉱区を取得して、手掘り井を掘削する |
明治六年(1873年) | 石坂周造米国より購入した綱掘り機によって、時ヶ谷庄八屋敷で採油成(わが国石油機械掘り発祥の地) |
明治八年(1875年) | 相良の油業、海江田信義(弧松館)の手中となる |
明治十一年(1878年) | 参議大隈重信相良油田を視察する |
明治十二年(1879年) | 石坂周造東京から相良へ移住 |
明治十四年(1881年) | 石坂周造相良石油会社を設立する |
明治十七年(1884年) | 第一ピーク年産720キロリットル |
明治三〇年(1897年) | 石坂周造相良から東京へ移転する |
明治三六年(1903年) | 石坂東京で死去、72才 |
明治三七年(1904年) | 日本石油会社相良油田に進出、機械掘り |
相良油田の原油の質
普通の原油は、重油が半分以上も含まれており真っ黒ですが、相良の原油は重油分が少ないため、黄味がかった青緑色をしていて、しかも透きとおっており世界一良質な原油とみられています。
成分比率は、ガソリン3分の1、灯油3分の1、軽油3分の1弱、重油10分の1以下であり、非常に軽質でそのままでも発動機を動かすことができます。
相良油田資料館の会館・設備の予約連絡について
開館時間 |
午前9時~午後4時 |
休館日 |
火曜定休(祝日の場合は翌日休館)、年末年始 |
連絡先 |
電話番号 0548-87-2525 |
・開館情報の確認 ・グラウンドゴルフの予約連絡 ・バーベキューガーデンの予約連絡 ・イベント情報の確認など |
使用料の案内
設備の使用について、以下の通り料金を定めています。
炉の貸出 1炉につき500円
芝生広場 グラウンドゴルフ 1日につき100円
アクセス
〒421-0514 牧之原菅ケ谷2525-1
- [車]東名高速道路:相良牧之原ICから約20分 第1駐車場、第2駐車場 計70台(無料)
- [バス]静岡駅前から:しずてつジャストライン「特急静岡相良線」相良営業所で降車後、徒歩35分
※タクシーのご利用が便利です。こちらから市内のタクシー会社を確認できます。
公園を使用する皆さまへ
- 使用後のあと片付けをおこないごみ等は持ち帰ってください。
- 夏の暑い日には遊具が熱くなることがありますので、やけどに注意してください。
- ペットの散歩中に排泄をしてしまった場合は必ず持ち帰ってください。
公園での禁止事項
- 無許可の行商その他これに類すること
- 広告宣伝その他これに類すること
- 公園施設を損傷し、または汚損すること
- 竹木を伐採し、または植物を採取すること
- 土地の形質を変更すること
- 鳥獣類を捕獲し、または殺傷すること
- 立入禁止区域に立ち入ること
- 指定された場所以外の場所へ自動車やバイクを乗り入れ、または留め置くこと
- 公園をその用途以外に使用すること
遊具の破損、樹木・植栽の不具合等を見つけたら
- 市民の皆さんからの「気づき」を情報提供下さい。
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