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更新日:2024年12月11日更新
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「ムーア・アロハ財団ミニキャンプin牧之原」を開催しました

ムーア・アロハ財団交流事業

【市長表敬訪問でフラダンスを披露するカリッサ・ムーアさんとハワイの子ども達】

令和6年11月29日から3泊4日の日程でハワイ州ホノルル市を拠点とする「ムーア・アロハ財団」のメンバー14人が当市を訪れました。彼女たちは、滞在中にサーフィンやビーチクリーンまた、日本文化体験等をとおして、「まきのはらジュニアズアクションスポーツクラブ(MJrsASC)」の子ども達や市民の皆さんと交流を深めました。この事業は、2020東京五輪ホストタウン推進事業として実施され、昨冬にMJrASCの子ども達がハワイを訪れ、同財団の子ども達と交流したことがきっかけとなって開催される相互交流です。

『カリッサ来日「ムーア・アロハ財団ミニキャンプin牧之原」開催レポート(THE SURF NEWS)』にも掲載されました<外部リンク>

主な日程

11月29日

中部国際空港に到着したメンバーは、貸切りバスで宿泊ホテルに到着。市花の会や昨冬ハワイを訪問した子ども達から「手作りのレイ」をプレゼントされるなど温かい歓迎を受けました。

ムーア・アロハ財団交流事業

【市花の会・MJrsASCの子ども達による歓迎】

11月30日

最初のイベントは、MJrsASCの子ども達とビーチクリーンやサーフスタジアムでのサーフ交流をおこないました。

ムーア・アロハ財団交流事業in牧之原市

【ムーア・アロ財団の理念である社会貢献。その実践として、静波海岸でのビーチクリーン活動】

ムーア・アロハ財団交流事業in牧之原市

【静波サーフスタジアムでのサーフ交流】

昼食は近くの凸凹食堂で開放的な空間で、美味しいお弁当を食べながら交流。

ムーア・アロハ財団交流事業

【ランチを取りながら交流するメンバー】

ムーア・アロハ財団交流事業

【1年ぶりの再会を喜ぶメンバー】

午後は高尾山石雲院へ訪れ、着付けや茶道などの日本文化の体験。地元の「空港おもてなしの会」の皆さまのご協力による体験にメンバーは大興奮で、着物姿などSNS映えのするショットを盛んにカメラに収めていました。

ムーア・アロハ財団交流事業

【慣れない手つきで抹茶を点てるメンバー】

ムーア・アロハ財団交流事業

【カリッサさんも神妙な面持ちで抹茶をいただいていました】

今日1日の体験は以上で終了。夕食はホテル近くのカレー屋さんで特製メニューを味わいました。

ムーア・アロハ財団交流事業in 牧之原市

【夕食のカレーに大喜びのメンバー】

12月1日

彼女たちのリクエストで、早朝から静波海岸でのフリーサーフィン。小波でも彼女たちにとっては、癒しの空間。時間帯も日の出と重なって、幻想的な雰囲気のなかでサーフィンを楽しむ彼女たちの姿にアロハの風を感じました。

ムーア・アロハ財団交流事業

【日の出とともに海に入るカリッサさんやメンバー】

朝食を済ませ、メンバーはジャックオーシャンスポーツを表敬訪問。今回、彼女たちが着るムーア・アロハ特製Tシャツは「星いきいき社会福祉財団」からご支援いただいたものです。さらにマグカップやキーホルダーなどの記念品をプレゼントしていただきました。

ムーア・アロハ財団交流事業

【ジャック・オーシャンスポーツ表敬訪問。井部理事長との記念写真】

次は坂部のいたくら農園を訪問しました。旬を迎えた「坂部のみかん狩り」を体験。みかん狩りは、もちろん初体験。メンバーは大喜びしながらハサミを器用に扱い、今回のために特別に用意していただいた特製バックにたくさんのみかんを詰めていました。なお、昼食は同農園の施設をお借りし、テイクアウトの釜めし弁当を頂きました。囲炉裏に火が入った純和風な雰囲気を感じながら熱々の釜めしを味わっていました。

ムーア・アロハ財団交流事業

【フレッシュフルーツにメンバーは大感激。それぞれがハサミを手に袋いっぱい収穫していました】

ムーア・アロハ財団交流事業

【炊き立ての釜めし弁当を楽しむメンバー達】

昼食後は、ハワイで人気の抹茶スイーツを味わうため「グリンピア牧之原」を訪問。抹茶ジェラートは、国や地域を問わず、やはり大人気でした。

ムーア・アロハ財団交流事業

【グリンピア牧之原への訪問】

午後は、市内にある古民家をお借りし「和菓子作り」を体験。市内の和菓子職人を講師に、「練りきり」を作りました。はじめての体験にメンバーは、とまどいながらも講師の手ほどきにより、季節感のある和菓子を作りました。

ムーア・アロハ財団交流事業

【古民家での和菓子作り体験】

夕食は、市内のお寿司屋さんで「寿司体験」。日本食の中でも「お寿司」は、ハワイでの人気メニューのひとつです。今回はカウンターに座り、大将に直接注文。カウンターのネタケースを見ながら好みの一貫を注文する姿は本人ばかりか仲間も興味津々。「ツナ」が一番人気のようで、新鮮なネタに大満足していました。

ムーア・アロハ財団交流事業

【大将とカウンターをはさんでの寿司体験】

12月2日

昨日に続いて、早朝から静波海岸でのフリーサーフィンで1日がスタート。疲れているはずなのに楽しそうに水の中へ。彼女たちにとってサーフィンは、エネルギーの源のようです。

ムーア・アロハ財団交流事業

【カリッサさんもエンジョイサーフィン】

ムーア・アロハ財団交流事業

【小波の中でも歓声を上げながらサーフィンを楽しむメンバー】

ムーア・アロハ財団交流事業

【メンバーの様子を浜辺で温かく見守るカリッサさん】

朝食後の最初のイベントは、牧之原市長への表敬訪問。杉本市長から今後の相互交流に期待する歓迎挨拶に続いてカリッサ・ムーアさんからは、「財団の子ども達にとって、今回の経験はかけがえのないものとなった。」など受け入れに対しての感謝の言葉が述べられました。また各メンバーが自己紹介を行ったほか、滞在のお礼として、全メンバーによるで即興のフラダンスを披露していただきました。

ムーア・アロハ財団交流事業

【市長、市議会議長や交流関係者が出席し、開催された表敬訪問】

ムーア・アロハ財団交流事業

【彼女たちのお礼の気持ちを「フラダンス」で表現していただきました】

市役所訪問に続いて、最終目的地「榛原中学校」に訪問。2年生全員による歓迎セレモニーを開催していただきました。学校紹介や剣道の模範演技、全員合唱と温かみのある歓迎セレモニーでした。

ムーア・アロハ財団交流事業

【大歓迎を受けた中学校訪問】

当市での最後の食事は、中学校近くにある古民家を改修した食事処。今事業のアドバイザーである長谷川さんの発案で行った、カリッサ・ムーアさんへの「サプライズベビーシャワー」にお二人は大変感激してくれました。

ムーア・アロハ財団交流事業

【ベビーシャワー。手作りのケーキをプレゼントさせていただきました】

この後メンバーは2泊の京都滞在を経て、12月4日に中部国際空港からホノルルに向け、出発しました。

12月4日

ムーア・アロハ財団交流事業

【中部国際空港での感動的なお別れ】

「京都より牧之原が良かった!」「また牧之原を訪れたい!」「牧之原をSNSで紹介するわ!」など帰国の搭乗手続きの合間に彼女たちは感激のコメントを残してくれました。

3泊4日の滞在で彼女たちは、「牧之原」というワードとともに素晴らしい思い出を心に刻んだことを確信しました。さらに、イベントや食事会場として協力、また関わっていただいた皆さまからも「素敵な出会いに感謝!」などありがたい言葉を頂きました。

ホストタウンで培った絆は、ゴールでなくスタートです。これまでに築いた交流をレガシーとしてこれからも継承してまいります。

なお、この活動の一部はスポーツ振興くじ(TOTO)助成金を活用した交流事業です。

ムーア・アロハ財団交流事業


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