オリンピアン寺本明日香氏の『ふれあい体操講演会』を開催しました

令和４年９月５日、榛原中学校校全生徒（約520人）を対象とした「オリンピアンふれあい体操講演会」が開催されました。

これは、オリンピックに出場した経験のある競技者からお話を聞くことで、児童・生徒に新たな「気づきやこころざし」を養ってもらおうと企画したもので、講師には、2012年ロンドン五輪、2016年リオ五輪出場など、長年、日本女子体操界をけん引した「寺本明日香さん」をお招きしました。

講演会は、寺本さんと至学館大学助教の久保賢志氏による対談形式で進行し、目標を持つことの大切さや生き方のヒント、指導者としての今後の意気込みなどが語られました。

さらに、寺本さんは、２大会のオリンピックに連続して出場した経験談や、競技人生を送るうえで大切にしてきたことを紹介し、生徒たちは、終始、熱心に耳を傾けていました。

講演会後半の平均台を使ったの実技指導では、生徒の興味を引くよう、採点方式を取り入れるなど随所に工夫が凝らされたほか、平均台上での倒立など寺本さんのパフォーマンスも披露され、生徒や教員から大きな拍手が送られていました。
市では、今後もホストタウン事業を通して、「夢を持つことの大切」などを児童・生徒に伝えてまいります。

寺本明日香（てらもと　あすか）氏　プロフィール

愛知県出身。26歳。16歳で2012年ロンドン五輪で団体８位、2016年リオ五輪では個人８位、団体４位入賞。2019年世界選手権ではキャプテンとして活躍。日本体操女子を約10年にわたりけん引した後、2022年４月、現役を引退。現在は至学館大学の体操競技部の女子監督に就任。