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更新日:2022年6月1日更新
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北海道インターナショナルスクールの生徒が牧之原市を訪れました!

HISと相良高校生徒との交流(静波海岸)

2020東京五輪ホストタウン交流事業が縁となり、北海道インターナショナルスクール(HIS)と静岡県立相良高校グローバルチャレンジサークルはWEBを通して交流を続けています。

交流にあたっては、牧之原市シティプロモーションパンフレットの作成を共通の目的とする方向性のもと、地域資源等の掘り起こしなどのプログラムが進んでいます。

5月27日には、HIS生徒・先生の計4人が札幌丘珠空港・富士山静岡空港経由で当市を訪れ、2泊3日の日程で市内に滞在し、パンフレット掲載情報などの収集に取り組みました。

ホテル到着時には、USAサーフィン事前合宿時と同様、「市花の会」の皆さんの手作り「紫陽花の首飾り」をプレゼントし、とても喜んでいただけました。

HISと市花の会の皆さま

メイン交流となった28日は、相良高校グローバルチャレンジサークルの生徒15人とバスで市内を巡り、英語を介した地域の紹介など、和気あいあいと魅力発見に取り組みました。

スタートは今春、静波スウィングビーチに新設された会議室「サーフシャック」で、お茶の専門知識を持つ西原ディレクターから「静岡牧之原茶」についての講義を受けました。また、USAサーフィン事前合宿動画視聴や既存パンフレット供覧を通して、牧之原市のイメージを共有し、さらに五輪に関するクイズやグループワークでお互いの親睦を深めました。

HISと相良高校生徒との交流(サーフシャック)

続いて、夏到来を思わせる絶好のシチュエーションのなか「静波サーフスタジアム」や「静波海岸 自由の女神像」などを視察し、ウェーブプールから繰り出される「青く透き通った波」や「自然の豊かさが残る静波海岸」の光景に両校の生徒達はモチベーションもアップし、大きな歓声を上げていました。

昼食は、静波海岸にある「凸凹広場・食堂」で、地元の食材をふんだんに使った美味しいお弁当に生徒たちは大満足の様子でした。さらに会場に駆けつけてくれた杉本市長は、英語による歓迎スピーチを披露し、合わせて、市長、学校長の印を押した参加証明書がHIS生徒・先生の4人に贈呈されました。

市長との交流

午後からは、「グリンピア牧之原」や「勝間田開拓茶農協」など「静岡牧之原茶」に関連する施設などを視察し、牧之原台地に広がる茶園の光景に生徒たちは感動していました。

HISと相良高校生徒との交流(グリンピア牧之原)

特に勝間田開拓茶農協では、山本前組合長による茶栽培の歴史や現状、また栽培にかける情熱など大変貴重なお話を聞くことができ、HISの生徒はもちろん、地元相高生も市の主幹産業である「お茶」そして「お茶づくり」に対する認識を深めることができました。

試飲させていただいた「香り緑茶」の甘く華やかな香りに生徒達も驚いていたようです。

HISと相良高校生徒との交流(山本園)

行程の最後になった相良高校では、相高生の案内で校舎やグラウンドを見学し、最後のあいさつでは、HISの生徒から「リアル交流ができ、本当にうれしかった。牧之原市を好きになった」「同じ時間、空間を共有できてよかった」「パンフレット作成に向け、これからも一緒に取り組みたい」などのコメントがありました。

また、相高生からは「英会話に挑戦できた。機会があればもっと話してみたい」と前向きな言葉が述べられました。

HISと相良高校生徒との交流(相良高校)

最終日となる、翌29日には、HIS単独で、母屋・長屋門が「国の重要文化財」に指定されている大鐘家を見学し、約300年前の建物や吊るし雛、手入れが行き届いた日本庭園などに関心を寄せていました。

滞在を終えたHISの生徒からは以下のメッセージが寄せられました。

『3日間大変お世話になりました。ありがとうございました。とても楽しく牧之原の魅力を感じることができました。これ程までに魅力満載な「まち」であることに驚きました。この3日間の体験を活かして、パンフレット制作に取り組んでいきます。ありがとうございました。』

滞在中に取材した情報を基に、今後は、両校の生徒がWebなどを活用し、協働で英語版シティプロモーションパンフレット作成に取り組み、秋ごろには、HISの卒業生が在住するニューヨークなどの日本食レストランや百貨店への配架を目指しています。

なお、この事業は、「ホストタウン推進事業2020東京オリンピック・パラリンピックを契機としたレガシー創出及び継承業務」として、USOPC元日本代表駐在員ジョン・オオモリ氏のコーディネートにより展開されています。​


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