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更新日:2020年4月13日更新
皇室献上茶謹製事業の記念式典を開催(令和2年4月11日)
新茶の時期に、県産の手揉み茶を皇室に贈る「献上茶謹製」に係る式典を令和2年4月11日、市内で開催しました。謹製事業は62回目で市では14年ぶり2回目となります。
市内の指定茶園で開催しました「茶摘み式典」は、杉本市長をはじめ茶業関係者、県や市の行政関係者など約70人が参加しました。神事の「茶摘の儀」では市長やJAハイナンの大石組合長、市茶手揉保存会の枝村会長と茶娘姿の市とJAハイナンの職員が丁寧に新芽を摘み取りました。市長はあいさつで「今年のお茶は旨味成分が多く、味も濃い。厳しい茶業界だが、献上茶謹製を機に茶業が素晴らしい回復することを願う。」と述べました。
会場を相良総合センターい~らに移して実施した「手揉み式典」では、県茶手揉保存会の会員約40人が10台のホイロに分かれて、茶葉を丁寧に仕上げていきました。仕上がった献上茶は、市長や県茶手揉保存会会長、市茶手揉保存会会長によって茶筒に茶詰めされ、5月下旬に市長と園主らが宮内庁などに届ける予定です。
新型コロナウイルス感染防止のため出席者数を減らして実施したほか、一般向けの呈茶サービスや手もみ体験は中止とし、規模縮小して式典を開催しました。
献上茶栽培に携わった園主の皆さん
太田宣孝さん(片浜)
川瀬和弘さん(静谷)
水嶋千利さん(坂部)
写真上左:「茶摘の儀」の新茶摘み取り
写真上右:「茶摘み式典」の集合写真
写真下左:ホイロでの献上茶の手揉風景
写真下右:杉本市長と県茶手揉保存会の皆さま