本文
牧之原市で最も古い本堂建築「釣月院本堂」と、県内でも大変珍しい「千体仏」を有する曹洞宗の寺院です。本堂は、天和2(1682)年に建てられたもので、その後、安永2(1773)年に現在地へ移築されたことが判明しています。曹洞宗の本堂らしい質実剛健な建物で、県の文化財に指定されています。
千体仏は、鎌倉時代の作と推定されるもので、像高約13cmの阿弥陀如来立像が全部で843体あります。すべて木造で、一部に金箔が残っています。元々は報恩庵(廃寺)という別の寺院に伝えられていましたが、現在は本堂内で大切に祀られています。市の文化財に指定されています。
〒421-0532 牧之原市地頭方868 地図を見る<外部リンク>
0548-58-0225