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「田沼意次侯銅像」募金が目標金額まで間近となったことから、令和2年11月16日、世界を舞台に活躍する女流書家の吉永益美さんが、銅像台座に取り付ける銘板の揮毫を贈呈するために市役所榛原庁舎を訪れ、関係者を表敬してくださいました。
吉永益美さんは3歳から書くことを始め、日本文化である「書」を国内外に広めるため、世界16ヶ国以上で作品展示・揮毫公演に取り組んでいます。主な展示などには、国際連合欧州本部展示(スイス)やルーブル美術館展示(フランス)、日光東照宮作品奉納などがあります。
静岡県立相良高等学校の卒業生であることから、令和元年の田沼意次侯生誕300年記念大祭では、横幅約10メートルの大作を書道パフォーマンスで披露してくださり、こうしたご縁から銅像台座の銘板を揮毫することになりました。
市民を代表して、杉本基久雄市長と河野研司実行委員長が贈呈を受けたあと、田沼意次侯顕彰銘菓「二朱銀」と牧之原茶による歓談では、銅像を生かした功績の継承や大河ドラマ誘致への挑戦、「田沼再興」をテーマとしたまちづくりなど、今後の顕彰活動について活発な意見交換がされました。
銘板のサイズは縦約40センチ、横約30センチで、石に文字を彫刻したあと、台座に取り付けることとなります。銅像の除幕は来年5月を目指しており、現在でも募金活動は継続中です。
この揮毫贈呈がより多くの賛同につながり、早期建立に向けて進むことを期待いたします。
「田沼意次侯銅像」募金については、「田沼意次侯銅像」募金のお願い [PDFファイル/249KB]をご覧ください。