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牧之原市内には、国、県、市指定の無形民俗文化財が多数あります。
「御船神事(おふねしんじ)」は、江戸時代に廻船問屋が航海安全と商売繁盛を祈願するために行ったといわれる行事で、市内では4つの神社で今でも行われています。
中でも、大江八幡宮の御船神事は、国指定無形民俗文化財に指定されており、船若(ふなわか)と呼ばれる若者4人が1組となって揃いの浴衣を着て、檜垣回船、樽回船の精巧に作られた模型を練り歌に合わせて勇壮に地区内を練り歩きます。
期日 | 場所 | 文化財の指定状況 |
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9月中旬 | 大江八幡宮 | 国指定重要無形民俗文化財 |
9月中旬 | 飯津佐和乃神社 | 県指定無形民俗文化財 |
10月中旬 | 神明神社 | 市指定無形民俗文化財 |
11月上旬 | 鹿島神社 | 市指定無形民俗文化財 |
このほか、「蛭ヶ谷の田遊び」という伝統的な行事があります。
毎年2月第2土曜日の夕暮れから深夜にかけて、木を積み重ねたかがり火の前で21人の若者が、豊作を祈願して古式ゆかしい舞を奉納します。
蛭児神社に平安時代(鎌倉時代とも)から伝わる民俗行事で、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
期日 | 場所 | 文化財の指定状況 |
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2月第2土曜日 | 蛭児神社 | 国指定重要無形民俗文化財 |