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姉妹都市ケルソー市との交換ホームステイ事業で高校生が来市しています
市国際交流協会(三浦進会長)は、昨年度に引き続き、市の姉妹都市である「アメリカ合衆国ワシントン州ケルソー市」との学生交換ホームステイ事業を開催しています。
この事業は、今年度で33年目を迎える事業で、現在までの交換ホームステイ事業参加者数は本市からケルソー市へは約250人、ケルソー市から本市へは約120人、延べ約400人以上の実績があります。
7月27日(日)から8月2日(土)まで、牧之原市から高校生4名と引率者2名がケルソー市を訪れました。受け入れ先のホストファミリーをはじめ、ケルソー市役所、ケルソー高校、語学学校などで多くの現地の方々と交流をしました。
また、8月2日(土)から8日(金)までの間には、ケルソー市から高校生2名と引率者1名が来市し、市内の家庭にホームステイしながら交流を深めます。ケルソーの高校生は期間中、杉本市長への表敬訪問やサーフィン体験交流、市内の高校への訪問などを実施しています。
4日には、牧之原市史料館を訪れ、相良高校グローバルチャレンジサークルの生徒と共に当市の偉人である田沼意次侯の偉業について学びました。訪問中には、田沼家の刀を作った鍛冶師による刀剣に触れ興味津々の様子でした。その後、相良高校を訪問し、同サークル約10名生徒らと卓球を通して交流を行いました。
午後には、榛原高校にて、書道部と美術部の生徒約10名と共に日本文化を楽しみました。書道交流では、好きなキャラクターや食べ物など題材に和気あいあいとした雰囲気で、各々取り組みました。また、美術交流では、初めて描くお絵描きせんべいに終始夢中の様子でした。それぞれ描いた絵を見せ合いながら、説明をしたり、交換したりしました。
5日には、市長を訪れ、ケルソー高校のダリアさんは、「初めての日本で、来る前は、とけこめるかとても心配だったけど、ホストファミリーや4人の学生がよくしてくれた。何度も来たい」と話し、同校のマデリンさんは、「新しい友人もできて、昨年受け入れてくれたホストファミリーとも会うことができた。将来は、牧之原市で英語の先生になりたいです。本当にありがとう」と嬉しそうに話してくれました。
牧之原市からケルソーに行った小笠原珠里さんからは「貴重な経験ができて嬉しいです。この経験を生かして英語を使った職業に就きたいです」と話し、近藤由渚さんは、「日本では、できない経験をすることができました。この経験を今後の進路に生かしたいです」とそれぞれ思い思いにケルソーでの経験を語りました。
その後、静波海岸で海の家とサーフィンを体験をしました。初めてのサーフィンではありましたが、インストラクターの丁寧な指導のもと、波乗りを楽しみました。その後は、静波サーフスタジアムを訪れ、施設見学や波遊びプールから人工波を堪能しました。
ホストタウンの繋がりもあり、ケルソーと当市の強い繋がりを今後も続けていきます。