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姉妹都市ケルソー市との交換ホームステイ事業で高校生が来市しています
市国際交流協会(三浦進会長)は、この夏5年ぶりに市の姉妹都市である「アメリカ合衆国ワシントン州ケルソー市」との学生交換ホームステイ事業を開催しています。
この事業は、今年度で32年目を迎える事業で、現在までの交換ホームステイ事業参加者数は本市からケルソー市へは約250人、ケルソー市から本市へは約120人、延べ約400人の実績があります。
7月25日(金)から8月3日(土)までの間、ケルソー市から高校生2名が来市し、市内の家庭にホームステイしながら交流を深めます。ケルソーの高校生は期間中、杉本市長への表敬訪問やサーフィン体験交流、相良高校への訪問などを実施しています。
26日には、市長を訪れ、ケルソー高校のアビゲイルさんは「家族ぐるみで日本が好き。以前、東京に来たことがあるため日本は2回目。先祖に日本人がいるため、親近感がある」と話し、同校のマデリンさんは、「母親が過去にこの交換ホームステイに参加したことから、自分も日本が大好きで興味があった。5歳の頃から日本に来たいと思っていた」と嬉しそうに話してくれました。同協会の三浦進会長は、「コロナにより5年ぶりに再会することができて安心している。牧之原市で安心して過ごしてほしい」とあいさつしました。
午後には、静波海岸で海の家とサーフィンを体験しました。
あいにく、台風の影響で波が高かったですが、インストラクターの指導の下、初めての波乗りを楽しみました。
その後、静波サーフスタジアムを見学しました。
29日には、午前中に市史料館を見学し、田沼意次侯や牧之原市の歴史について勉強。昔の貨幣等を見て驚いていました。
午後には、姉妹校である相良高校を訪れ、グローバルチャレンジサークルや茶華道部、弓道部の生徒合計約20人と交流しました。同サークルでは英語で話しながら折り紙をつくり、茶華道部では茶道で抹茶を体験、弓道では実際に的を狙う等、日本文化に触れ、楽しいひとときを過ごしました。
ケルソーの高校生は8月3日に、本市を離れて帰国します。その際、本市から中学生2名と引率者(同協会理事)1名がケルソー市を訪問し、12日までの10日間を同市でホームステイして過ごします。
市は、今後もケルソー市との強い繋がりを続けていきます。