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更新日:2019年11月7日更新
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定例記者懇談会[2010年2月19日]

市では、毎月、報道機関の方々に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日時

平成22年2月19日 午前9時30分~午前11時

会場

市役所榛原庁舎5階 庁議室

内容

最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長から報告しました。

  1. 一般会計補正予算案(第7号)について
    • 地域活性化・きめ細かな臨時交付金の活用により、傷んでいる道路の補修等に取り組む。事業実施は4月以降となるが、景気対策としても有効であり、速やかに進めていきたい。
    • 減収補てん債を発行し、来年度の財政需要に対応する。今年度末の市債残高の見込額は205億円程度だが、来年度末は目標とする200億円に近づく見込み。
  2. 平成22年度当初予算案について
    • 昨年10月に発表したマニフェストで、1番目に掲げた榛原総合病院の存続と再建は、何とか目途がついてきた。2番目に掲げた中学3年生までの医療費の無料化については、県と協力して、今年10月から入院費のみだが対象年齢の拡大が実現する。今後、更なる制度の充実について、県に要請していきたい。
    • 子ども手当てを除いた実質では、10%以上の減少となり、超緊縮型、身の丈に合わせた予算である。今後、金利の上昇等の可能性もあることから、市債は減少させたい。
  3. 御前崎港のガントリークレーン事故について
    • 県は1億5千万円を掛けて修繕する方針だが、事故機は平成7年の阪神淡路大震災で壊れていたものを修理、移設して使っており疑問がある。しっかりとした機能を持つ港となるように、県に抜本的な対策を求めたい。
    • 2月23日に開催される事故調査委員会は、担当職員が傍聴する予定。
  4. 消防の広域化
    • 市民の生命、財産を確実に、効果的に守る観点から判断したい。
    • 市の各地区において、現状よりも、不安が増し、不便となることは避ける。

市長より、平成22年度当初予算案について、市議会2月定例会市長提出議案について、地頭方漁港海岸耐震対策緊急事業の完了についてなど、次のとおり資料に基づき説明しました。

記者との質疑応答

  • 当初予算について
    • 記者 子ども手当てを除いた実質的な予算の伸び率は。
    • 政策協働部長 前年度に比べての12.5%減少。前年度比は、市発足後最大の落ち込みである。
    • 記者 歳出削減に当たっての取り組み内容は。
    • 政策協働部長 普通建設事業の新規事業の見送り、補助金の原則2割カット、計画策定の委託業務の廃止、職員補充の抑制などを実施。補助金の削減は、社会福祉協議会7,000千円、市商工会5,500千円、市観光協会2,700千円、合併浄化槽設置に伴う補助金20,000千円など。
    • 記者 職員の給与カットは行うのか。
    • 市長 今年度4ヶ月間、8%の給料カット、期末勤勉手当の10%カット、管理職手当ての50%カットにより、病院への財政支援ができた。基本的には、実施前に約束した今年3月までのカットとし、来年度は一律削減は行わない。しかし、現状の景気低迷を考えると、人件費に関する議論、職員給与の検討を行う必要性は感じている。
    • 記者 富士山静岡空港を活用した施策は。
    • 産業経済部長 就航先等との交流拡大、連携強化を図っていきたい。予算は掛けないが、知恵とアイデアで積極的に取り組みたい。
  • プルサーマル交付金について
    • 記者 プルサーマル交付金の使途、性格は。
    • 政策協働部長 来年度整備計画を策定し、23年度から27年度の5年間で執行する予定。牧之原市は10億3千万円の交付が見込まれるが、事業実施には整備計画の位置づけが必要であり、自由に使えるわけではない。
    • 記者 プルサーマル交付金の配分率の決定と中部電力の寄附金の時期が重なったが、配分率の議論を終結させるために、寄附が行われたのではないか。
    • 市長 プルサーマルの実施は初めてのことで地域の安心、安全の確保に役立ててほしいとして、中部電力からの寄附の申し出があった。
      財政状況が厳しい中、寄附金はたいへんありがたい。しかし、今後の市の方針、判断に影響を与えるものではない。

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