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更新日:2019年11月7日更新
定例記者懇談会[2010年1月29日]
市では、毎月、報道機関の方々に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。
日時
平成22年1月29日 午後1時15分~午後2時15分
会場
市役所榛原庁舎5階 庁議室
内容
最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長から報告しました。
1 榛原総合病院の指定管理について
- 榛原総合病院の指定管理者制度への移行が決まって良かった。
- 2月初旬に基本協定の締結を行う予定。改めて記者会見を行いたいと考えている。
- 病院組合の職員は、組合事務を行う数名以外は沖縄徳洲会へ移る予定。関係者の協力と理解に感謝する。
- 病院長をはじめ組合職員のおかげで、目途がついてきているが、再スタートが順調に切れるよう、沖縄徳洲会や関係機関と細心の準備を進めていきたい。
- 今後、市民向けの説明会なども計画していく。広報についても、沖縄徳洲会側とも協議しながら、病院組合として準備をしていく。
2 御前崎港のガントリークレーン事故について
- 御前崎埠頭株式会社の会長として御前崎港のポートセールスを担っているが、現状では荷主にお願いができない。県と荷役関係者には、早急な復旧と事故原因の究明、恒久的な対策をお願いしたい。
- 事故機は、平成16年に神戸港から移設し、平成7年の震災で壊れていたものを修理して使っていると聞いている。故障が多く、市内企業などから「新規クレーンの設置」が要望されていた。県には早期の対応をお願いしたい。
3 平成22年度当初予算について
- 市の税収は、平成20年度には90億円を越したが、21年度は80億円を下回る見込み。また、22年度は70億円に近くなる見込み。22年度は、20年度対比で20パーセント、21年度対比では8パーセントの減少となる見込み。
- 22年度当初予算の編成作業は、現在、最終段階を迎えている。国のこども手当て約5億6千万円を加えても、21年度当初予算より10%近く減少する見込み。
4 富士山静岡空港の利活用について
- 富士山静岡空港株式会社とイベントの開催など、連携をとりながら、にぎわいの創出に努めている。
- 市では、空港と観光を同じ部署が所管しており、機動的な対応が可能である。
- 県知事も、ガーデンシティー構想などを提唱しており、空港の利活用に関して、積極的に県、周辺市町と連携を図っていきたい。
- 来年度、財政事情は厳しいが、就航先などとの連携を通じたビジネスチャンスが生まれるよう、民間交流を後押ししていきたい。
市長より、市内企業現地見学会、「幸せの種まき」~発進!!協働シンポジウム~の開催、市災害対策本部図上訓練について、次のとおり資料に基づき説明しました。
- 市内企業現地見学会について[PDFファイル/14KB]
- 「幸せの種まき」~発進!!協働シンポジウム~の開催について[PDFファイル/14KB]
- 市災害対策本部図上訓練について[PDFファイル/9.9KB]
記者との質疑応答
- 榛原総合病院について
- 記者 病院組合の職員には、いつ指定管理者制度への移行に伴う手続きを行ったのか。
- 市長 1月28日付けで、解雇予定通知を行った。
- 記者 基本協定の締結はいつ頃か。
- 市長 2月初旬の締結に向けて、現在、調整を行っている。改めて、記者会見を行いたいと考えている。
- 御前崎港のガントリークレーン事故について
- 記者 市内企業への影響は
- 市長 清水港での代替輸送などにより対応すると聞いている。御前崎港の安定、安全運営に関する信頼性が損なわれることも大きな問題である。
- 市災害対策本部図上訓練について
- 記者 昨年の地震における課題に対応するとしているが、具体的には何か。
- 防災室長 情報収集、情報伝達が円滑に行えなかった。災害対策本部と情報班を中心として、これに関する訓練を行う。
- 平成22年度当初予算について
- 記者 市民税の落ち込みの具体的な内容は何か。
- 政策協働部長 21年度と比較すると個人住民税の落ち込みが大きい。19年度が市税のピークだったが、これより約40%落ち込む見込み。