定例記者懇談会[2018年2月22日]

市では毎月、報道機関に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日時

平成30年2月22日　午後1時15分～午後2時12分

会場

市役所榛原庁舎5階　庁議室

内容

最近の市政運営の状況

• こども医療費の助成制度については、県が各市町の財政力指数で差をつけるのはいかがなものか。一律2分の1補助としてほしい。市としては、高校生まで対象を広げることについては、近隣市町の状況を踏まえ判断したい。
• 昨日新聞夕刊に県内市町のマイナンバーカードの交付状況が掲載され、牧之原市はワースト3位であった。全国的にみても、マイナンバーカードを取得してもあまりメリットを感じられないことから低迷していると感じる。市では両庁舎に設置してある自動交付機が更新時期を迎えることを踏まえ、平成30年度にコンビニ交付（住民票等）を実施する。これを機にマイナンバーカード交付率 向上に努めていく。
• 本日、牧之原市坂口の大関晴久さん、よう子さんご夫妻が全国果樹技術・経営コンクールにおいて、農林水産大臣賞を受賞し表敬訪問を受けた。基幹作物を みかんに変え、いち早くマルチ・点滴かん水等を導入し、またハウスレモン栽培にも取り組んだことが評価された。夫婦での受賞が特徴でありすばらしい。

記者との質疑応答

• 記者 補正予算にある放射線防護対策事業について詳しく説明してください。
• 防災監 避難時要配慮者（要支援者）をＰＡＺ（原子力施設から概ね半径5km圏内）の場合は、逃げる場所が定まるまでは、とりあえずの措置として防護施設に避難してもらうが今のところ市内には、はるかぜ（民間介護施設）、相寿園（※現在、対策工事中）2施設の放射線防護施設があるがこれだけでは228名しか収容できな い。しかしながら、ＰＡＺ内で収容する必要性のある人数は約1,261名いる。まだまだ施設が足りないため今回、菅山小学校・御前崎中学校の体育館の中にエアテント的なものを作り、外からの放射性物質が入らないような施設を整備する費用が2施設で4億円。避難収容人数は、菅山小学校160名、御前崎中学校が330名で合わせて490名。まだまだ全収容人数はまかなえないので今後も整備していく予定。
• 記者 来年度予算の海水浴場環境改善事業でビーチクリーナー購入とあるがどのようなものか？
• 市長 イメージとしては、トラクターの後部にバケットがついていて、ここにかき出したゴミが集まるタイプのもの。
• 記者 総合福祉センターさざんかへの集約化は？
• 市長 現在、社会福祉課及び生活支援センターが文化センター管理棟に、高齢者福祉課および包括支援センターが榛原庁舎2階にありこの4つをさざんかへ集約し、福祉のワンストップサービスを行う。
• 記者 今さざんかにある福祉部門は何課があるか？
• 担当 子ども子育て課と健康推進課の2課です。
• 記者 こどもセンターは新しく組織を作るということか？
• 市長 切れ目のない子育て支援ということで、妊娠から出産そして高校生までを一体的に支援する。また、予算が教育委員会等に分かれているものを一本化して支援していく。
• 記者 子ども子育て課内に新しく出来る部署ということでよいか？
• 市長そうです。子ども子育て課内に新しく作ります。
• 記者 解体予定の榛原文化センター、地頭方プールそれぞれいつ業務をやめたまたやめるのか？それぞれ利用者はどれくら い？このニーズはどうなるか？
• 市長 榛原文化センターホール棟については、平成24年度に耐震性がないことや音響設備等の老朽化のためこれをリニューアルするには6～8億かかるということから、こちらは更新せず牧之原市には同等の機能がある相良総合センターい～らに集約することとした。当時の利用率としては下がっており、い～らにしても利用者があふれることなく収まるということから榛原文化センターホール棟は使用を中止した。取り壊しの時期については当時、取り壊す補助制度等がなく一般財源で取り壊すしか方法がなかったが、公共施設適正化計画を策定すれば、除却債（起債）が借りられる制度が出来たことから平成２8年度に公共施設適正化計画を策定し、榛原文化センターホール棟については、除却方針を出し、平成29年度に実施設計を行い、平成30年度に取り壊す予定。地頭方プールは、老朽化と地頭方漁港の防潮堤の整備でプールが支障になることから本年度をもって 廃止し、防潮堤を整備する計画です。
• 担当 地頭方プールの利用者については、平成29年度実績で7,081人（大人2，621人・子供2,678人・幼児1,773人・不明 9人）です。
• 記者 他に市営のプールはあるか？
• 市長 牧之原市波津にＢ＆Ｇ海洋センター内にあります。

説明案件

市長、担当者より、牧之原市議会2月定例会市長提出議案、平成29年度一般会計補正予算案（第6号）、平成30年度当初予算案、平成30年度組織機構の編成案、アメリカ合衆国サーフィン競技代表選手の2020年東京五輪事前キャンプに関する覚書締結、「牧之原新茶まつり・新茶祈願祭」開催について、平成29年度　職員研修報告会について下記の資料に基づき説明しました。

• 牧之原市議会2月定例会市長提出議案[PDFファイル／335KB]
• 平成29年度一般会計補正予算案（第6号）[PDFファイル／147KB]
• 平成30年度当初予算案[PDFファイル／1.2MB]
• 平成30年度組織機構の編成案[PDFファイル／196KB]
• アメリカ合衆国サーフィン競技代表選手の2020年東京五輪事前キャンプに関する覚書締結[PDFファイル／133KB]
• 「牧之原新茶まつり・新茶祈願祭」開催について[PDFファイル／1.2MB]
• 牧之原市教育委員会表彰　山崎こども教育賞　表彰式について[PDFファイル／158KB]