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更新日:2019年11月7日更新
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定例記者懇談会[2018年10月30日]

市では毎月、報道機関に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日時

平成30年10月30日 午後1時15分~午後1時57分

会場

市役所榛原庁舎5階 庁議室

内容

最近の市政運営の状況

最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長などから報告しました。

  • 今日、10月30日はちょうど1年前に市長に就任した。この1年間を振返ると全国的には地震や風水害など災害が非常に多かった。幸いにも本市や静岡県にとっては大きな災害はなかったが、備えの必要性を感じた。学校関係や庁舎などBCP(事業継続計画)をしっかり立てておく必要がある。
  • 市長選挙にあたりスローガンに『継続と改革』掲げ、継続は第2次総合計画の着実な実行。その中で一番大きなものは、津波避難施設関係で避難施設12、避難路20などで約54億円をこの5年間に投じて平成30年度をもってほぼ完了する。また、この6年間に30億円を投じて整備を進めてきた大倉壱丁田線が来年3月に完成する。これによりスズキをはじめ市内企業の活性化につながっている。子育て定住奨励金の制度充実、第3子以降の保育料あるいは幼稚園無償化に取り組んできた。牧之原IC北側の開発については、一括業務代行予定者が決まりこれから企業誘致を本格化させて年度内には一括業務代行予定者と協定を締結するという段取りで先頭に立って進めていく。都市計画道路で20年に渡り懸案だった、細江1号幹線について完全に共用開始できた。そしてデマンド乗合タクシーですが、坂部に続いて勝間田でも先月試験運行がスタートした。
  • 新たな取り組みとして、小学校のエアコン導入ということで国の補正予算の成立を受けて、残り7校すべて来年の8月までに整備する。これについては、出来るだけ前倒しで行う。
  • 観光の充実・交流人口の拡大や推進のため東武トップツアーズとの連携協定や職員の人材育成関係で地域活性化センターとの協定、旧片浜小学校の利活用の促進関係で、マキノハラボ、スカイマティクスとの連携協定をそれぞれ締結した。
  • 東京オリンピックサーフィン競技のアメリカ・中国とのホストタウン登録および事前キャンプの覚書。中国チームについては、8月から9月にかけて1ヶ月間の強化合宿を行った。
  • 公共施設の最適化については、榛原文化センターの解体、相良公民館の建て替え、さざんかの改修、地頭方プールの解体と予定どおりに進めている。
  • 改革については、まちづくりの推進体制の見直しの準備を進めている。
  • 来年、田沼意次侯生誕300年や牧之原台地開拓150年といった節目の年。沿岸部の活性化を含めた活性化を取り戻すまちづくりを進めていく。
  • 第2次総合計画後期基本計画については、来年度からスタート。若者を中心とした人口減少・定住意欲の低下、沿岸部の地価下落が進んでいることや、医療費や扶助費の増加に対応した財政の健全化などの課題に対応していくための計画となっている。
  • これまで5つの重点プロジェクトを戦略的な観点から総合的横断的、優先的に取り組むため3つの戦略プロジェクトに再編したところが特徴。前期からの継続である『高台開発』、『公共施設マネジメント』に加え3つを重ね合わせて『未来若者プロジェクト』という形で進めていく。市民意識調査などの検証から若者の定住意欲減退の原因についてしっかり検証して満足度向上に向けていろんな施策を講じていく。
    最近の話題の中では、リニア新幹線のことについてはJR東海が工事で発生したトンネル湧水の全量を大井川に戻すと方針転換したことは、ありがたいと共に当然であると思っている。他にも水質や生態系などへの影響についても、有識者会議で審議されると思いますので、関係市町の情報共有を図るとともに今後の動きを注視していきたい。
  • 8月から野生サルの出没ということで全国的に話題となりましたが、10月9日を最後に目撃情報がないという状況。現在は様子を見ているが麻酔銃を撃つということについては、新庄・遠渡地区において県の許可は得ているので今後目撃情報が再度出れば対応していく。
  • 台風24号の被害は公共施設で39件ほどあった。現段階では約2,400万円の被害額。農業用施設に関しては、ビニールハウスなどの全壊が19棟、約3,300万円の被害額。この他、農作物のねぎ・レタス・キャベツ・大根等の植え付け後の塩害による被害が発生し、お茶については特に沿岸部で葉枯れの被害があった。
  • 週末に県のお茶の振興条例が報道されたが、内容について着味着色の添加物の規定が継続されるということなので一定の評価はしている。しかし、これまで市に対して意見聴取や協議は一回もなかった。そういう中で私のところには明日この概要説明にくる。また、明後日からパブリックコメントを行うということで少し進め方について疑問を感じる。

記者との質疑応答

  • 記者 今回、新たに確認された相良城の絵図で新発見はあったか?
  • 担当 これまでは、相良城に天守閣があったという説となかったという説の両方あったが、今回確認された絵図をよく見ると本丸に御殿(館)と書いてあり天守閣はなかったということが確認できた。
  • 記者 県のお茶振興条例について市の方で茶農家の意見をまとめるとか茶農家から県に意見を言うなどの機会はなかったか?
  • 市長 去年の7月に牧之原市茶業振興協議会が中心となり意見をとりまとめ意見書という形で県へ提出した。その後、県からスケジュールや検討内容も示されず今回報道に出る間際に連絡があった。プロセスに問題があったと思う。

説明案件

市長、担当者より、災害時における地図製品等の供給等に関する協定の締結式について、平成30年度 市史料館特別展 田沼のまちとむらを歩く-昔の地図を見よう!-、まきのはら産業フェア2018について、静岡県消防協会榛原支部消防操法大会について下記の資料に基づき説明しました。

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