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更新日:2019年11月7日更新
定例記者懇談会[2015年1月27日]
市では毎月、報道機関に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。
日時
平成27年1月27日 午後1時~午後1時30分
会場
市役所榛原庁舎5階 庁議室
内容
最近の市政運営の状況
最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長等から報告しました。
- 浜岡原発への乾式貯蔵施設の設置について
- 乾式貯蔵施設の設置については、浜岡原発で使用したすべての使用済み燃料の保管施設であるとの説明を受けてきた。昨日初めて4号機の付随施設として追加申請ということを聞いた。手続き上の問題で、当然、他の原子炉の使用済み燃料も保管するとの説明であったが、急に申請内容が変わることで、さまざまな疑念も生じるため、指摘、抗議した。今後、市民や地域住民に対して、しっかりと説明を行うとの回答があった。浜岡原発には、プールに保管されている使用済み燃料が存在していることから、より安全性の高い乾式貯蔵施設が計画されるよう十分な審査が行われ、早期に着手されることを望んでいる。
- 富士山静岡空港について
- チャーター便として運航されていた中国天津便が、1月28日から定期便化される。天津便、上海・武漢便、台北便、ソウル便などの国際線で年間400千人の利用者が見込めるまでに充実してきた。空港の利用者が拡大する中で新幹線新駅を設置すれば、2020年東京オリンピックに向けて西側に首都圏空港を造るものとして世界にアピールできる。海外からの訪日客が新幹線を利用すれば、JRにとっても大きなプラスとなる。空港への新幹線新駅の設置の必要性について、大いにPrしていきたい。
記者との質疑応答
- 浜岡原発について
- 記者 浜岡原発について、中部電力は再稼働に向けてPrや広報活動を強めている感じがするが、どう考えているか。
- 市長 市民や地域住民が、万が一の事故による影響や被害も覚悟して稼働することを受け入れるのであれば、否定はしない。私や市議会は再稼働を認める考えはないが、市民や地域住民の再稼働に向けた声が大きくなれば、住民投票なりを行って判断する考えもある。1月29日には福島県の南相馬市長を招いて原子力防災学習会を開催する。福島第一原発事故が収束していない現状を知るなど、市民や地域住民が、原発についてしっかりと学び、考える場を積極的に設けていきたい。
説明案件
市長、担当者より、原子力防災訓練、対話による協働の地域づくりフォーラムの開催、お茶カフェ大集合「まきのはら協奏曲(コンチェルト)」の開催、災害時避難所への自家発電システムの導入について、下記の資料に基づき説明しました。