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更新日:2019年11月7日更新
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定例記者懇談会[2015年10月27日]

市では毎月、報道機関に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日時

平成27年10月27日 午後1時15分~午後1時45分

会場

市役所榛原庁舎5階 庁議室

内容

最近の市政運営の状況 

最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長等から報告しました。

1.牧之原市のエネルギー政策について

  • 伊方原発3号機が川内原発に引き続き再稼働をする。規制基準に適合しているということと地元の同意、避難計画等ができたうえで再稼働すると思うが、国がルールを決めておらず、進め方が腑に落ちない。地域の経済・雇用・税収にとって原発が必要だということで、再稼働せざるを得ない地元の状況があると思うが、わが地域は、むしろ原発がない方が産業、雇用、税収にプラスになる。伊方原発再稼働による浜岡原発への影響はないと思う。
  • 一方で、代替エネルギーの議論はずっとあった。市では浜岡原発の永久停止を議会と私が打ち出し、市としてできるエネルギー対策をしようということで、再生可能エネルギー導入に挑戦してきた。まずは太陽光発電としてメガソーラーを2箇所、新日邦が第2期工事まで終わって19.4Mw。スズキが20Mw。
  • 県内の太陽光発電の導入実績では、件数だと浜松市が1番、牧之原市は11番目。発電容量だと県内で5番目となる。ただ人口当たりや面積当たりでいえば牧之原市が1位だと思う。平成27年6月時点で、家庭だけで言えば市内の使用電力量の約1.8倍の電力を発電している。原発が無くても、市として努力をしている。
  • さらに国を挙げて推進している海洋再生可能エネルギー、牧之原市は南駿河湾地域再生可能エネルギー勉強会で、漁協や企業の皆さんと一緒に勉強会をやっており、洋上の風力や波力発電実証実験の誘致について、いろんな所へ働き掛けを行っている状況。
  • バイオマスについても、平成26年にバイオマスボイラーの導入可能性調査をやり、現在バイオマス発電施設の設定も民間事業者によって検討されている。
  • 過日、液化天然ガスのパイプラインが静岡浜松間で全線開通した。1週間ほど前に式典があり、その時に静ガスや、中部ガスといろいろ話をした。パイプラインによって工場や密集住宅地の近くに小規模の熱電供給施設ができれば、大きな発電所は不要となる。ローリーで運搬していたら無理だったが、パイプラインで都市ガスのように幹線間を結べば、小規模エネルギーの可能性がでてくる。大型で、たかが電気を起こすのに万々が一の時にそこに住めなくなるような施設を作らなくてもいい時代が来る。

記者との質疑応答

  • 冷蔵庫の不法処理事件について         
    •           
    • 記者
      9月30日の冷蔵庫の不法投棄の件について、2年間の猶予を与え、結局行政代執行をしてしまうということか。
    • 担当
      今、一生懸命本人に片付けさせるよう指導している。検事も本人を呼び出し、今の経過を聞いており、市としては1年程度は様子を見たいと思っている。
      それまでには市としても代執行に向けどういう方策があるか検討していく。
      本人の動きはまだないが、自分で片づけるという意思は持っている。釈放の日に県や県警にも来てもらい、市から措置命令を出した。そこで自分でやるんだという話をして、本人もやりますという返事をした。
      一般廃棄物と言うと処理先が非常に難しい。市としても、そういう状況になった時どうしたらよいか、資料集めをしている。

説明案件

市長、担当者より、平成27年第4回牧之原市議会11月臨時会市長提出議案、スズキ牧之原太陽光発電所、ふるさと納税の納税コース拡充、まきのはら産業フェア2015について下記の資料に基づき説明しました。

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