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更新日:2019年11月7日更新
定例記者懇談会[2014年1月10日]
市では毎月、報道機関に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。
日時
平成26年1月10日 午後1時15分~午後2時
会場
市役所榛原庁舎5階 庁議室
内容
最近の市政運営の状況
最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長から報告しました。
- 平成26年の市政運営について
- 防災については、市民の皆さんと一緒に作った「津波防災まちづくり計画」に基づいて避難施設の建設を始めるなど、スピード感を持って進めていく。浜岡原発については、福島第一原発事故が収束しない現状などから永久停止を求める考えは変わらない。市民と共に学びながら対応していきたい。
- 活力を取り戻したい。新しい総合計画を策定するために市民会議を開催する。「牧之原市に住んでみたい!」と思われる地域づくりを進めていく。富士山静岡空港は、国の基幹的広域防災拠点としての位置付けが計画されており、防災拠点となれば、新幹線新駅の設置の必要性も高まると認識している。2020年の東京オリンピックに向けて、地域の気運醸成や空港、新駅を生かしたまちづくりの検討に取り組んでいきたい。
- すべての市民にとって健康が大きな関心事となっている。病気の予防、早期発見、さらには病気にならない健康な体づくりが重要。開業医、総合病院、介護や福祉の関係者などが、総合的、一体的に地域医療を考える必要がある。
- 教育については、子どもたちに学力と生きる力をつけることが大切。このためには、教師と施設、環境などが一体的に議論されるべきであり、県と市が学校教育のあり方を議論することが必要。社会、環境、経済など、さまざまな学びの機会を創出する取り組みも進めていきたい。
- 牧之原市の市民協働、市民参画の取り組みが、全国から注目されている。市民の皆さんが自立しながら、「学び⇒気づき⇒共感し⇒支援しあう」ことで、「ありがとう」が生まれ幸せ感が増えていく「幸福実現都市」を目指したい。
記者との質疑応答
- 地震津波対策について
- 記者 市の「津波防災まちづくり計画」では、津波避難タワー10基の建設が予定されている。当初、市長は津波避難タワーの建設に否定的だったが。
- 市長 津波避難タワーは、平時の活用が難しいこと、後世代への影響などが懸念されているが、さまざまな議論を経て決まった市民の選択、合意を尊重したい。
- 記者 「津波防災まちづくり計画」は、今後、地域防災計画へ盛り込んでいくのか。
- 担当 「津波防災まちづくり計画」の内容は、中長期的に、地域防災計画に盛り込んでいく方向で検討を進めている。
説明案件
市長、担当者より、2月臨時会市長提出議案、第2次総合計画第2回会議、TEA HERO選手権、雇用支援ネットワークについて下記の資料に基づき説明しました。