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更新日:2019年11月7日更新
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定例記者懇談会[2013年1月9日]

市では毎月、報道機関に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日時

平成25年1月9日 午後1時15分~午後2時10分

会場

市役所榛原庁舎5階 庁議室

内容

最近の市政運営の状況

次のとおり、市長から報告しました。

  1. 平成25年年頭に当たって
    • 市民の多くは「安定」と「安全」を求めている。大きな変革ではなく、生活や経済などが落ち込まないことを願っている。国は大規模な経済対策を計画しているが、民間と協働で実施するなど、経済波及効果の高い事業を行ってほしい。本年度、市では国の交付金を活用して、農家の皆さんと協働で防霜ファンの更新事業を進めている。防霜ファンによる茶生産への効果だけではなく、電気工事会社の仕事が増えるなどの経済効果も表れており、経済波及効果の高い事業となっている。
    • 安全については、市としてしっかりと取り組んでいく。3月までに、自治会をはじめ、県や警察、消防団などと協働で進めている「津波防災まちづくり計画」を作りあげる。電通と協力してインターネット上で合意形成を図る試みも行い、総務省や他市町など、全国的にも注目を集めている。計画作りを市民と一緒に行うことで、計画策定と同時に、地域の皆さんが地震や津波を学んで、避難を考えて行動していただくこと、まちづくりに関する合意形成を図ることも目的としている。丁寧に時間をかけながら、100年先、200年先のまちを考えて取り組んでいきたい。
    • 中部電力から、浜岡原子力発電所における防波壁の4mのかさ上げ、シビアアクシデントへの対応などの説明があった。市では、市民意識調査、企業の意向確認などのプロセスを経て、市議会で永久停止が決議されており、津波対策の実施などによって、この考えが変わることのないことを伝えた。原子力発電については、国民的な議論が必要であり、本年も市民の皆さんに学びの場を提供していきたいと考えている。
    • 原子力発電の代替エネルギーについては、既存の送電線網や御前崎港を活用して、この地域に火力発電を設置することが有効であり、多方面に訴えていきたいと考えている。また、東海大学などのグループが進める越波型波力発電の支援、洋上風力や波力、潮力による発電などの開発に向けた国の「実証フィールド」の誘致などにも、漁業協同組合の皆さんなどと協力しながら、取り組んでいきたい。
    • 新東名高速道路の開通によって、東名高速道路の渋滞が解消し、定時性が飛躍的に向上した。空港や港もあり、日本全体の中でも、物流の拠点、中核的な機能が果たせる地域となった。富士山静岡空港については、県などと連携して、新幹線新駅の設置促進、利用者の拡大などに取り組んでいきたい。また、御前崎港の優位性も高まっており、利用拡大や新バースの整備、埋め立ての実現などを推進していきたい
  2. 防災監への退職自衛官の採用について
    • 本年4月から、防災監に退職自衛官を採用する方針である。平成21年8月11日に発生した駿河湾沖地震を経験して、災害時に組織、人的、物的対応を迅速、的確に行うため、高度で専門的な技術、能力、知識を有する人材の必要性を痛感した。採用者に多くの条件を求めたため、なかなか人材が見つからなかったが、3年越しで採用が実現する。
    • 平時は、理論・技術・ノウハウ等を継承する職員の育成、防災計画の見直し、自衛隊や関係団体との連携、災害発生時には、市長の補佐などが主な業務となる。

説明案件

市長、担当者より、「地区津波防災まちづくり計画」におけるオンライン会議の開催結果、「第4回 TEA HERO 選手権 CHAMPION SHIP」開催、懐紙講座の開催、加圧式給水車の配備について、下記の資料に基づき説明しました。

記者との質疑応答

  • 加圧式給水車の配備について 
    • 記者 今まで給水車はあったのか。
    • 市長 給水車はなかった。災害時には給水タンクを車に載せて給水場所に移動していた。配備によって、災害などによる断水時の給水が迅速、効率的に行うことができる。
  • 防災監への退職自衛官の採用について 
    • 記者 任期はあるのか。
    • 担当 明確な目的のもとで採用することから、3年の任期で採用する方針である。
    • 記者 現在、防災監は設置されているのか。
    • 担当 現在は、総務部長が防災監を兼務している。単独の防災監として、市の防災体制の強化を図りたい。

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