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更新日:2019年11月7日更新
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定例記者懇談会[2013年08月27日]

市では毎月、報道機関に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。今月の開催状況をお知らせします。

日時

平成25年8月27日 午後1時15分~午後2時

会場

市役所榛原庁舎5階 庁議室

内容 

最近の市政運営の状況 

最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長から報告しました。

  1. 地震津波防災対策について
    • 8月3日、「市民のつどい」で群馬大学の片田教授をお招きし、講演会を開催した。「津波てんでんこ」の本当の意味が、子どもたちに自分の命は自分で守ることを教え、親も子もお互いを心配せずに直ぐに避難することで、津波被害をなくすことであると知った。子どもたちが学校にいる時間は15%程度であるので、子どもたちへの防災教育のすべてを学校に任せず、さまざまな場面で取り組んでいくことが必要である。
      8月5日には、地域の絆づくり事業推進会として、各地区の津波防災まちづくり計画に関する報告と茨城大学の長谷川准教授のお話を聞いた。職場だけでなく、家庭や地域のきずなが、地域社会、地震津波対策においても重要であるとの指摘であった。
      また、先日は幹部職員と共に名古屋大学の福和教授と意見交換を行った。地震津波対策はまちづくりであり、20年、30年先を見据えた取り組みが必要であるとの意見であった。南海トラフ巨大地震においては、レベル1、レベル2の2つの基準が発表されたことで、混乱し、対策が困難となった面がある。被害想定は絶対ではなく幅もある。市民の皆さんと地道に、着実に学んでいくことが重要である。
  2. 補正予算案(第3号)について
    • 津波避難タワーの設計委託費などが主なものである。また、住宅などの倒壊から生命財産を守る「プロジェクトTOUKAI-0」の事業推進を図るため、補助額を増加するとともに、新たに中学生以下の子どもがいる子育て世帯に対する補助枠を新設する方針である。
  3. 職員給与の削減について
    • 市では、職員給与について、以前から厳しい削減を行ってきた。ラスパイレス指数は県内21市で最も低く、平均給料月額でも低い水準にある。しかし、県が給与削減し、防災対策に取り組むことから、これに歩調を合わせて、給与削減を行うこととした。生じた財源は、「プロジェクトTOUKAI-0」をはじめ、防災対策事業にあてることとする。
  4. 浜岡原子力発電所安全等対策協議会による被災地視察について
    • 浜岡原発の立地市と周辺3市で構成する浜岡原子力発電所安全等対策協議会では、8月28日、29日に福島第一原発などの被災地の視察を行う。各市が考え方を明確にし、被災地を見ることが大切であると訴え、実現したものである。しっかりと視察してきたい。

記者との質疑応答

  • 浜岡原子力発電所安全等対策協議会による被災地視察について
    • 記者 被災地を視察する意義は。
    • 市長 それぞれの市長の考え方や立場が異なることを明確にするとともに、被災地を訪問することの必要性を訴え、提案してきた。昨年度は、日程調整がつかず見送られたが、今回、実現した。東海第二原発も訪問し、使用済み核燃料の乾式貯蔵施設も視察してくる予定である。

説明案件

市長、担当者より、市議会9月定例会市長提出議案、一般会計補正予算案(第3号)  、職員の給与削減 、プロジェクト「TOUKAI-0」総合支援事業補助金の拡充  、総合防災訓練、地震被災建築物応急危険度判定模擬訓練の実施、市民意識調査結果速報値(一部抜粋)、原子力学習会、坂部地区まちづくり計画実行委員会の発足、細江保育園指定管理者の選定結果、海水浴場等の入込状況 、、、について下記の資料に基づき説明しました。

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