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更新日:2019年11月7日更新
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定例記者懇談会[2010年6月28日]

市では、毎月、報道機関の方々に事務事業、取り組みなどを報告するとともに、意見交換を行っています。
今月の開催状況をお知らせします。

日時

平成22年6月28日 午後1時15分~午後2時10分

会場

市役所榛原庁舎5階 庁議室

内容

最近の市政運営の状況について、次のとおり、市長から報告しました。

  1. 御前崎港の将来について
    • 平成22年6月12日に前原国土交通大臣が視察に訪れた際、御前崎港の現状と将来性について説明した。
    • 御前崎港の貨物取扱量は、平成元年には約200万tだったが、平成20年には約450万トンとなった。コンテナ取扱貨物量も、経済不況前の平成17年度から19年度は約5万TEUに上り、平成20年度は全国27位、21年度は全国37位となった。
    • 県は、コンテナ取扱貨物量が増加すれば、ガントリークレーンの新設やバースの増設を行う方針である。
    • 県内の製造品出荷額は、西部地域が3.8兆円、志太榛原中東遠地域が6.4兆円、中部地域が1.5兆円、東部地域が4.3兆円などで、御前崎港は、大きな潜在的需要を有している。
    • 御前崎港は国道473号バイパスにより、新東名高速道路、富士山静岡空港、東名高速道路と接続する。国道150号、国道1号ともつながることから、アクセスは非常に良好である。
    • 御前崎港の沖合は、東京と名古屋、大阪などを結ぶ主要な航行ルートがあり、コンテナ船、貨物船などの寄港が容易である。
    • 全国的に見ても例がない、好条件の港湾である
  2. 富士山静岡空港の利活用について
    • 富士山静岡空港は海外からの誘客、観光産業のツールとしても重要である。
    • 市内の豊かな海を活用して観光振興を図りたい。国内から海外への旅行者は1,500万人から1,700万人程度だが、海外から国内への旅行者は600万人から700万人程度に止まっている。中国や韓国など、海外からの誘客を図る必要がある。
    • 空港周辺は、茶園面積9,770ヘクタール(県内全体の50パーセント)、荒茶生産量24,550トン(県内全体の61パーセント)を誇る大茶産地である。
      お茶の流通施設や茶業試験場、県の出先機関などの設置によって、人が集まる仕組みをつくり、空港に人を呼び込むことが必要である。

市長より、「市役所のおでかけトーク」の開催状況について、夏季イベントスケジュールについて、中国からの教育旅行団の来市について、次のとおり資料に基づき説明しました。

記者との質疑応答

  • 住宅等の耐震対策事業について
    • 記者:わが家の専門家診断事業を実施しないと、耐震補強助工事に対する助成は受けられないのか。
    • 担当:耐震補強工事計画の策定から取り組むことも可能。反対に、わが家の専門家診断事業、耐震補強工事計画の策定までで、耐震補強工事を断念したり、新築に変更する人もある。
  • 中国からの教育旅行団について
    • 記者:旅行の日程はどういった内容なのか。
    • 担当:富士山静岡空港を利用して来日。静岡県内で研修した後、3日目に東京都内へ移動。翌日、県内に戻って牧之原市内に宿泊。最終日に地元小学生との交流会などに参加する予定。
  • 消防救急業務の広域化について
    • 記者:牧之原市御前崎市広域施設組合での消防救急業務は、今年度で終了する予定か。
    • 市長:その予定である。平成27年度までは、御前崎市に消防救急業務を委託する方針で協議を進めている。

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