本文
ジェンダーバイアスについて考えるセミナーを開催しました
テーマ:お茶と対話で学ぶ!ジェンダーバイアスってなんだろう?
令和6年11月10日、榛原文化センターにて、男女共同参画推進セミナー「お茶と対話で学ぶ ジェンダーバイアスってなんだろう?」を開催しました。
10代から80代までの25名が集い、ジェンダーバイアス(性別による固定的な思い込み)について、身近に起こる状況をテーマにした参加者同士の対話から学ぶ場となりました。
ことのはスクエア代表の橋本恵子さんを講師・ファシリテーターにお招きし、ジェンダーに関することだけでなく、「議論」や「雑談」ではない「対話」の必要性や、他者の意見を理解すること、どんな意見も一度「受け止める」ことの大切さを教えていただきました。
内容紹介
対話のテーマには、お茶出しやランドセルの色などが挙げられ、幅広い世代・所属の方が一緒になり、お互いの考えをじっくり語り合いました。
「男性からお茶出しをされたが、社会では女性の仕事だという印象がもたれている。」
「自分の時は黒か赤しかランドセルの色を選べなかった。今は90色から好きに選べる。」
「好きな色を選ぶことができたけど、周りと異なることを恐れて赤を選んだ。」
これまでの環境や経験、世代などによって、もっているバイアスは様々であり、それが悪いことではなく、多様な考え方があると「知る」ことが、他者を「受け入れる」ことにつながるものだと、参加者同士の対話からたくさんの気付きが生まれました。
参加者の感想
参加者からは、「自分にはバイアスがないと思っていたが、対話によって違いに気付くことができた。」「世代によって環境や考え方の違いがあることを知った。」「否定から入らないなど、対話のポイントを知れた。」などの感想がありました。