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令和5年度 地域リーダー育成プロジェクト 第2回「ファシリテーション講座」を開催しました
相手を知り人と繋がる力を育てよう
開催日
令和5年12月9日(土)
会場
さざんか 2階会議室
参加者
20人(高校生8人、大学生1人、大人11人)
内容
菊川市市民協働センターの鈴木貫司氏を講師にお招きし、ファシリテーションを学びました。
鈴木氏は、大学を卒業し、2018年からJICA海外協力隊として南米エクアドルの市役所にて、青少年分野で活動されていました。現在は、菊川市で地域コーディネーターとして地域の場づくりや、若者のまちづくりへの参画をサポートされています。今回の活動でも、パワーポイントを使って経験から学んだことや感じたことなどを、ご説明していただきました。
前半では、その場でグループをつくり、共通点を探す活動を行ったり、「相手と話すときに大切にしていることは何か」の問いに対して、自分の意見を共有したりしました。はじめは緊張していましたが、段々と自ら話しかけている参加者の姿が、見受けられました。
後半では4グループに分かれて、グループワークを行いました。1枚の方眼紙とシールを使って、30分以内に見本通りに完成させる活動を行いました。見本を見に行くことができるのは常に1人だけで、シール貼りの作業を始めた後は見本を見に行けないという条件の中で行いました。見本を暗記しようと、何マス目に何色があるのかグループと協力し合いながら進めました。時間制限があることで、グループとの距離が縮まったと思います。
参加者からは「初対面でも優しく接してくれて、良い空気感の中で協力し合うことができた」「コミュニケーションの前提となる気遣いや、意識について学ぶことができた」などの感想がありました。