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更新日:2019年11月7日更新
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ICT研究員研修会(ICT機器活用の授業研究会)を実施しました(2018年11月1日)

プレゼンテーション用資料をパソコンで作成する様子集めた情報や資料をみんなで閲覧する様子

「平成30年度第3回ICT研究員研修会」が、平成30年11月1日、相良中学校で実施されました。

市内各校ICT研究員と希望者による研修会で、今回は相良中学校の橋本実季教諭の、英語科「夢旅行の計画を立てよう」の提案授業を参観しました。「もし宝くじが当たったら、世界のどの国に行って、どんなテーマの旅行をしたいかを英文でスピーチをする」という学習を行いました。生徒たちはスピーチの時使うプレゼンテーション用資料をパソコンで作ったり、インターネットでその国の情報を調べたりしてICTを活用して課題解決に熱心に取り組んでいました。

中でも授業支援ソフト「スカイメニュークラス」で友だちの集めた情報をみんなで閲覧したり、サーバーにある先生作成のヒントを参照したり、ICTによるさまざまなデータを活用する中学生の姿に参観者からは驚きの声があがりました。

事後研修会では放送大学教授 中川一史教授による講話「主体的・対話的で深い学びにICTの特性をどのように活用するか」がありました。中川教授の「他の生徒と考えをからめて、自分の考えのゆらぎが生じる(立ち止まり、見直す)ことが、主体的・対話的で深い学びの肝」、「そのための探究学習にICT活用は効果的」など話があり、ICT研究員は「今後、深い学びが実現できるようICT機器を活用していきたい」など、今後の各校ICT活用に向けて大きな示唆を得ていました。

「参加者の感想(一部)」

  • 生徒たちが自分の思いをもって主体的にICTを活用していました。どの生徒もスピーチ原稿を作るのが楽しそうでした。
  • もはやタブレット、スマホなど家庭で使うのは当たり前であり、それを学校の授業で使うことが「自然な姿」に見えた。そしてそれは旧来の「一斉学習」にはなじまず、今回のような「主体的・対話的で深い学び」「探究学習」にこそなじむのだと、授業改善の必要性を改めて感じた。

写真上:プレゼンテーション用資料をパソコンで作成する様子
写真下:集めた情報や資料をみんなで閲覧する様子