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義務教育学校設置に向け、市内教職員を対象に「教育講演会・教職員研修会」が開催されました
令和4年8月8日、牧之原市相良総合センター「い~ら」にて「教育講演会」を開催し、市内小中学校の教職員、約200人が義務教育学校設置に向け、義務教育学校に対する理解を深めました。
はじめに令和2・3年度に牧之原市教育委員会の指定を受け「学びと育ちをつなぐ小中連携 ―小中一貫を見据えて―」の研究を行った牧之原小学校・牧之原中学校が発表を行いました。校舎が隣り合った立地条件や牧之原地区ならではの地域とのつながりを生かして、9年間で子どもを育むための組織づくりやいきいきと活動をする児童生徒の様子が紹介されました。
次に、広島県府中市立府中学園(義務教育学校)前校長・池田哲哉先生をお招きし、「府中学園のあゆみ ―義務教育学校の可能性を求めて―」と題し、ご講演をいただきました。池田先生が学校長としてさまざまな教育課題と真摯に向き合い、常に9年後の卒業時の姿を見据えた学校経営を行ってきた過程をお話しくださいました。
午後は、会場を相良中学校に移し、「教職員研修会」を開催しました。牧之原市まちづくり協働ファシリテーター・原口佐知子さんを迎え、「あなたが描く新しい学校とは?」をテーマに、ワークショップを行いました。終始明るく和やかな雰囲気の中、教職員はこれまでの経験や新しいアイデアを出し合い、義務教育学校について語り合いました。
「どうしたら教育が充実するのか?」と真剣な話し合いが行われました。