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熱中症に注意しましょう
熱中症予防…「暑さ指数」をチェックしましょう
蒸し暑い日本の夏は、熱中症のリスクが高いです。
熱中症は暑い環境で体温調整ができなくなり、めまいや吐き気など、さまざまな症状をきたし、最悪の場合は死に至ることもあります。屋外や運動中だけでなく、室内でも起こります。対策の基本は「涼しい場所」「水分塩分補給」「適度な休息」です。
熱中症対策として「暑さ指数」が導入されています。「気温」以外に「湿度」「風の流れ」「光の反射」などを考慮したものです。
環境省のLINE公式アカウントを検索して友だち追加すると、この「暑さ指数」と警戒レベル、行動の注意点などがご自身のスマホに届きます。下記の二次元コードを読み取るか、「環境省」を検索画面で入力してください。
熱中症警戒アラートとは
熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、注意を呼びかけ、 熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報で、暑さ指数が33を超えると発令されます。静岡県では令和6年は44回発表されました、(令和5年は29回)
熱中症警戒アラート発表時の予防行動
- 普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう
- 外での運動は、原則中止・延期をしましょう
- 室内でエアコンなどを使用して暑さを避けましょう
- 熱中症のリスクが高い人に、声をかけましょう
- クーリングシェルターを涼み処として利用するなど、こまめな休憩をとりましょう
熱中症特別警戒アラート(令和6年度新設)
令和6年度から熱中症特別警戒アラートが新設されました。県内全域の暑さ指数が35を超えると発表されます。これは過去に例のない危険な暑さであり、熱中症救急搬送者数の大量発生を招き、医療の提供に支障が生じるような、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあります。この際は、ご自身の身を守るだけでなく、危険な暑さから自分と自分の周りの人の命を守る必要があります。
熱中症特別警戒アラート発表時の予防行動
- 今まで普段心掛けていただいている熱中症予防行動と同様の対応では不十分な可能性がありますので、今一度気を引き締めていただいた上で、準備や対応が必要です。
- 全ての方が自ら涼しい環境で過ごすとともに、高齢者、乳幼児等の熱中症にかかりやすい方の周りの方は、熱中症にかかりやすい方が室内でのエアコンなどにより涼しい環境で過ごせているか確認してください。
- また、校長や経営者、イベント主催者等の管理者は、全ての人が熱中症対策を徹底できているか確認し、徹底できていない場合は、運動、外出、イベントなどの中止、延期、変更(リモートワークへの変更を含む。)等を判断してください。
- クーリングシェルター(指定暑熱避難所)をご活用ください。クーリングシェルターは熱中症特別警戒アラート発表時に一般開放をされる、暑さをしのぐ場所です。
- これまでにない暑い夏が来る可能性を考え、個人としてだけでなく、地域や組織としての暑さ対策をしてください。
予防のための情報や資料は、下記の二次元コードを読み取るか、厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」<外部リンク>をご覧ください。