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牧之原市と福島県白河市は令和8年4月12日、観光交流の活性化や歴史・文化の振興を目的に連携協定を締結しました。
牧之原の地に置かれた相良藩の藩主・田沼意次と白河藩主・松平定信は、歴史上「政敵」とされていましたが、過去の因縁を超えて、観光や産業の振興、歴史的な関わりや文化を通じた交流促進に取り組んでいきます。
令和7(2025)年に放送された大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の主要人物として意次と定信が登場したことがきっかけとなり、両市長が相互に表敬訪問して交流が始まりました。
令和7年9月の台風15号では、大きな竜巻被害を受けた本市に、白河市が応援職員2名を派遣するとともに見舞金も贈るなど、復旧・復興にご支援をいただきました。
令和7年11月には本市で開かれた産業フェアに白河市が初出店、令和8年1月には意次の居城・相良城と定信の居城・小峰城を題材とした「御城印セット」を販売するなど、友好関係を築いてきました。
協定を踏まえて今後は、両市の産業祭で相互の観光PRや特産品を販売したり、本市に白河市民を招いて日本初のサーフィン専用プールを体験してもらうことなど、交流事業を検討していきます。
協定の締結式は、4月12日に開催された「白河小峰城さくらまつり」のステージイベントで行われ、杉本基久雄牧之原市長と鈴木和夫白河市長が協定書に署名しました。
杉本市長は「竜巻被害に対する白河市民の皆様の温かいご支援に感謝する。白河は歴史が息づくすばらしいまち。市民同士の交流を盛んにしていきたい」、鈴木市長は「災害時に助け合うこともできるし、観光文化に限らず交流を続けたい」と話しました。
大河ドラマ「べらぼう」で定信(幼名・田安賢丸(まさまる))を演じた俳優の寺田心さんとタレント松村邦洋さんが見届け人として同席しました。
また、両市の観光・文化交流にふさわしく、本市を拠点に活動する「はいばら太鼓保存会」が出演し、力強い和太鼓の音色と躍動感あふれる響きで、多くの観客を魅了しました。

協定書の詳細については、牧之原市・白河市 観光・文化交流に関する協定書 [PDFファイル/545KB]をご覧ください。