ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織でさがす > 危機管理課 > 南海トラフ地震臨時情報を知ろう

本文

更新日:2025年4月4日更新
印刷ページ表示

南海トラフ地震臨時情報を知ろう

南海トラフ地震とは

​南海トラフ地震は、静岡県から宮崎県の沖合までの南海トラフ沿いのプレート境界で概ね100から150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。
前回の昭和東南海地震(1944年)や昭和南海地震(1946年)が発生してからすでに約80年が経過しており、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高い状態であると考えられています。
南海トラフ沿いで想定される最大規模の地震が発生した場合は、静岡県から宮崎県にかけての一部地域で最大震度7、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れに見舞われる可能性があるほか、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い範囲に10mを超える大津波の来襲が想定されています。

南海トラフ

 

南海トラフ地震臨時情報とは

令和6年8月8日に発生した日向灘(宮崎県の沖合)の地震に伴い、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表され、それを踏まえて政府としての「特別な注意の呼びかけ」が行われました。

「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ地震の想定震源域において大規模地震の発生可能性が平常時より相対的に高まっていると評価された場合などに発表される情報です。情報名の後にキーワードを付記して「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」等の形で情報発表します。

「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」は、想定震源域周辺でマグニチュード7.0以上の地震が発生した場合、または、想定震源域のプレート境界で通常とは異なるゆっくりとしたすべりを観測した場合に発表されます。
想定震源域のプレート境界においてマグニチュード8.0以上の地震が発生した場合には、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表されます。
「南海トラフ地震臨時情報」が発表されても南海トラフ地震が必ず発生するとは限りませんが、大規模地震に備えた行動を取ることで、被害を減らすことができます。
情報発表に合わせて、政府や自治体などから取っていただきたい行動等をお知らせしますので、それを踏まえた対応をお願いします。

  • 「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表された場合は、「日頃からの地震への備えの再確認」に加え、すぐに避難できる態勢の維持などの「特別な備え」をお願いします。
  • 「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表された場合は、これらに加え、地震発生後では津波からの避難が間に合わない可能性のある方々は、自治体からの指示に基づき1週間の事前避難をしてください。

また、「南海トラフ地震臨時情報」が発表されなくても大規模地震が発生することがありますので、日頃から家具等の固定や避難場所・避難経路の確認等を行い、地震に備えておきましょう。(内閣府・気象庁)

南海トラフ臨時情報1

南海トラフ臨時情報2

関連リンク