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令和4年8月31日開催「須々木区」との意見交換会
文教厚生委員会では、令和4年8月31日に須々木区の皆さんと市民会議を行いました。
現在、文教厚生委員会では、所管事務調査事項を「高齢化社会対策について」として調査研究を行っており、今回は「須々木区支え合い生活支援事業」についての概要をお伺いし、課題や今後の展望などについて意見交換を行いました。
「須々木区支え合い生活支援事業」とは、「無理はしない!自分達のできる範囲で!」という理念の下、須々木区内に住む移動が難しい70歳以上の人を対象に、10分100円(チケット制)で、ごみ捨て・買い物代行・電球交換・移動支援(病院、スーパーなど)などの簡単な生活支援を行う事業です。
意見交換の中では、「この事業の立ち上げには、少しの人力は使ったがお金は使っていない。まずやってみようという声を上げることで他地区でもできるのではないか」「規則を作ったり補助金をもらったりということも考えられるが、『気楽に、できる範囲でやる』ということも続けていける要素だと思う」といった生の声を伺うことができました。
牧之原市の現在の高齢化率は約32%であり、今後さらに高齢化が進むことが予想されます。そのような中、地域で支え合う(助け合う)須々木区のような活動は非常に重要なものとなります。
文教厚生委員会では、今回の意見交換の内容を参考に、今後も「高齢化社会について」の議論を深めていきます。